暗殺教室DM〜魔王達の逆襲!〜 作:ドルゴラモン
激しくぶつかり合う二つの影そしてその一人である黒い騎士・・・アルファモンが話し始めた
「もはやここまでだ!オグドモン!ここで俺達ロイヤルナイツがお前を倒す!!」
「確かに俺の命はここで尽きそうだな・・・だが・・・これならどうだ!?」
そう言ってオグドモンは自身の意識データを数ある現実世界の一つへと流し込んだ
「しまった!?」
アルファモンは急いでその影を追いかけていったが
残念ながらそれに追いつけることはなく取り逃がしてしまう
「クッソ!・・・このままではあの人間界に危害が加わってしまう・・・!」
『それならば・・・あの人間を使いましょう・・・』
「!?イグドラシル!?」
アルファモンの頭に響いてきたのは
彼の君主でありデジタルワールドの神イグドラシルの声だった
「待ってください!まさか人間とはあの少年のことですか!?」
『ええ・・・彼の体はすでに限界を迎えていた
・・・もう生き返るのは無理でしょう・・・
それを私の力を使い魂を転生させます・・・オグドモン達が逃げた世界へと・・・』
「しかし!」
アルファモンは君主であるイグドラシルの意見には賛同できなかった
なぜなら例の少年はアルファモンにとっては特別な存在だったからだ
『アルファモン・・・あなたがそう思うからこそ・・・
私はあの少年を転生させたいのです・・・
彼が本来、歩むはずだった彼自身の道を歩ませる為に・・・』
「イグドラシル・・・わかりました・・・そのかわり・・・一つだけお願いがあります」
『・・・いいでしょう・・・もうしなさい・・・』
「どうか私を・・・かの少年に同行させてください!」
アルファモンは少年を心配しているのか同行をお願いしてくる
「・・・ならば私達もその旅路に同行しよう・・・」
するとアルファモンに同行すると言う声が聞こえてきた
振り返るとそこには他のロイヤルナイツが全員集結していた
「お前達・・・どうして・・・?」
「水臭いぞアルファモン・・・我はいつでも友であるお前についていく」
「私もだ・・・それにあの世界には決着をつけなくてはいけない奴もいるのでな・・・」
オメガモンとデュークモンはみんなを代表してそう答えてくれ
アルファモンは心の中でみんなに感謝の言葉を述べていた
『話は纏まりましたか?』
そこへイグドラシルが割り込んできた
『どのみち彼はまともに戦う術を知らない・・・
なので最初からあなた方を同行させるつもりでした・・・
しかし・・・向こうの世界ではあなた方も
依り代となる体がなければ実体化はできません・・・
それでも行きますか?』
イグドラシルは最後の確認の為に
みんなを見るがどうやらその目に迷いはないようだ
『・・・わかりました・・・早速始めましょう・・・』
イグドラシルは例の少年を召喚してすぐさま転生の儀式を始める
そしてロイヤルナイツと少年は意識データへと変換され現実世界へと向かった
『・・・頼みましたよ・・・ロイヤルナイツ・・・そして・・・希望の少年よ・・・』