暗殺教室DM〜魔王達の逆襲!〜 作:ドルゴラモン
こうして俺・・・風間 幽雅(かざま ゆうが)は転生した
全てはこの世界へと逃げてきた七大魔王を倒す為
オグドモンの復活を阻止する為だ
しかし今のところそれらしい情報は入っていない
あいつらの手下であるデジモンは至る所で出現しているが
黒幕である七大魔王に関しては依然としてその姿を隠している
そうこうしている内に俺は中学生となってしまっていた
『幽雅早く起きないと遅刻するぞ?』
「ああ・・・わかった・・・」
マグナモンの声で起きた俺はいつも通りの朝支度をする
歯を磨き顔を洗って朝飯を食べてデジモンを倒す
・・・一つだけおかしいのはあるのはきにするな・・・
「全く・・・手下は出てくる癖に肝心のやつらは全然姿が見えない・・・」
『そう簡単には出てこないだろうな・・・
何せ今のあいつらもこの世界にはまだ順応しきってはいないはず・・・
そんな状況で先に仕掛ければやられる可能性の方が高い・・・』
ドゥフトモンの話では彼らがここにきたのは俺達と一緒だが
依り代となる体・・・つまりは俺がいるロイヤルナイツとは違い
彼らにはこの世界で自分の依り代となる物がなければ活動はできないのだ
そして彼らは七大魔王・・・そう簡単には依り代は見つからないだろう
『だがここに来てもう十年以上は経っている・・・
もう一人くらいは依り代を見つけていると考えるべきだろうな・・・』
ドゥフトモンの考えではおそらく近いうちに彼らは活動するだろうと考えていた
「是非ともそうしてくれると助かるね・・・でないと俺がここにいる意味もない・・・」
『・・・・・』
そう・・・俺は彼らを倒す為だけにこの世界に蘇った
いや・・・転生したのだ・・・全てを失って・・・
『感傷に浸っているところ悪いのだが・・・時間はいいのかな?』
「えっ?」
ロードナイトモンの声を聞いてスマホの時間を見てみると
あと少しで遅刻する時間になろうとしていた
「・・・・・ヤッベェェェェェ!!」
『やれやれ・・・君の慌てる顔は美しくないね・・・』
「うるさいわ!ナルシスト!!」
『私はナルシストではない・・・この世の美しいものが好きなだけさ・・・
もちろん私も美しいから好きなのだがね!』
「それを世間ではナルシストっていうんだよ!!」
そんな下らない会話をロードナイトモンを繰り広げながら全力疾走で学校へと向かう
(それにしても・・・学校にだけはちゃんと行くなんて・・・君は変に律儀だね〜・・・)
ロードナイトモンは全力で学校に向かう俺を見ながらそう思っていた
そして放課後・・・
「はぁ・・・マジで疲れた・・・」
『まぁ・・・朝からデジモンと戦ったし全力疾走したしね・・・』
ジエスモンが苦笑いしながら俺の苦労を慰める
『たるんでおる!そんな事ぐらいで根を上げるようなら七大魔王など倒せん!
今日から鍛錬のメニューを増やすぞ!!』
しかしその師匠であるガンクゥモンは逆に俺の鍛錬のメニューを増やそうとしていた
「勘弁してくれよ・・・」
俺は熱くなっているガンクゥモンに呆れながら歩いていると
なにやら見知った顔が不良に絡まれているのを発見した
「ああ?!なに見てんだ?!」
「いや・・・普通に目立つ事してなら見るでしょ・・・」
そして普通に見ていた俺はその不良に絡まれてしまう
「だったらその目を閉じさせてやる!!」
そう言って不良が殴りかかってきたので俺はしゃがんで躱しアッパーを決める
「あ〜・・・しまった・・・思わず反射でやってしまった・・・」
「テメェ!よくも!!」
それを見ていた他の不良も女の子に絡むのをやめて俺に向かってくる
俺はそれを反射の要領で全てのしてしまった
(・・・ガンクゥモンとの修行の量を減らすかな・・・?)
俺は遠い目をしながらどうしようかと思っていると
「あの〜・・・助けてくれてありがとう!」
先ほど絡まれていた女子達が俺にお礼を言ってきた
「別に・・・見てたら絡まれただけで
お前らを助けようと思ったわけじゃないよ・・・それじゃあ・・・」
俺はそのまま何も告げづにその場を後にした
そしてその夜・・・俺は町内を散策していた
その理由はデジモンの気配を感じ取ったからだ
「・・・ん?あれは・・・あの時の不良か?」
すると俺の目の前に先ほどの不良の一人が立ち塞がった
そして急にスマホを取り出すとその姿をデビモンへと変える
「また雑魚かよ・・・今回も収穫はなしだな・・・」
そう言いながら俺もスマホを取り出してとあるアプリをタッチする
「リアライズ!レオモン!!」
その声とともにスマホが光り俺の姿がレオモンへと変わっていく
「貴様はここで死ぬのだ!デスクロウ!!」
「そんなもんが俺に効くか!獣王拳!!」
俺は華麗に相手の攻撃を躱して必殺の一撃をお見舞いする
「ガァァァァァ!??」
胸を貫かれたデビモンはそのまま消滅して地面には先ほどの不良が倒れている
『・・・彼はどうするんだ?』
「決まってるだろ?放っておく」
何も収穫の得られなかった俺はそのまま家へと帰って行った