暗殺教室DM〜魔王達の逆襲!〜 作:ドルゴラモン
それから俺は学校に呼ばれた
どうやら俺は今日から落ちこぼれと呼ばれているE組に落ちるらしい
だが正直な話をすればどうでもいい
俺の目的はあくまでオグドモン復活の阻止だ
学校なんてほんのついで・・・そう・・・ついでなんだ・・・
「とは思っていたが・・・まさか本校舎から1キロも離れてるとはな・・・
無駄な体力使うぐらいだったらちゃんと勉強しておけばよかったか・・・」
そんな事を後悔しながら俺は軽快な足取りで山道を登っていくと
「あっ!この前の助けてくれた人だ!」
「ん?」
なにやらそんな声が聞こえてきて振り返ってみると
この前、不良に襲われていた女子三人が目の前にいた
「同じ学校の人だったんだ!知らなかった〜・・・
あっ!私は矢田 桃花!よろしくね!」
「私は倉橋 陽菜乃だよ!」
「速水 凛香よ」
と三人づつ自己紹介をされた
「俺は編入で入ることになった風間幽雅だ・・・
あと礼に関しては前に言ったがいらん・・・
降りかかってきた火の粉を払っただけだ」
「「おぉ〜・・・」」
実際、普通に現場を見ていたら絡まれて
殴られそうになったからやり返しただけである
そうじゃなければスルーしていただろう
・・・だからそのちょっとカッコつけた事言ってるよみたいな目はやめろ
「・・・てか急がないと遅刻になるんじゃないか?」
「う〜ん・・・そうなんだけど・・・さすがに1キロは辛くて・・・」
「もうヘトヘト〜・・・」
どうやら女子にとってはこの1キロの道のりはかなり来るみたいだな
「そうだ!幽雅くんにおぶってもらおう!」
「はぁ!?」
何をトチ狂ったのか倉橋はなぜか俺の背中に引っ付いて離れなくなった
「ちょっ!?ふざけんな!自分の足で歩いてこその成果だろうが!!」
「でも疲れたんだよ〜・・・幽雅くんはこんなか弱い女子をこれ以上歩かせるの?」
「・・・いや・・・そんな上目遣いしてもダメだし・・・」
「チェ〜・・・でも降りないけど」
「降りねぇのかよ!!」
どうやら倉橋は俺が何を言おうと背中から降りる気は無いらしい
「てか遊ぶのもいいけど・・・本当に時間無いわよ?」
すると速水が腕時計を見て本当に遅刻しそうだと教えてくれる
「はぁ〜・・・しょうがない・・・先に言ってくが文句は受け付けないからな?」
「「「へっ?」」」
さすがの俺も遅刻をして説教はされたくないので
矢田と速水を抱き寄せてその場から跳躍した
「「「えぇぇぇぇぇ!?」」」
「あんまり叫ぶと舌を噛むぞ?」
そして俺はたった一回のジャンプで校舎の前へとたどり着いた
「ふぅ・・・どうやら遅刻はしなかったみたいだな」
「いや・・・それ以上のツッコミどころがあるんだけど・・・」
「さっきも言ったが文句は受け付けない」
俺は鋭い視線を送ってくる速水を放っておいて校舎の中へと入っていく
『全く・・・さっきの行動はあまり感心しないぞ?
君の素性は秘密にしておかないといけないんだからな?』
「わかってるよ・・・でもどうせ俺が異世界人だなんてわからないって」
マグナモンからの小言を放っておいて俺は職員室に入ると
「ヌルフフフ!ようこそ!」
「・・・・・」ガラララララ・・・ピシャン!
「ちょっ!?なんで扉を閉めるんですか!!」
なにやら得体の知れない生き物がいたので俺は幻覚でも見ているのかと思ったが
どうやらこれは本物のようだ
(しかしなんだこいつ?明らかにデジモンではないよな?)
俺はもはやこの男が一体何なのかとも思っていたが
その後ろから近づいてきた気配を察知して目をやると
「貴様・・・!あれほど我々が説明する時まで姿を隠しておけと言ったよな・・・!?」
「え〜?だって〜早くみんなの顔が見たかったんだも〜ん!」
「やかましい!貴様がそんな風にうねうねしても気持ち悪いだけだ!」
「・・・・・」
目の前のやり取りを俺はどうすればいいのかと思って見守り続けていると
「すまない・・・できればこの事は朝のホームルームまで黙っておいてもらえないか?」
ガタイのいい男の人が内緒にしておいてくれとお願いしてきた
「別に大丈夫ですが・・・とりあえずそいつはなんですか?」
「ああ・・・それはみんなと一緒の時に説明する・・・」
そう言われて俺はとりあえず編入手続きだけを済ませて教室へと向かった
そしてそこで初めて聞かされるのだ・・・彼が月を破壊した張本人であり
来年にはこの地球を破壊しようとしている事を・・・