暗殺教室DM〜魔王達の逆襲!〜 作:ドルゴラモン
まさかの編入早々に自分の担任が怪物だと教えられ
しかもその相手を暗殺するように言われる
正直な話をするとデジモンを倒して回っている俺でも
びっくりするくらい非常識な事が目の前で起きていた
『・・・彼からは微かだが人間のデータが混じっている・・・
もしかしたら人間からあの姿になったのか?
それとも遺伝子情報の中に人間の情報も組み込まれたのか?』
「さぁな・・・なんにしても俺には関係ないね・・・
世界を滅ぼそうとしている怪物は目の前のあいつだけじゃない・・・」
そう・・・彼はわざわざ来年に地球を破壊すると宣言しているが
俺が追っている七大魔王は復活し次第この世を乗っ取ろうと動き出すだろう
つまり・・・彼の事は俺の中では後回しの事項になるのだ
「ヌルフフフ!みなさん今日の暗殺に失敗してますね〜!
しかし風間くん?どうして君はみなさんのように暗殺をしないのですか?」
「別に・・・俺はあんたに興味がないだけだ・・・」
「そうですか・・・ならば先生!もっと興味を持ってもらえる為に色々としてみせましょう!」
そう言って先生はマッハ20で色んな芸を見せ始めた
「いや・・・別にそういう意味で興味ないって言ったわけじゃないんだが・・・」
しかし当の本人にはどうやらそんな言葉は届いていないようだ
「はぁ・・・なんか必死で考えてる自分がバカらしくなってくるな・・・」
さすがの俺もここまで必死に先生をやられていると
必死で悩んでいる自分がバカらしく思えてきた
「ヌル?どうやら今日の授業はここまでですね!
それではみなさん気をつけて帰ってくださいね!」
下校のチャイムがなり俺はそのまま教室を後にしようとすると
「ちょっと待ってよ〜!」
後ろから矢田が追いかけてきた
「帰るんならそこまで一緒に帰ろ?」
「別にいいが・・・俺はスーパーに寄ってから帰るぞ?」
「そうなの?実は私もお使いを頼まれてたからちょうどよかった!」
どうやら矢田もスーパーに用事があったらしく
俺達は二人でスーパーへと向かった
「えっ!?風間くんって一人暮らしなの!?」
「正確にはお手伝いさんと二人暮らしだがな?
両親が海外の仕事をしていてどうしても日本で暮らしたいと言った時に
そのお手伝いさんと一緒に引っ越してきたんだ」
「へぇ〜・・・」
実際は嘘っぱちである
確かにお目付役みたいなデジモンはたくさんいるが
人間の住民は俺一人であり両親は最初から存在しない
昔デジモンと関わった事のある人が後見人をしてくれているだけだ
(まぁ・・・その人は確かに海外の大企業の社長をしているからな・・・
最初にあの人が用意してくれた住居を見たときはマジで驚いた・・・)
後見人である人が置いていってくれたのはまさかの立派な一軒家だった
さすがに俺一人でこんないい家に住むわけにはいかないと思ったのだが
そのあとでアパートなどを探しても見つからなかったので
結局は今もそこに住んでいる
「いいな〜・・・今度、遊びに行ってもいい?」
「・・・なんか嫌な予感がするから遠慮願おうか?」
「別に変なことなんてしないよ?」
「いや・・・お前じゃなくておそらくは・・・まぁいいか・・・」
「?」
そう・・・おそらく矢田は何もしないだろう
問題があるとしたら俺らの事をそっと影から見ている
「ヌルフフフ」
あのタコの方である
(てかあれ国家機密なんだよな?あんな風に外に出歩いていいのか?)
そんな事を思いながら俺達ははとりあえず買い物を終えて外へと出る
「ごめんね〜?買った物を持ってもらっちゃって」
「別に・・・どうせついでだしな・・・」
俺は矢田の荷物を持ちながら道を歩いていく
「それじゃあ私こっちだから!荷物持ってくれてありがとうね!」
「ああ・・・それじゃあな・・・」
こうして俺は矢田と別れた
翌日になり何やら寺坂という男が潮田に何かを吹き込んだらしく自爆攻撃を仕掛けた
(バカだな・・・ただマッハ20を出すだけの相手だったら政府が倒せないわけないだろ・・・)
俺の予感は的中し煙の中から無傷の先生と何かに包まれた潮田が出てきた
そして本気で怒った先生がみんなの家の表札を持ってきて脅しをかけてきたのだが
「・・・あのさ・・・表札持ってきちゃったら宅配の人とか困ると思うんだけど・・・」
「ヌニャァ!?そうでした!先生今すぐにこれを返してきます!」
(((((しっ締まらねぇ〜・・・)))))
その後、名前のなかったうちの担任に殺せんせーというあだ名が付けられた