暗殺教室DM〜魔王達の逆襲!〜 作:ドルゴラモン
殺せんせーと名付けられた先生を暗殺すべく
みんなは色々と画策して頑張っていた
今日も杉野が野球ボールで暗殺を試みたらしいが
俺から言わせてみれば音が出ない分、確かに銃より暗殺向きだが
少しでもバレてしまえば銃よりも遅いボールの対処などあの先生には余裕だろう
「・・・みんな頑張ってるな〜・・・」
「そういうあんたは本当に何にもしないの?」
俺がみんなを見て頑張る姿に感心していると
いつの間にか隣にいた速水が俺に対して暗殺しないのかと聞いてきた
「俺は正直な話をすればあいつの暗殺には興味ないんだよ・・・
たとえあいつを殺さないと地球が壊されるとしてもな・・・」
「・・・随分と客観的に見てるんだね・・・」
「まぁな・・・そんなわけでこんな俺に構わずに頑張ってくれ」
そう言って俺は教室の中へと戻っていく
「・・・あいつ・・・いつもああなのかしら?」
放課後になった瞬間に俺はデジモンの気配を感じ取って
すぐにその場へと向かった
そこにいたのは大量のイビルモンだった
「・・・さすがにこんだけいるとうざいな・・・」
俺はそう思いながらとりあえずスマホを取り出す
「リアライズ!ペイルドラモン!」
俺は氷の竜であるペイルドラモンへと姿を変えて数いるイビルモンを倒していく
「アイスエイジ!」
イビルモンの群れを吐息で凍らせて
「メテオへイル!」
それを上空へと飛び上がり突進して粉々にする
「フゥ・・・数が多いだけであっけなかったな」
『いや・・・おそらく本命は別にいるはずだ』
戦いを終えて一息ついていると
ドゥフトモンが本命のデジモンの存在を危惧していた
『本来ならイビルモンはリーダーとなるデジモンがいてそれに仕えるはずだ
こんな風にイビルモンだけで群れるケースは稀なんだ』
「つまりは俺をここへ導く為の陽動ってわけか?」
『おそらくはそうだろうな・・・他にデジモンの気配を辿れないか?』
「そんな事言われてもな〜・・・!まじかよ・・・うちの学校からだわ・・・」
俺は再び気配をたどってみると小さいがE組の校舎から気配を感じ取った
『それが本命のはずだ!
そしてイビルモンを従えさせるという事はおそらく完全体以上・・・
気をつけろ!』
「わかってるよ!」
俺は大急ぎで校舎に向かうとそこには悩んでいる杉野と
そこへゆっくりと近づいていくデジモンの姿があった
「ようやく見つけたぞ?あいつの願いを叶えるフリをして魂を奪い取ろう」
「悪いが・・・あいつの願いはお前に叶えてもらえなくても
自分で叶えられるっての」
「っ!?誰だ!!」
そのデジモンが振り返るとそこにはすでに俺の姿があった
「全く・・・そう言ったせこい部分だけは相変わらずだな・・・フェレスモン」
「まさかこんな短時間にイビルモンを倒すとはな・・・
やはりもっと数を増やしておくべきだったか・・・!」
「別に数の問題じゃねぇっての・・・まぁ・・・お前もすぐに倒すけどな?」
「果たしてそう簡単にいくかな?ブラックスタチュー!!」
フェレスモンが目から光線を放ち俺はそれを躱すが
光線を受けた木々は全て黒い石像へと変えられてしまう
「リアライズ!スティフィルモン!」
俺はスマホを取り出してすぐにスティフィルモンへと姿を変える
「お前もすぐに狂気に飲み込んでやろう!
デーモンズシャウト!!」
フェレスモンは呪いのこもった叫び声をあげて
俺の精神を攻撃しようとしていたが
「悪いが・・・俺にそんな精神攻撃は通用しねぇんだよ!
ギガクリムゾンダイブ!!」
残念ながら俺にはそんな攻撃は通用せず
高くジャンプしてそこからきりもみ回転を突っ込んで
フェレスモンに大きな風穴を開けた
「私の計画は・・・完璧だった・・・はず・・・なの・・・に・・・」
そう言い残してフェレスモンはデータへと還って行った
「フゥ・・・さすがに完全体相手はきついな・・・」
俺は変身を解除して一息ついていると
「こっちから声が聞こえてきたと思うんだけど・・・」
先ほどの戦闘の音に気がついた杉野と潮田がこっちに向かってきていた
「バレる前に退散した方がいいな・・・」
こうして俺は二人にバレないようにその場を立ち去り
後日、杉野は殺せんせーのアドバイスで自分の野球を見つけたのだった