暗殺教室DM〜魔王達の逆襲!〜 作:ドルゴラモン
あれから色々と殺せんせーを倒すべくみんなは色々と頑張ってやっていた
そして今・・・俺達は体育の時間で烏間先生の指導を受けていた
というのも実はすべての科目は殺せんせーが受け持つはずだったのだが
体育に関してはあまりに怪物的な動きしかしないので
生徒から苦情が入りそれで軍人でもある烏間先生が受け持つことになったのだ
「それにしても・・・こんな訓練意味あるんですか?しかもターゲットがいる前で」
前原がナイフを持って本当にこんなのが役に立つのかと思っていた
「勉強も暗殺も同じだ
基礎は身につければつけるほど役に立つ」
それを聞いてもみんなはあんまり理解はしていなかったようだ
(まぁ・・・普通はこんな風にナイフを振ることなんてないからな〜・・・
そんな事を言われて理解しろって方が無理か・・・)
すると烏間先生もそれを感じ取ったらしく
うちで一番接近戦の得意な磯貝と前原にナイフを当てるように言っていた
それを聞いた二人は本当にいいのかと不安に思っているが
彼は現役の軍人だ
素人のナイフを捌くなんて朝飯前だろう
その予想通り二人は全くと言っていいほどナイフを当てれずに烏間先生に投げ飛ばされる
「さて・・・風間君、君にもこれをやってもらおうか?」
「・・・俺ですか?」
「ああ」
「・・・・・」
俺はそれを聞いて不思議に思ったがおそらくは殺せんせーが何かを言ったのだろう
(仕方ない・・・適当にやる気だけ見せて負けるか・・・)
俺は少しだけ本気を出して負けようと思いナイフを構える
「そんじゃま・・・行きますよ?」
「!?」
俺は一瞬で烏間先生の懐に飛び込みナイフを振るう
烏間先生はそれに反応してナイフを持った手を受け止めるが
「なっ!?」
実はその手にはナイフはなく空中に止まっており
同じ軌道で振るわれていたもう片方の手にナイフは収まり
そのまま烏間先生に向かって振るうがそれは回避されてしまい距離をとられる
(さすがにこれくらいは躱すか・・・そんじゃま・・・これはどうかな!?)
俺はナイフを烏間先生に向かって投げる
もちろんこれくらいなら普通に躱せるだろう
だから俺は更にナイフの柄を蹴り加速をつける
「!?」
目の前でナイフが加速したのを見た烏間先生はなんとかそれを躱したが
その一瞬で俺を見失ったのが痛かった
「何っ!?」
俺はその時にはもう彼の背後に回っており
蹴り飛ばしたナイフを掴んでそのまま振るったのだが
「ヌゥン!」
烏間先生は無理やり体をねじりその刃を躱した
(まじかよ・・・あれも躱すとかこの人も大概人間やめてないか?)
さすがにこれ以上は本性を出さないといけないと感じた俺は
「参りました・・・さすがにもうありません」
降参とばかりに手を上げる
「わかった・・・それじゃあ授業を再開するぞ!」
みんなは基本がどれだけ大切なのか理解しナイフの素振りを続ける
「スゲェな風間!どうやったらあんな動きができるんだよ!?」
授業が終わって移動していると前原が先ほどの動きに対して聞いてきた
「さぁな・・・単純に鍛え方が違うんじゃないか?」
俺はまともに答える事をせずに教室の中に入っていく
そして休み時間になるとどうやら停学が解けたカルマという男が戻ってきたらしい
しかもその少年は早速、殺せんせーの触手を破壊したのだとか
(まぁ・・・完全に先生が油断してただけだろうな・・・だが・・・ここからはそうはいかないな・・・)
そう思っているとやはり殺せんせーも途中から本気になりそこからは
まるで子供と遊んでいるかのようにカルマはおちょくられていた
そして放課後になりカルマは自分の命と引き換えに殺せんせーを殺そうとしたが
「ヌルフフフ!先生ちょっとネバネバしてみました!これではさすがに撃てませんね〜?」
殺せんせーはまるで蜘蛛の巣のように体を広げてカルマを受け止め
しかもそのまま行動不能にさせた
「あっ!ちなみに先生には見捨てるという選択肢はないので
いつでも信じて飛び降りてくださいね?」
これを聞いた瞬間にカルマはもうこれ以上は無駄だと思い
一人よがりはやめようと思った時だった
「なんだよ・・・せっかく彼の魂をもらおうと思ったのに・・・」
「「!??」」
彼の背後にまるで死神のようなデジモン・ファントモンが現れた
「まぁいいか・・・結局は僕が殺せばいいだけだし・・・ソウルチョッパー」
そう言ってファントモンが襲いかかった瞬間だった
「紅蓮獣王波!!」
ファントモンの目の前に獅子の形をした炎が飛んできた
それを躱して飛んできた方向を見てみるとそこにはフレアモンがいた
「悪いが・・・貴様が奪っていい命はここにはない・・・!
清々之・・・咆哮!!」
フレアモンは口から全てを燃やし尽くす炎の咆哮を放ち
ファントモンをデータごと灰にしたのだった
「・・・・・」
そしてフレアモンはそのまま森の中へと戻り元の姿へと戻った
「全く・・・随分と面倒な状況になってきたな〜・・・」
元の姿に戻った俺はそのままみんなと一緒に帰るカルマを見守るのだった