閻魔様と地獄巡りな宝探しうええええい![完結]   作:白千ロク / 玄川ロク

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あとがき&あらすじ

※あとがきを書いた日付込みで個人サイトからの再掲になります

※新規投稿する際の【あとがき】には収まらない長さなので、こうして一話分として投稿しました。肩透かしすみません。

 

 

 電撃さんではあやかしドラマもどきなお話(2018年)とTSなお話(2019年)を送って一次もかすらずに落ちたので、よし、ならば次は恋愛もの――ピュアラブなものを書こうと思って書きました。恋愛ものはいつの時代にも需要があるので。

 どうにかこうにか書き上げましたが、最終的に恋愛かこれ、ピュアラブなのか…?になった感が否めませんね…。そしてまたも一次にかすりもしなかったので、供養のためにアップしましたー。

 ついでに言いますと、タイトルで目を引いてもらおうとこんなタイトルになりました。うええええい!はWAY(道)とテンションが上がったときを表す「ウェーイWWW」(ウェイ系)のダブル・ミーニングです。

 ここでぶっちゃけますが、毎回タイトルを考えるのに苦労しますがね…。タイトルを閃いたときに都度メモをしていたりもしますが、物語に合うようなタイトルがあるのかというと解らないというね…。そして新しくタイトルを考えるとなるわけです。結局ダメダメなやつなんですよ。へへへ。

 

 

 下記に記すあらすじに関しては、参考にしていただきたいなあと思って載せています。

 ほら、新人賞落選作はネットの海原にかなりの数ありますが、あらすじまでは載せてないよなあとか、私はそのお話のあらすじがどう描かれるのか知りたいんだよ!と思ったことが何度かありますので。

 いやまあ、落選作になにを学ぶんだという意見もあり得るでしょうが…。まあそれは置いておいて、私はこう書きましたよー。ちなみに、あらすじは括弧でルビをふってありますが、ルビ要素は使ってないです。

 そして思いましたが、ハーメルンさんや小説家になろうさんはルビや傍点をふるのが簡単だし楽だわ。システムを組んでくださった方々にはありがとうと言いたいですね。届くことはないとは思いますが、ここで言っておきますね。本当にありがとうございます!

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

2020.09.04

 

◆ 執筆時期 ◆

執筆開始 : 2020.02.05 - 執筆終了 : 2020.04.06

 

 

【 あらすじ 】

 

※800文字以内(ルビを除いて)

 

 クリスマスイブに初の彼氏が女の子といるところを目撃した女子大学生である乙女《おとめ》雪子《ゆきこ》は、ふたりの仲の良さから自身が遊び相手であることを悟り、彼氏に対して地獄に落ちろやと強く思う。願いは叶えられたが、落ちたのは雪子の方だった。

 

 喚んだのは地獄の長である閻魔羅闍《えんまらじゃ》。名を常世《とこよ》という美形の男。喚んだ理由は《宝》探しのため。《宝》の姿は解らないようだが、探し当てた暁には元の世界に戻れると言われれば協力するほかない。衣食住の保障と引き換えにして、雪子は手伝うことになる。地獄は地獄でも、雪子自身の知る地獄とは異なる世界で。

 

 翌日から始まる《宝》探しでは、砂丘、川辺、火山といった、澄んだ空気がたっぷりある場所で話をしたり、小動物と触れたり、ぶらぶらしたりした。しかしどの場所にも《宝》の反応はない。そして、なぜかときおり目の前にふたりの人がなにかやりとりをする映像が広がっていた。

 

 四日目に訪れた森で、雪子は記憶を取り戻す。この地獄で生まれた精霊だということ、常世を想っていたのだということを。目の前に現れていた映像は、封じられていた記憶の断片であったことも知る。喚び戻すにあたり封印が弱まっていたのだ。雪子は楽しそうに語る現世を見てみたいのだと、常世に詰め寄ったことも理解してしまっていた。輝く瞳で言われてしまえば常世に勝ち目はない。常世は渋々だが了承し、雪子は現世に送られ、【乙女雪子】となった。混乱しないようにと記憶を封じられ、新たな記憶を作り上げられて。

 

 雪子が喚ばれた、いや、戻されたのは、ほかの男に取られたくない常世の嫉妬からであった。《宝》探しも、引き留めるための出任せであると白状される。と同時に、常世から伝えられなかった想いを数年越しに伝えられ、晴れて両想いとなる。

 

 

(おわり)

 


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