意外と十二大戦を知ってる人が多くて、驚きました。まあそれもそうか、あの西尾維新様の作品ですもんね、一応アニメ化もしてましたし。
感想も書いてくれて、期待もしていただき、本当に嬉しい限りです。
そんなことは置いといてさっさと始めますね。
今回はまだ入試に行きません。
入試の前に一つの兄弟の会話を聞こう。
これはまだ、断罪兄弟が中学校一年生の時の下校の時のことだ。兄がおもむろにスマホを取り出し、弟の方に見せると、
「リトルブラザー、俺様達の偉大なおとーさまからだ、俺様達の相棒が完成したってよ。」
とメールを見せながら説明した。
「おっ、早いね、まあ設計図渡してたから当たり前か、同じ精度だったら嬉しいんだけどな、じゃあ早速、いつものところで試そうぜ!ビックブラザー」
「ああ、だがその前に言っておくことがある。結構大事な事だからよく聞けよ、弟」
兄の方を向くと、結構真面目な顔をしていた。
「何だよ、兄ちゃん真面目って珍しく」
「何言ってんだ、俺様はいつでも真面目だぜ、でだな、恐らく暫くの間、公の場では俺様達の相棒、『人影』と『逝女』は使えない。これは分かるな?」
「ああ、だから、公共の場で使うことが許可されるヒーロー免許を取得するまで俺達の偉大なおとーさまの私有地で使うんだろ?」
「そうだな、確かにそれなら問題がない。だが、一つ問題があってな、雄英高校に入ってら高校では殆ど使えない可能性が高いんだ。俺様達の相棒、殺傷能力高すぎるから」
「あっ、そうか」
意外な所を忘れてた、そんな顔をしている弟を確認し、話を続ける。
「でも、完全に使えないとは限らない。例えば、雄英体育祭、この時使える可能性がある。もしくは『人影』と『逝女』は使えなくても、もう少し殺傷能力を落とした火炎放射器と氷冷放射器なら使える可能性もあるしな。だが、俺様達にとってあまり良くない結果になるだろう」
「そうだな、俺達は相棒が合ってこその戦士だし、一番実力も出しやすいしな。で、その問題はどうするんだ?」
「ああ、そこでだな、高校で武器を使えない間は俺様達の身体能力でやっていくことにしようと思う。勿論俺様達の最大の戦闘の要である相棒の練習はするがな」
「なるほど、俺達は相棒がないと、他の戦士達に劣るが、格闘術と戦士としての技だけでも、そこら辺のヒーローにも勝てるし、応用性があるしな」
「そう言うことだ。理解が早くて助かるぜ、弟」
「当たり前だぜ、兄ちゃんのことは他の誰よりも理解してるつもりだぜ。でもさ、一つ疑問があるんだ兄ちゃん。俺の『人影』よりも恐ろしく殺傷能力のある個性があるのに個性は雄英でオーケーで、武器はダメなんだ?例えば、俺の『人影』に似たエンディヴァーは火力では多分そんな変わらないけど、範囲はあっちの方が圧倒的に上だぜ?」
すると兄は、呆気なく答えた。
「ん?そんなことか?簡単さ、武器だからだよ。個性てのはあくまでもその人のオンリーワン、でも武器は他人でも作ったり使えるからさ。俺様達からすれば違いがなくても一般的には大きく違うんだよ。この世界でも元の世界でもな、他には何かあるか?」
「あーなるほどね。他には特にないかな」
「なら話を続けるぜ、そこで俺様達はこの世界で逞しく生きるために最低でも三つの戦闘パターンが欲しい」
「なるほどな、一つは俺達の相棒、二つ目は格闘術、主にこの二つで俺達は元の世界を乗りきったな?兄ちゃん」
「そうだな、でもな弟、俺様達は相棒をむやみやたらに使えないこの世界じゃもう一つ何か欲しいんだ。分かるな弟?」
「あー、それが大事な話か、兄ちゃん」
「そうだ、だからこの中学三年間の間に、高校でも、ヒーロー免許を取得してからも使えるものを作ろうぜ、てことだ」
「了解だ、兄ちゃん。流石頭切れるねー、でも取り敢えず今日は相棒達の錬度を確かめようぜ」
「そうだな、じゃあ相棒受け取って早速、訓練所に行くか」
「おうよ、楽しみだぜ」
こんな危ない会話をしながら、兄弟は帰路をさっきより足を速めて帰った
はい、今日はひとまずこんな感じでしょうか、次回は入試回を考えてます。次回が合ったら楽しみにしといてください。
疑問がありましたら是非とも言って下さい。無い知恵を絞りながら答えますので。
あと、もう一つの戦闘パターンは考えてる最中ですので、アイデアが合ったら教えて下さると嬉しいです。(高校で使えそうなやつ)
あと、今さらですが、僕ヒロの世界は多少知ってる程度ですのでアドバイスを頂けると嬉しいです。
今回も見ていただき誠にありがとうございます。次回が合ったら是非ともまた読んで頂けると嬉しい限りです。
ではまた次回があったらお会いしましょう。