幼女の俺がおっさんで魔法少女なのに悪の幹部   作:優勝する動画

1 / 1
頭を空っぽにしてお読みください


1

おう、俺だ。とうとう奴らが動き出した。ああ……いや、まだ大丈夫だ。見つかった訳じゃない。上手くやってみせるさ。……問題ない。ではな。エル・プサイ・コングルゥ。

 

*************

 

「ヒャーッハッハッハ!見つけたぜえ!(゚∀゚)」

 

「くっ…!」

 

およそ幼い少女達の憧れる魔法少女とは思えない、いかにも三下悪役な調子でこちらと対峙するのはスプラッターホラーの主役みたいな性格の魔法少女、マジカルさくらだ。

マジカルと言うよりマジ☆狩ると言う方がぴったりなスタンス、「さくら」なんて名前からは到底想像もつかない悪役顔の顔芸担当。

そんな彼女の持つワンドは、魔法補助用と言うより殴打滅殺用みたいなガチ太こん棒ライクなやつである。絶対俺とお前の立ち位置(立場的な意味)逆でしょ…。

こっちは気付けば人工魔法少女の幼女で悪の幹部()、向こうはおよそ人々の守護者とは思えない三下デストロイヤー(ただし実力は三下じゃない)。

 

どうしてこうなった(絶望)

 

「ギロチンアターック♪」

 

「ぐっ…!」

 

てめえ何がギロチンアタックだただ適当にごんぶと鈍器振り回してるだけじゃねえかとか思うけど言えない。て言うかそんな余裕ない。こんなふざけた奴がまた強いとかやってらんねえなあおい。

クソが…。

 

「ヒャーッヒャッヒャッヒャッ↑↑(。▽゜)」

 

「っの…!」

 

気持ち悪いピエロみてえな動きしやがって…。順調に追い詰められてますね。ぴえん。

 

「しゃらくせんだよお!_(:3」∠)_」

 

「お前が…なっ!」

 

こいついかにも馬鹿にしてくんのが鬱陶しい。こんなんでも一応外国からの犯罪者グループをふるぼっこに壊滅させたりスパイを吊し上げたり、たまに思い出したように人助けをする正義側の魔法少女なのが納得いかん…!

え?俺?俺はほら…とりあえず組織に居ないと身体は少女と言うか幼女だから、金も稼げないし住む場所もないし飯の種がないと…ねえ?

魔法少女なんて摩訶不思議なもん、拉致されてモルモットにされるので(昨今はやたら外人が増えて治安が悪い)、自衛も兼ねて辞められません。…ちょっととはいえ、お給料も出てるし。

 

「いい加減、らちが明かねぇなあ!しゃあ大技、いっくぞオラァン!\\\└('ω')┘////」

 

来るか…!こっちの仕事は済んでる。帰りがけに見つかったのは、運が良いのか悪いのか…。なんにせよやることは一つだ。タイミングを見て逃げる。ここは煙玉一択だ。

 

「おとなしくぅー…おっちんじまいなァ!(ง `ω´)۶」

ここだ!

 

「はっはー!煙玉ァ!」

 

ボン!という音と共に、辺り一面が真っ白になる。こうなりゃあとは簡単、ちょちょいと撒いて逃げるだけだ。逃げ足だけはこのかた、誰にも負けたことがないんでね!

 

「あばよーとっつぁん!」

 

「逃げんな♪(๑•̀ㅂ•́)و」

 

何を言われても知らんなぁ!俺のログには何もないぜー!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:50文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。