楓&理沙依存&実績『翌檜』解除RTA 作:チルドレン
はい、よーいスタート。
世界で一番辛い銀翼討伐戦、はーじまーるよー!
前回は修羅場を見て速攻で逃げて速度特化専用のメダルを集めた所ですね。
取り敢えず山登りをしているメイプルちゃん達を見ながら、のんびりと進んでいきましょう。
此処でのんびりと行かないとメイプルちゃん達と一緒に歩いているノンケの漢が気付いてしまい、彼らとの戦闘が無くなってしまいます。
「か」
はい殺戮開始。
速度は修正でかなり下がっていますが、現在どのプレイヤーよりも最速です。
そんな奴が全力で突っ込んで剣を振り下ろしたらどうなるかなんて、分かるよなぁ?
「…メダルは無し」
-倒し終わった後に彼らの足元を見るが、何も落ちていなかった。▽
-メダルを持ってないのに襲い掛かった。…という事は、誰かに奪われた?▽
-……手当たり次第ランカーに挑戦してるから無くなっただけだろう。▽
「っ!翌檜ちゃーん!」
はい。
丁度良いタイミングで相手を殺せたので二人の好感度が上がりました。
この様に、しっかりとタイミング良く助けると好感度が上がってくれます。
「…あいつは?」
「おやおやぁ?もしかして私の事をお探しですか?さっきまで翌檜ちゃんの腕の中に居た私を?」
「……なんで捨ててこなかったの」
「私の事猫か何かだと思ってる?!」
二人がキャットファイトしてるのを無視して翌檜ちゃんは黙々と山昇ってます。こいつ山とか昇ってますよ。やっぱ(RTA)好きなんですねぇ。
山昇りRTAして、どうぞ。
「あ、ま…待って!」
「ちょ…わっ?!」
取り敢えず後ろの三人が足を取られているのを見つつ、ちゃんと魔物等を倒しつつロープを岩に巻き付けます。
幾つかの岩は壊す事が出来ない岩なので其処に対してロープを巻けば、あの三人が移動に手間取らずに時短になります。
魔物を倒し、三人にバレない様に手助けをしておき…そして中ボスである雪猿は…
「【多重炎弾】」
フレデリカちゃん一人に任せておけばかなり時短になります。
やっぱりランカーがナンバーワン!
因みに此↑処↓、三人で戦うとサリーちゃんが勝手に一人で戦って超加速切って戦うので、割と迷惑ポイントです。
ちゃんと連携で倒して、どうぞ。
-頂上へたどり着くと……其処には誰もおらず、白く輝く魔法陣が置いてある。▽
-取り敢えずその魔法陣に入り、私達は転移をすると……円形の広間が見え始めた。▽
-それを見て私達は警戒を露わにしながら、一歩一歩しっかりと歩き続ける。▽
-次の瞬間…▽
「…っ!?」
先ず初めにフレデリカちゃんをお姫様だっこして、そのまま後ろへ下がります。
これをしないとフレデリカちゃんが速攻で死に、結局時短になりません。
今回は其処まで翌檜ちゃんが出来る事は無いので、今回は諦めてフレデリカちゃんを抱きかかえながら走り回りましょう。
「…っ!?ちょ、ちょっと…」
「鳥系の敵だとどうしようもないから、フレデリカ…おねがい」
「…!う、うん!任せ…」
「来る!」
魔法陣から飛んでくる氷の氷柱は、実は固定化されています。
なので氷柱を蹴りながら鳥の上を取りつつ、片手で剣を打ち付けながら背中を走り回ります。
止まったままだと死にます。
「【多重炎弾】!」
-フレデリカの攻撃によって、体力が少しだけ減り始める。▽
-それを見た二人が小さく頷いた後に…メイプルがゆっくりと短刀を持ち換え…▽
「「「っ!?」」」
-地面に巨大な魔法陣が広がり、大量の棘が広がり始める。▽
この攻撃は背中に居ないと即死です。
なので氷柱を足場にする以外生存の道が無かった訳です。…逆に言えば、この攻撃をされてる間は攻撃し放題です。
と言っても現在の攻撃力的には其処まで与えられる物ではないです。1.5割ちゃんと削れたので【跳躍Ⅹ】を使ってさっさと離れましょうか。
このまま上に居るとヘイトを奪い取ってしまいメイプルちゃんの方に行かないので、さっさと離れて体力を削らせるに限ります。
「…ぐぅぅ…」
-メイプルと怪鳥がお互いを倒すべく鬩ぎ合う。▽
-やがてメイプルが全力で盾を振り払うのと同時に…争っていた怪鳥の足が吸い込まれ、そのまま体力が三割程削れる。▽
-そのままメイプルが弾き飛ばされるのと同時に、短刀から【毒竜】が現れ怪鳥に襲い掛かる。▽
「どうだ!」
でた!メイプルちゃん十八番の【
じゃ、後卵貰って帰るから。このへんにぃ、上手いゆで卵屋があるんですけど。じゃけん…
-怪鳥から凄まじい冷気が発せられ、怪鳥を覆っていた毒が凍りついていく。▽
-そして、それはパリンという高い音と共に割れてキラキラと輝いて落ちていった。▽
…はい。戦闘再開です。
残りの闘いですが、どうせこの状態でも普通に余裕なので此処で終わりにします。
此処のペット達は二人の方が上手い使い方出来るって、それ一番言われてるから!
次回は邪剣・夜のメダル集めから始まります。
では諸君、サラダバ!
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「HPバーが一割しか減ってない!?」
「嘘…!」
私達の決死の攻撃は、あっさりと雪の結晶の様に壊れてしまう。
【
次の攻撃は…
「っ!棘が集ま…」
「舌噛まない様にして!…いくよ!」
先ず初めに【跳躍Ⅹ】を発動させ、天井に足をくっ付けてからもう一度【銀翼】の頭を踏みつけて背中に着地する。
そのままメイプル達を攻撃している【銀翼】の方に攻撃をし続けながら、私達は攻撃が終わるのと同時に標的へと変わる。
「…っ」
「大丈夫。絶対当たらないから…信じて」
「……うん!【多重…】」
全員の声を気にしない様にしながら、私はゆっくりと剣をしまってから微笑む。
ゆっくりとMPポーションを口に含み…そのまま駆け出す。
突進と共に大量の氷柱が降り注ぐが、隙間が多いので同じ要領で飛び上がりフレデリカの援護射撃によって体力バーが減っていく。
全力で走る事で暴風の範囲からすぐに抜け出し、そのままフレデリカのMPをちらりと見つめる。
「【
「【ウィンドカッター】【ファイアボール】!」
「【多重炎弾】!」
三者三様の攻撃を見ながら、私は厳しい表情を浮かべる。
…ペースは十分、でもヘイトの取りすぎで一割の条件を満たせないから……うん、行動を早めよう。
フレデリカに口の中に入れてたMPポーションを飲ませつつ、速度を使ってメイプルの傍にフレデリカを置く。
「っっ!?…~?!」
「……来るよ!」
そのまま私は【跳躍Ⅹ】を発動させ、魔法陣を発動させようとしている【銀翼】の爪を斬り落とし首に剣を突き立てる。
そして瞬時に魔法陣を発動させようとした瞬間、全体重を左の首に押し付けて……そのままレーザーがメイプルの傍に撃たれる。
「…これで【悪食】の使用回数は2回…不慮の事故も考慮しなければ……よし、好タイム狙え…」
「なっちゃん!」
「っ!?」
首に引っ付いていた私を無理矢理引き剥がした【銀翼】は、私に対して大量の礫を撃ちだす。
剣を使い、礫を避けようとした瞬間…利き手が軽い事に気付き思わず止まってしまった。
「…あ、剣が…」
「【超加速】!」
「っ!」
サリーの声と共に私は一瞬で弾き飛ばされ、サリーに対してヘイトが向き始める。
それと同時に…
「【超加速】」
首元から剣を引き抜き、そのまま【銀翼】を攻撃しつつゆっくりと笑みを浮かべた。
礫を避けながら【スラッシュ】を入れたサリーをみつつ、私は【
「さ、さっきのアレ!何!?」
「さっきの…?さっきのってどれの」
「勿論急にフレデリカさんに口付けをした事だよ!なんで急にあんな事…」
「メイプ…」
「危ない!翌檜ちゃん!」
フレデリカの声と共に、盾を構えておらず後ろに悪食のない大楯を背負っていたメイプルが弾き飛ばされる。
……そうだ。まだ戦闘ちゅ…
「っ!」
気付けば形態変化していた【銀翼】を見ながら、私はゆっくりとした世界を眺め…そして一つの結論に辿り着いた。
…あ、これ……死…
「メイプルゥゥゥ!」
「…っ【カバームーブ】っ!」
サリーの声によって、私の目の前にメイプルが【カバームーブ】を発動させる。
それをぼーっと見ながらも、私は小さく息を呑むのと同時に……目の前に居たメイプルが小さく息を吐いた。
「【カバー】ァァァァァ!」
体力の一割なのにも関わらず、【悪食】が残った盾をメイプルは構える。
…【悪食】があったとしても、体力は減る。どうしようもないこの状況でも守ってくれるメイプルは…
「…サリー!フレデリカさん!」
「【ファイアボール】!」
「【多重炎弾】」
それでも楓は倒れなかった。
声を上げて、体力を1だけ残して…嬉しそうな声で名前を呼ぶ。
…それと同時に【銀翼】の姿が掻き消え……
「…おわ、った…?」
私達は倒れる様に、その場に座った。
難産だったので失踪します。