変更を加えました。詳細は十二話十三話を呼んでみてください。
細かい事なので読み直さなくてもそこまで支障はないと
思いますがよろしくお願いします。
何年いや何千年たったかもわからなくなった。
その間にいろんな人間と戦い、幾度となく死に幾度となく殺してきた。
ここでの戦闘の勝利条件は頸を切る事。
それ以外はどこを切ろうと一瞬で回復する。鬼との戦闘と同じだ。
その中で最初は全く勝てなかったスクアーロさんやロロノア ゾロさんにも勝てるように
勝てるようになってきた。
今も沖田 総司さんと戦っている。
「最初に来た頃に比べて随分強くなりましたね」
沖田さんは笑いながら言ってくる。
「沖田さんこそまだまだ余裕じゃないですか」
言葉を交わしながらまた切りあう。
切り上げ、突き、、切り払い、それをバラバラに繰り出す。
時々型を使う。そのどれかが通ればそこで殺しきる。
「やりますね。ならこれならどうですか」
沖田さんが平正眼の構えを取る。
「(来た。躱せるか。見ようとするな、感じろ、そしてつかみ取れ、数秒後の生存を)」
同時に放たれているように感じる平突き。
当然そんなことはない。三回の突きを放った瞬間退くために刀を下げる。
その時に殺す。ただそれだけ。
当たり前だが言葉で言い表すのと行動に移すのでは訳が違う。
「(だから刀で払いつつ全力で躱す。攻撃はその後。来た)」
「一歩音越え、二歩無間、三歩絶刀!無明三段突き」
繰り出される突きを躱す。
沖田さんは渾身の突きを躱されて驚いて固まっている。
「(今だ。勝つなら今しかない。いくぞ。雷の呼吸 肆ノ型 遠雷)」
沖田さんの頸が落ちる。
「(最初は全く太刀打ち出来なかった沖田さんの三段突きもなんとか躱すことができた)」
すると沖田さんが復活してこちらに歩いてきた。
「いやーまさか躱されるとは思いませんでした。強くなりましたね」
笑いながら沖田さんはほめながら頭を撫でようとしてくれる。
しかし背丈の差で撫でる事は出来なかった。
「う、届かない。背丈があるひとは羨ましいです」
「あっはっはっまあ、これは仕方ないですね」
「くすっそうですね」
二人して笑った。
「おう。終わったみたいだな、飛鳥。次俺とだ」
「はい。ゾロさん。よろしくお願いします」
おれはゾロさんの方に走っていく。
「うっし。やるか。本気で行くぞ」
「勿論。そのためのこの世界でしょう」
「ふっ、そうだな」ニヤ
互いに刀を構えて走り出す。
「「はあーー」」
それからゾロさんとは十一試合行い、五勝五敗一分の結果に終わった。
特にゾロさんの飛ぶ斬撃百十八煩悩鳳が厄介すぎる。
此方も雨の呼吸 伍の型 鉄砲雨で対抗するが射程も威力も桁違いだ。
今後はそこら辺を今度は鍛えていくとしよう。
こうして自分の欠点をも見つけてそれを長い時間をかけて確実に潰していく。
何とも楽しい時間だった。
「やっぱ強いなーゾロさん。中々勝ち越せない。」
「よく言うぜ。お前も十分強い」
「ありがとうございます」
「おう、またやろうや」
「はい、その時はよろしくお願いします」
また別の人と戦う。
その繰り返しだが経験はやはりなにものにも代えがたい。
相手が鬼でない事が残念だがそれでも十分な経験が得られる。
周りには俺より何倍も強い人が多くいる。
新しく来た人でも既に俺より強い人がいた。
例えば元新選組の斎藤一さん。今は藤田五郎さんと名乗っているらしい。
彼と初めて戦った後になぜおれが戦うのかと聞かれた。
俺は素直に答えた。
すると藤田さんは俺に悪・即・斬の心構えと彼の剣術の一つである牙突を教えてくれた。
雷の呼吸と合わせればかなり強い型になるかもしれない。
それから居合についても教えてくれた。全て実戦形式だが。
もう一人はアカメさん。暗殺者の女性だ。
元々の技量が高い上に
彼女の刀、村雨はかすっただけでも死に至る呪いの刀だ。
頸を切る事が勝利条件のこの世界では即死という事はないが
それでもその影響で動きが極端に制限される。これも厄介すぎる。
逆に教えることもあった。
例えばキリトと名乗る全身黒い服の少年だ。なんでも俺の世界から百年近く先の世界で
ゲーム?と呼ばれる娯楽の中に作られた世界の中に閉じ込められたらしい。
未来の技術も凄いものだなあ。というのが俺の感想だった。
「戦闘して分かった。お前、そのソードスキル?で合ってるか?それに頼りすぎ」
「どういうことだよ?」
「簡単だ。ソードスキルの発動に必要なモーションは時として相手にその技の軌道すら見せてしまい
そして放った直後に硬直時間が存在する。これは戦闘において致命的すぎる弱点になる。
俺ならその硬直時間でお前を殺しきれる。
それに殺せなくても攻撃できない様にする方法はいくらでもある。
例えば腕を切るとかな。いろいろ言ったがそのソードスキルは使うところを
選ばないと相手に隙を与えるだけだってことだ。ここまでいいか?」
「ああ」
「仲間がいるならその隙もなくしてくれるんだろうけどお前戦闘は一人なんだろ?」
「ああ」
「なら猶更スキルに頼りすぎるのは危ないな。
恐らくこの構成を考えた奴はわざとかどうかは分からないが
単独戦闘をあまり視野に入れてない。
それにスキルはモーションを発動を鍵にこう動くべきだと
脳に無理矢理に体を動かさせている感じか。
一見便利だがつまり完全に動きにぶれがないという事だ。
動きを知っている奴、えーっと名前は確か茅場明彦だったか?
そいつには通用しないという事だ。猶更使えないぞ」
「そう言う事になるな。(凄いな。この人大正の生まれなんだろ?
ゲームすら知らないのにもうスキルの事やシステムの事とか
理解し始めてる。
少し違うところがあるけどそれでもここまでわかる物なのか?)
でもどうすればいいんだよ?」
「簡単だ。スキルなしの動きに慣れるんだ。
つまりはひたすら戦闘とスキルに頼らない剣技を身に付けるしかない」
「スキルなしの動き?」
「そうだ。スキルなしならお前動きが単純すぎる。
これはそのスキルに頼り切っている証拠だ。
だが茅場はスキルの動きを理解している可能性がある。
つまりそれ以外の動きで独自の型を身に付けるんだ。
そうすれば茅場の隙を生みやすく隙が出来ればそこで殺しきれる。」
「なるほどな。分かったよ。」
「なら早速やるぞ。構えろ。」
「ああ。」
また戦いが始まる。
こうして時に教えて時に教わりながら武人の世界での修業はまだまだ続く。
だからこそそのソードスキルというものなしでの戦闘に慣れさせた。
今回も出ました。他作品キャラ。
今回はFGOから沖田総司とるろうに剣心から藤田五郎、
ソードアートオンラインからキリトを出させてもらいました。
最後の方とか偉そうにSAOを根本から否定する
感じの描写が出てきますが決してSAOが嫌いとか
存在を否定したいとかそういう訳ではありません。
あくまで大正の人が詳しい事を知らずに見た時に
こう思うだろうという事を書いただけです。
私自身SAOは大好きですし。本もアニメもね。
作者様及びSAOファンの皆様にここで
お詫びします。