六話の最後のセリフ変えさせてもらいました。
ご了承下さい
飛鳥の怪我も癒えて幾つか任務をこなしていたある日煉獄家に新たな子供が生まれた。
名前は千寿郎。父親である槇寿郎や兄杏寿郎によく似た少年だ。
母親である瑠火も産後の経過は上々で当初心配されていた病も土壇場で
カナエの紹介で変えた医者のおかげで完治した。
「おめでとうございます。槇寿郎さん、瑠火さん。」
「ありがとう、飛鳥君。是非抱いてあげてくれ。」
「ありがとうございます。」
抱き上げた赤子はそれ相応の重さがあった。
「本当に槇寿郎さんや杏寿郎によく似てますね。」
「確かにそうだな。煉獄家の男子は皆そうなのだ。」
「そうなのですか。」
飛鳥は千寿郎を瑠火に返しながら頷く。
「仲良くしてやってくださいね。」
「はい。すみません、俺は一旦失礼します。」
飛鳥はそこで部屋を後にする。
ここにはいない杏寿郎と鍛練をするためだ。
「済まない待たせた。」
「気にする必要はない。さあやろう。」
「そうだな。」
飛鳥と杏寿郎の鍛練を二人でを行う。
朝から行い、昼頃から呼吸も合わせて行い、夕暮れ時まで休憩をはさみながら続ける。
稽古を始めた初日に槇寿郎に炎の呼吸を教えてもらいそれを模倣することに成功した飛鳥は
その翌日から杏寿郎と共に稽古を続けている。
「いつもありがとうな。杏寿郎。いつも稽古に付き合ってもらって。」
「親友の頼みだ。気にする必要はない。しかし凄いな。
飛鳥はあれだけやって型が全く乱れていない。」
「常中のおかげで基礎体力が跳ね上がっているからな。後は師範のおかげだろう。」
「そうか。炎の呼吸もかなりいい感じだと父上も言っていたぞ。」
「そうなのか?だが俺の身体にはあっていないようだ。」
「そうなのか?」
「ああ。何となく雷の呼吸や水の呼吸ほど威力が出ない。
恐らくこの二つほど適性が高くないんだろ。」
「なるほど。だが受けている側からすればそこまで気にならないがな。
言われてみると確かに雷と水の方が強い気がする。」
「やっぱそうか。だが完全に捨てるのももったいない気がするし高められる限り高めてみるか。」
「それがいいだろう。そういえば飛鳥は雷と水と炎以外ではどの呼吸が使えるのだ?」
「風と岩だな。一度見れば大体の事は出来る。二度見れば確実だ。」
「羨ましい能力だな。」
「いい事ばかりじゃないさ。なんせ応用が難しい。それに維持するのに結局努力が必要だ。
地道な努力は必要不可欠だな。」
「そうだな。ない物をねだったとて仕方ない。済まなかったな。」
「気にしないさ。それより風の育手の所に面白い奴がいた。素質も高い。
いずれ柱にあがってくるだろう。」
「そうか。名前は何というのだ?」
「不死川 実弥という名前だ。手合わせしたがなかなか強かった。」
「そうか。いつか手合わせするのが楽しみだ。」
「そうか。」
二人で楽しく話していた時、槇寿郎が話に割って入ってくる。
「飛鳥君、二日後任務に出る。場所は八丈島だ。用意を怠るな。」
「分かりました。」
飛鳥の新たな任務がまた始まる。
九話いかがだったでしょうか?
初の煉獄杏寿郎とのからみ。
杏寿郎の喋り方ちゃんと書けてたかな?少し自信ないけど
頑張ったつもりです。次回もどうぞよろしくお願いします。