小説を読んでいる健康的な地球人の奴らへ。
このシリーズは私たち、ビョーゲン三人娘のプライベートや幕間を描いた、本編とは関係ない番外編である。
プリキュアたちと一緒にいるのも、所詮は私たちの単なる気の迷いか、気まぐれなじゃれ合いに過ぎない。
その辺を十分に理解した上で、この戯れを見るように。
文責:ビョーゲン三人娘
ある日のこと、花寺のどかはラテを連れて、ゆめぽーとへとやって来ていた。
「ふわぁ~、今日はいつもより人が多いなぁ・・・」
人の多さにびっくりしつつも、ゆめぽーとのお店を出回る。
今日は友人のちゆとひなたと3人で来ていたのだが、お互いに寄りたいところがあるということで、たまにはそれぞれ別れてお店を回ることにしたのだ。
「のどか、どこに行くラビ?」
「チラシを見たときに気になった期間限定のケーキがあったから、そこに行くんだ」
肩からひょこっと顔を出したラビリンに、のどかがチラシを出しながら答える。
「うわぁー、美味しそうラビ! ラビリンも食べてみたいラビ!」
「ワン!」
ラビリンはのどかのチラシのスイーツを見せられると、すぐによだれを垂らして意欲をみせ始めた。
お家で過ごしていたときに偶然置かれていたゆめぽーとのチラシに気になるスイーツのお店があり、そこに気になるものが書かれていたのだ。それに目を輝かせたのどかは食べてみたいと思い、そこへちょうどひなたに遊びに誘いに来たことで、いい機会だから行ってみようと思ったのだ。
ラビリンと話しながら歩いていると、そろそろ例のお店に着く頃だとは思うのだが・・・。
「えーっと、お店は・・・・・・あっ、あそこだ!」
「行ってみるラビ!」
例のお店を発見し入ろうとするも、そこで見たのは長蛇の列だ。
「ふわぁ・・・すごい並んでる・・・」
のどかは並んでいる人の長さにびっくりする。今、後ろへ並べば平気で2時間ぐらいはかかりそうな列だ。
「そんなに人気ラビ!?」
「うん・・・そうみたい・・・」
おそらく限定スイーツを狙って、人が並んでいるのだろう。これでは買えないかもしれない。でも、並ばなければスイーツは買えない。
疲れそうになるのを覚悟しながらも、並ぼうとするも入口の横で気になる人がいるのを見かけた。
「あれ?・・・あの人は?」
他が限定スイーツを狙っているであろう中で、その人物は入口の横で看板を見つめている。
中折れの帽子を被っていて・・・マジシャンのような格好をし・・・左右の手には黒い手袋をしている、ツインテールの、少女だ。
のどかは気になって、その少女に近づいてみる。
「のどか、どうしたラビ?」
「あの人、どこかで見たことあるような・・・」
そんなことをラビリンと喋りながら、近づいていくと気配に気づいた少女が後ろを振り向く。
「ん?」
その少女の顔は、忘れるはずもない・・・。彼女はこの地球を病気で苦しめて自分たちのものにしようとしている、ビョーゲンズの・・・。
「!? クルシーナ!!」
「ラビ!?」
「あら? 誰かと思えば、キュアグレースじゃない」
クルシーナはのどかの姿を視認すると、いいおもちゃでも見つけたかのような不敵な笑みを浮かべる。彼女がいることに、ラビリンも思わずのどかの肩越しから顔を出して驚いてしまうほどであった。
「な、なんでここにいるラビ!?」
「そんなに怖い顔しなくたっていいじゃない。ヒーリングアニマルっていうのは失礼なヤツらばかりね」
クルシーナが顰めながら言う言葉に、ラビリンが言葉を詰まらせる。確かに、何もしてないのに聞かずに文句は言えない。
「クゥ~ン・・・・・・」
ラテもクルシーナの姿を見て、のどかの胸に顔を埋めて怯えているようだった。
「こんなところで、何をしているの?」
「みりゃわかんでしょ。喫茶店の前に立ってんの」
「そういうことを言ってるんじゃないラビ!!」
「うるっさいウサギね・・・まだ話は終わってないわよ」
のどかが警戒しながら純粋な疑問を口にすると、クルシーナは面倒臭そうに答える。そこにラビリンが口出しをしてきたため、再度不機嫌な表情になる。
クルシーナがのどかに近づくとラビリンに向かって指をさす。
「大体お前、そうやって大声で話してていいわけ? 周りから変な目で見られてるわよ」
「「!?」」
クルシーナに指摘されて、のどかとラビリンはハッとなって周りを見渡すと周囲がざわざわしていた。ラビリンは慌てて隠れ、のどかも気が気でない状態になる。
「え、えっと、クルシーナは喫茶店の前で何しているの?」
「ちょっとアタシも気になるスイーツがあるんだけど・・・・・・」
と、クルシーナは話している途中でのどかの顔を見て、頭の上の思考の電球が光る。
「ああ、そうだ・・・!」
「・・・えっ?」
クルシーナはとっさにのどかの右腕を掴むと、妖艶な微笑みを浮かべた。
「ちょっと、アタシに付き合いなさいよ」
「え、えっ・・・?」
「ラビ!? な、何を勝手なことを言ってるラビ!?」
クルシーナの誘いに戸惑うのどか。ラビリンは驚いて思わず大声を出してしまう。
敵であるクルシーナがのどかを誘う・・・? そんなの信用できない。ビョーゲンズのことだから、何か良からぬことを企んでいるに違いない。
クルシーナはそんなラビリンの思考を察したかのように不機嫌な表情を彼女に向けると、のどかに薄っぺらい笑顔を貼り付ける。
「大丈夫。今日のアタシはプライベートで来てるんだから、あんたにもここにも何もしやしないわよ」
クルシーナはそう言いながら、のどかを腕を引っ張って喫茶店の中に入っていこうとする。
「え、え、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
のどかは驚きの声を上げつつも、クルシーナに引っ張られて喫茶店の中へと入っていく。
「・・・・・・・・・」
クルシーナに喫茶店の奥に連れ込まれたのどかはポカンとしていた。
何、この状況・・・? 敵であるはずの彼女に店に連れ込まれ、一緒の席に座らされている。そこまではいい、いや、いいのか?
店へと連れ込んだ当の彼女は、のどかのそんな思考など露知らず、メニューを眺めている。
「あ・・・あの・・・」
「何? あんたも選びなよ」
のどかはクルシーナに声をかけるも、彼女はメニューを見ながら適当に返す。
「うーん・・・」
のどかは戸惑いながらも、メニューを手に取ると中身を見ていく。ここに例の限定ケーキは売っているのだろうか? それとは異なる別の感情も抱いていた。
そもそも友達と喫茶店に行ったことがないのどかは、感受性の高い彼女にとってはワクワクするような状況ではある。しかし、その相手がよりにもよって敵であるビョーゲンズの幹部と一緒と思うと、のどかは素直に楽しめる気がしなかった。
だって、彼女が何かの気まぐれでとんでもないことをやるかもしれないと思ったから。
「・・・あんた、今失礼なこと考えたでしょ」
「え、い、いや! なんでもナイヨ・・・?」
メニュー越しにクルシーナに睨まれたのどかは慌てたように両手を振る。
「っていうか、メニュー決まったわけ?」
「え、あ、ちょっと待って!」
のどかは慌ててメニューを見るとペラペラとめくる。
こうしてメニューが決まるとクルシーナに伝え、彼女がウェイターを呼び寄せる。
「期間限定スイーツ一つと、あとこれ一つ」
何やらウェイターが頬を赤く染めながら、頭を下げると厨房のある場所へと戻っていく。
「え、え、な、何で今、ウェイターさん、顔を赤くしたの?」
「そんなの気にしなくていいじゃない」
クルシーナはメニューを閉じながら、のどかの質問に適当に返す。
クルシーナは帽子を外して、コーナーへと置くと変身していたウツバットが小さなコウモリへと戻り、クルシーナの肩へと止まる。
「クルシーナ、頭、頭・・・!」
「あら、いけない」
ウツバットは耳元でそう囁くと、クルシーナは右指を鳴らす。彼女の悪魔のツノとサソリの尻尾を引っ込み、薄いピンク色の肌を人肌に変化させて、普通の人間と変わらないような感じになる。
「ふわぁ~・・・」
のどかはその様子を見て、少し驚いている。
「? 何?」
「ううん。ビョーゲンズでも人間になれる人がいるんだなって」
のどかのその言葉を聞くと、クルシーナはため息を吐く。
「別に好きで身につけた能力じゃないわよ。あの変態に無理やりつけられたものよ」
「へ、変態・・・・・・?」
「そいつはアタシのことをすぐに実験台にしようとして、経過観察のためですぅ、経過観察のためですぅ、って、アタシはモルモットじゃないっての!」
怒りながらテーブルを叩くクルシーナに、思わずのどかもビクッとなる。知る由もないが、その変態さんに何か不満なことでもあるのだろうか?
「ふふふ・・・・・・」
「何、笑ってんの・・・?」
思わず笑いが溢れるのどかに、クルシーナは不満そうな表情になる。
「いや、クルシーナって、その人に大事にされてるんだなぁって」
「はぁ? 何でそんなことになんのよ?」
「だって、クルシーナにそういう能力を与えるってことは、その変態さんがあなたのためにくれたものってことでしょ? その人のことを考えてるから、大事にされてるんじゃないかって」
クルシーナはそういうのどかの顔を不機嫌そうな顔で見つめた後、彼女の顔の額に手を近づける。
ペシッ!
「あう・・・!」
そして、のどかの額にデコピンをかました。
「何も知らない小娘が調子に乗んなっつーの」
「あ!? のどかに何をするラビ!?」
クルシーナが頭の上で手を組みながら席に寄りかかると、ラビリンがテーブルの上に飛び出して彼女に抗議する。
「額を小突いてやっただけよ。ちょっとムカついたし」
「何で額を小突く必要があるラビ!? のどかに手を出すなら許さないラビ!!」
「本当にうるっさいウサギね・・・・・・! 減るもんじゃないんだからいいでしょうが」
クルシーナとラビリンが言い合いを繰り広げている。そこに割り込むものが・・・・・・。
「そうウツ! クルシーナは照れ隠しでやってるだけで、減るもんじゃないウツ!!」
「お前もうるさいんだよッ!!!!!!」
「へぶっ!!??」
ウツバットの余計な一言にイライラしたクルシーナは、肩に乗っているウツバットを片手で鷲掴みにしてテーブルに押し潰すように叩きつけた。
「ふわぁ・・・・・・」
のどかはその光景を見て、ポカンとした表情で見ているしかないのであった。
「あのぉ・・・・・・」
「!?」
「何?」
「ペットの持ち込みは、ご遠慮いただいていて・・・」
二人に話しかけてきたのはこの喫茶店のウェイターであった。のどかとラビリンはドキッとして、緊張から汗を出し始めるが、クルシーナは平然としていた。どうやらラビリンとウツバットがペットに見えたようだ。
「ペットじゃないわよ。こいつらはただのぬいぐるみ」
「でも、声を出されてましたよね・・・?」
「アタシとその娘が腹話術で遊んでたの。人形を動かしながら。ね?」
「え、あ! はい! そ、そうなんです! 私がこのウサギのぬいぐるみを持ちながら、声を演じながらやっていたんです・・・」
合わせろと言わんばかりのクルシーナの笑みに、恐ろしいものを感じたのどかはラビリンをぬいぐるみに見立てて動かし程く。
「うーん、わかりました。でも、他のお客様のご迷惑になりますので、お静かにお願いしますね」
「はいはい・・・」
「ご、ごめんなさい・・・!!」
ウェイターに優しく注意され、クルシーナは適当に返すのに対して、のどかは申し訳なさそうに頭を下げて謝っていた。
ウェイターが去った後、ウツバットをつまみあげると頬を引っ張る。
「お前はどうしてそうやって一言多いんだよッ・・・!」
「ウ、ウツーー! の、伸びる! 顔が伸びるウツーーー!!!」
クルシーナは不機嫌そうな顔で、ウツバットの顔をいつも以上に強く引っ張る。
のどかはその様子を少し困惑しながら見ていた。
この二人って仲が悪いのかな・・・?
「モリリンはいつも余計なことを言い過ぎラビ」
ラビリンは二人の様子をジト目で見つめているのであった。
クルシーナが気がすむまで引っ張った後、ようやく注文の品が来た。
「お待たせしました。限定ケーキになります」
のどかが頼んだ限定ケーキは桜の形を象ったようなムースケーキ。上には桜の花びらとマカロンが乗っかっている。
「ふわぁ~、可愛いな~」
「美味しそうラビ~!」
のどかはフォークで切り取って口に運ぶ。
「ん~美味しい~!!」
恍惚としたような顔をするのどか。口の中にはベリーと桜の甘さが広がってきて、しつこくない甘さになっている。
「ラビリンもラビリンも!」
「ああ、うん、わかってるよ」
のどかは隠れて見ていたラビリンにもケーキを切り取って口に運んであげる。
「おいしいラビ~!!」
ラビリンもピンク色の頬がさらにピンク色になるほどにおいしく感じた。
「あっ・・・」
それを見ていたクルシーナはテーブル横の食器からフォークを掴むと、乗り出してのどかのケーキを切り取って自分の口に運ぶ。
「・・・まあまあね。アイデアとしてはさすがだけど」
クルシーナの表情は普通だった。桜の花の形のケーキはさすがだが、味は大したことない。特に大げさなリアクションをするほどのものでもないケーキだ。
「僕も! 僕も欲しいウツ!」
「お前はこれでも口にしてろ!」
「フブォ!?」
クルシーナはウツバットが飛び上がってきたことに不快感をあらわにすると、テーブル横から小さな瓶を掴み上げて赤いフタを開け、ウツバットの口に押し込んだ。
中身がなくなるぐらい飲ませると口から瓶を離す。すると、ウツバットの顔が赤くなっていき・・・・・・。
「ヒィィィィィィ! 辛い辛い!辛いウツゥゥゥゥ~!!!!」
ウツバットは口から炎を吐きながら、のどかたちの座席近くで悶えながら暴れ始める。まるで、体の中に大火事が発生して燃えるような辛さだ。
「ヒィィィィ!! ヒィィィィィィィィィィ!! ウツゥ~・・・」
ウツバットはひとしきり悶えていると、そのまま飛行機が真下へ墜落するかのように落ちてしまった。クルシーナが飲ませたのはタバスコの瓶だった。
「・・・ふん」
「ああ・・・・・・」
のどかはその様子をぽかんと見ていた。
やっぱりこの二人、仲悪いのかな・・・?
そうこうしているうちに、クルシーナが頼んでいたものが来たようだ。
「お待たせしました。春のユリユリジャンボカフェです」
「やっときたわね・・・」
「ふぇぇ!? デカっ!」
のどかが驚くのも無理はない。クルシーナの前には高さ2メートルぐらいの器にこれでもかっていうぐらいのイチゴやモモといったフルーツやアイスクリームなどが乗っかったパフェが置かれたのだから。
「仲良く召し上がってくださいね!」
「ありがと・・・」
クルシーナはパフェに刺さったスプーンを手に取ると、まずは乗っかっているイチゴを一つ摘み上げて口に運ぶ。
「ん・・・甘いわね。よくできてるイチゴだこと」
クルシーナがパフェを食べていくよそに、のどかはウェイターの言葉が引っかかっていた。
ーーーー仲良く召し上がってください。
・・・これって、どういうことなのだろうか?
「えっと、クルシーナ・・・?」
「何?」
「このパフェって、何?」
「ああ、このパフェね、これ百合カップルにしか頼めないのよね」
クルシーナはアイスクリームをスプーンで摘みながら言った。
「そうなんだ、百合カップルにしか頼めないんだぁ~・・・・・・ふぇぇ!?」
のどかはサラッと言われた言葉に、ウェイターの顔やクルシーナが教えなかった意味を悟った。
「えーと、百合って・・・?」
しかし聞き間違えたと思い、もう一度聴いてみるのどか。
「こういうやつよ、こういう・・・」
すると、クルシーナは薄い本を取り出して、そのページをのどかに見せつける。その瞬間、のどかの顔が赤くなった。
「えっと、えっと、えっと・・・?」
ユリ・・・百合・・・それってお花さんのことじゃなくて、女性同士でくんずほぐれつし合うっていう、あの、あの、あの・・・・・・!?
「あれー? あんたってそういうことにはウブなわけー?」
「そ、そういうことって・・・?」
「恋よ、恋。春はそういう季節だって言うでしょ?」
「こ、こ、こ、恋!? えっと、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、百合って、百合って!? そ、そ、そ、そ、そ、それは、その、わ、わ、わ、私とクルシーナが、そ、そ、そ、そ、その、カップルとして扱われてて、でも、お、お、お、女の子同士の好きは良くなくって・・・その、その、その・・・ふわぁぁぁぁ~・・・・・・」
のどかは顔をリンゴのように真っ赤に染めると、慌てたように言動がしどろもどろになり、そのまま頭からボフンと湯気を出して倒れてしまった。
「ああ!? のどかがショートしたラビ!?」
ラビリンはパートナーが突然倒れたことに動揺して、彼女を起こそうと体を揺らし始める。
「ひょっひょ、ひへひはふよふひたふふ(ちょっと、刺激が強すぎたウツ)・・・」
「バッカみたい・・・大げさななのよ、全く・・・」
のどかを呆れたように見つつ、クルシーナはパフェを摘んでいく。
「ふふひーあ、ホフイモほーはいふふ(クルシーナ、僕にもちょうだいウツ)」
「・・・仕方ないわね。ほら!」
クルシーナはアイスクリームをまるごと一つ、スプーンですくうとウツバットの口に押し込む。
「ふぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!! 冷た、頭が、頭が割れるウツゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」
アイスクリームが冷たすぎて、強烈な頭痛がウツバットを襲い、再度地面へと落ちていく。
「はぁ・・・・・・」
クルシーナはその反応にため息を吐くしかなかったが、再度まだ倒れているのどかのことを見やる。
「のどか!のどか、しっかりするラビ!!」
「ふぇぇ・・・・・・」
ラビリンがいまだに体を揺すっているも、のどかはまだ目を回している。
「ふふふ・・・でも、案外楽しめたかも」
クルシーナは地球で病気を蝕むのと同じくらい、のどかの面白い反応を見て不敵な笑みを浮かべたのであった。
そんな外から喫茶店の中を覗く、二人と二匹の姿があった。
「な、なんでのどかがクルシーナと一緒に・・・!?」
「モリリンも一緒にいるペエ!!」
「まずいわ・・・早くなんとかしないと・・・!」
ちゆとペギタンはのどかが敵と一緒にいることに危機感を覚え、中へと入ろうとする。
「のどかっち、楽しそう・・・ビョーゲンズと一緒にいるのはあれだけど」
「まあ、楽しそうなんだし、いいんじゃね? あいつもメガビョーゲン、出す気なさそうだしよ」
「のんきに言ってる場合なの!?」
「のんきに言ってる場合ペエ!?」
逆にひなたはのどかを羨ましそうに見ていて、ニャトランは楽観的な言葉が飛び出し、ちゆとペギタンはツッコミを入れる。
あとでのどかに問いただしてみようと思うちゆたちなのであった。