ブレワイリンクになったのでヒーローやろうかなって... 作:ひなりむ
いいんです!この小説で知ってくれれば!そして君もブレワイをしましょう!!!
ブレワイ無双が出ると聞いて唐突に書きたくなったから投稿した。後悔はしていない。
ゼルダの伝説 breath of the wild というゲームがある。
俺はこのゲームでゼルダの伝説を初めてプレイした。つまり、ゼルダの伝説というゲームで見ればただの【にわか】だ。
だが、俺はこのゲームが大好きだった。グラフィックも音楽もストーリーも。そして何より、自由性だ。数々のバグ技があり、よほどのものでない限り、修正されることがなく、技術として確立されているのだ。
ともかく、俺は前世でこのゲームが大好きだったのだ。
というのも、俺こと
この剣はマスターソード。ゲーム内では100年前に一度リンクが死亡した際に大きく損傷し、その後、王国の王女ゼルダがマスターソードを手に取り、コログの森の中にある台座に納める。マスターソードは壊れてもゲーム内での半日(現実で10分)経過後に再び使用できるようになる。また、機械兵「ガーディアン」との戦闘時や厄災ガノンの影響下にある場所では攻撃力が倍になる...が、それはどうでもいいことだろう。この世界にはガノンは存在しないのだから。
俺は前世で異世界人だったようだということはひとまずおいておく、この記憶のおかげで俺はスマホのような端末を呼び出すことのできる個性【シーカーストーン】をうまく使えるようになった。
その日から研鑽を続けてきた。俺の基本武器は近接武器(片手剣,両手剣,槍)と盾と弓だ。片手剣は木の枝で代用できるし、盾は鍋の蓋でも問題ない、弓はおもちゃでも代用できた。武器判定がおかしいんじゃないかとも思ったが、できたものは仕方ない。
とにかく空中で弓を構えた時に弓スローが発生したこと。これが重要だ。周りに聞いてみてもゆっくりになっていたようには見えなかったようで、思考を加速させているのだろう。
他にも個性【シーカーストーン】の丸型・四角型バクダン,マグネキャッチ,ビタロック,アイスメーカー,カメラを素早く使い分けることができるように練習を重ねた。
そして、ゲームと違いシーカーストーンを開いてる間にも時間は止まらないことやアイテム収納機能マップ機能がないことがわかった。シーカーストーンは壊れることはないし、どうやらこれは身体の一部らしく、一定以上離れても勝手に手元に帰ってくるのだ。
とにかく、説明が面倒な個性だ。
とりあえず今の個性の詳細は《異界の勇者の力持っていた遺物の所持(強奪不可)及び身体能力の強化》で落ち着いた。
☆☆☆
そして俺は今、雄英高校というトップ高校に入学試験に来ている。
どうやら、個性なんてものがあるせいか、この世界の日本は前の世界の日本よりも随分と治安が悪いらしく、『凶悪殺人犯』なんていう、前の世界では遠くの県で出ただけでも恐ろしいと思うような存在がゴロゴロいる。そのせいか、テレビをつければ過半数のチャンネルがニュースをやっており、娯楽番組は比較的に少ない。そして極め付けは《ヒーロー》という職業だ。警察とは違うが、《ヴィラン》と呼ばれる個性を使って犯罪者を逮捕する役割をもっている。
そして、俺もそれに憧れた一人、というだけの話。
別にわざわざ雄英を受ける必要はなかったのだが、二度目の人生、雄英を受験して落ちても、受験せずに後悔するよりは良いと考え、思い切って受験することにした。
勇気、というよりは、前世での教訓《思ったより人生ってなんとかなる》のせいで『ガナビーオーケーなんとかなる』という気持ちになっているせいだろう。
「ふぅ、疲れた。...だがまぁ、とにかく今は昼飯だな」
カバンから持ってきた弁当をとり出し、指定された席で食べ始める。
とりあえず、筆記はそこまで難しくなかった。日本トップとはいえ、ヒーロー全員にトップレベルの頭脳まで求めるのは酷な話だろう。中学の勉強を一通り受ければちゃんと解ける問題になっていた。
おそらく真価を問われるのは今から始まる午後の部門、実技試験だろう。
と、指定された席で午後の試験の開始を待っていると、前の席に挙動不審なモサッとした緑の髪の男の子が座った。少し観察していると、座った後も緊張しているようでソワソワしている。
今日、受験に来てから会う人はみんな緊張していなさそうで場違いな感覚があったのだ。
自分以上に緊張している人がいると、安心して少し心が暖かくなった瞬間──
『今日は俺のライヴにようこそぉぉぉおお!!! エヴィバディセイヘイィィィィ!!!』
会場を震わせるようにプロヒーロープレゼントマイクの声が響いた。
唐突に鳴り響く声に受験生の間に緊張が走る。
が、誰一人として返事をする人はいない。
『こいつぁシヴィィイイイ!! 受験生のリスナー! 実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!! アーユーレディー!? .イェェェェ──ー!』
ついには自分で自分の掛け声に応えるようになってしまった。
その後も会場の空気を気にせずにプレゼントマイクは説明を続ける。
一人だけ掛け声に返した受験生がいたり、その受験生が周りから睨まれたり、エリートっぽい男子受験生が質問したり、色々とあった。
説明によれば、どうやら実技試験は対ロボット戦のようだ。各ロボットに1,2,3とポイントが割り振られており、スコアを競うらしい。
想定している状況としては、【市民の避難誘導完了後、街を破壊するヴィランたちの鎮圧】...だろうか?
そして0ポイントの大型ロボットがいるらしい。
いまいち、このシステムに納得がいっていないが、逃走を前提に対処すべきロボットのようだ。
『"P l u s U l t r a"!! それでは皆良い受難を!!』
ホントのこと言うと常闇くんをB組に入れてA組に宣戦布告に来るときに「愚の骨頂だよね。」って言わせたかったァァァ!!
でも、そんなに暴走させたら御し切れる自信がないので諦めました...。