東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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もうすぐ百話に達しそう……(汗

これも読んでくださる皆様のお陰です!

さて、百話のお話は質問にお答えしようと思っております

あ、コラボは無理ですよ?……今は別のコラボをしているので

後程、活動報告に質問受け付ける場所を設けますのでそちらでよろしくお願いします!

それでは!どうぞ!


第九十二話

〜葵side〜

 

まだまだ暑い夏。

 

そんな中、私達は(主に私は)霊夢の世話をしに博麗神社を訪れてみると……

 

「……えっと、どうしたの?霊夢?」

 

「……」

 

何故か霊夢が白くなっていました。

 

それも真っ白に。色が全くありません。

 

「ね、ねえ、葵。霊夢さんはどうなってるの?」

 

想起さんも聞いてきましたが、私もこの状況を全く飲み込めていません。

 

私は霊夢に近付いて、呼びかけました。

 

「霊夢?どうしたの?ねえ!」

 

私が揺らしてみても、やはり反応がありません。

 

……ですが、死んではいないようで、一応、息をしています。

 

「……あんまり、使いたくはないけど」

 

私は、霊夢の過去を見ることにしました。

 

そして、その結果、原因が分かりました。

 

「……萃香さん」

 

「え?誰それ?」

 

「萃香は鬼さ」

 

「お、鬼⁉︎」

 

「そして、この神社に住んでいる」

 

私はつい溜息をついてしまいました。

 

霊夢がここまで真っ白になっている理由。それは、萃香さんのお酒の消費量が関係していました。

 

どうやら、萃香さんが毎日お酒を飲んでいた為、この神社の金銭が全てお酒代として消えていたのです。

 

それで、霊夢は真っ白になっていたようです。

 

私はその事をルカ達にも話しました。

 

「はあ……」

 

「まあ、萃香らしいと言えば萃香らしいし、鬼らしいと言えば鬼らしいが……」

 

「お、鬼ってそんなにお酒を飲むんだね……」

 

それぞれがそれぞれの意見を言う中、私は少し考えていました。

 

この状況を脱出する方法は二つあります。

 

……ただ、これは霊夢が苦手とする『努力』が必要です。

 

ですから、この方法を霊夢に話たとして、霊夢が首を縦に振ってくれるかどうか、心配です。

 

***

 

その後、中々真っ白の状態から戻らない霊夢を、ルカと途中から遊びに来た魔理沙の攻撃で起こそうとすると、その瞬間に霊夢の意識が戻り、直ぐに反撃してきました。

 

私はそれを確認すると、霊夢に今の神社の金銭状況を知っていると言いました。

 

「そ、なら話が早いわ。何か良い方法ない?葵」

 

霊夢がそう聞いてきました。……さて、霊夢はこの方法に首を縦に振ってくれますかね?

 

「一応、考えたよ。二つ」

 

「そう!で?どんな方法なの?」

 

「一つは、私みたいに畑を作って、そこで野菜とかを作った後、人里の方でそれを売る方法」

 

「よし、それにしろ。霊夢」

 

私がそう話すと、後ろからそんな風に言うルカの声が聞こえてきました。

 

「いやよ。面倒臭い」

 

「その面倒臭い事を葵は毎日やってるがな」

 

「あ、あはは……」

 

霊夢のその言葉に鬼灯がそんな事を言い、想起さんは苦笑いをしていました。

 

「それで?二つ目は?」

 

「二つ目は、自分でお酒を作る事。これなら直ぐに解決するでしょ?」

 

「……そうね」

 

私が最後の提案をすると、霊夢は少し悩んだ後に、そう言って首を縦に振りました。

 

「……嘘だろ?」

 

「あの面倒臭がり屋の巫女が……これは間違いなく異変だ!」

 

「あんたら、そこを動くな」

 

魔理沙とルカのその発言によって、霊夢が怒ってしまい、弾幕ごっこが始まってしまいました。

 

「おー!綺麗だね〜」

 

「あ、萃香さん」

 

私は、後ろから声が聞こえてきたため、そっちに振り向くと、萃香さんが神社の中から出て来ていました。

 

「え?君が萃香さん?……え?子供じゃないの?」

 

「いや、身長で決め付けるな。これでも何年も生きてるんだからな」

 

「え⁉︎」

 

萃香さんの年齢(失礼だとは分かってますが)が自分よりも上だと分かると、とても驚いていた想起さん。

 

妖怪なら、見た目とは違い年齢が違うというのは良くあることなのではないでしょうか?

 

その後、霊夢達の弾幕ごっこも終わり、その日は博麗神社で夕食を食べることになりました。

 

これからは、お酒の問題がなくなると良いのですが…。

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