あー、テストとか嫌だな……
それでは!どうぞ!
〜葵side〜
霊夢は妹紅さんに弾幕を撃ちながらも、狙って撃たれる弾幕を回避している。
私はそもそもから弾幕を撃てませんので全部回避しています。
「封魔針!」
霊夢はお札を針に変えて、それを妹紅さんに投げ付けましたが、妹紅さんはそれを容易く避けました。
まあ、当然ですね。あの針は真っ直ぐにしか飛ばせませんから。
「ほらほら!どうしたの?こんなもの?」
「コレで終わるわけないでしょ?霊符『夢想妙珠』‼︎」
霊夢がスペル宣言をすると、夢想封印の時と同じ虹色の弾幕が妹紅さんに向かっていきました。
しかし、夢想封印と違って弾幕をの数が少なく、スピードも遅いので、避けやすくなっています。
現に、妹紅さんは全て避けましたからね。
「私から行くよ‼︎不死『火の鳥-鳳翼天翔-』!」
すると、私達の目の前には、とても大きな火の鳥が現れました。
「えっ⁉︎」
「葵、アレはただの炎弾で作られてる火の鳥よ。弾幕と弾幕の間を潜り抜けて行くわよ」
「!分かったよ‼︎」
私は霊夢からの提案に乗り、その弾幕の間を潜り抜けながら避けました。
「だったらコレだ‼︎蓬莱『凱風快晴-フジヤマヴォルケイノ-』!」
今度もまた弾幕が飛ばされてきましたが、なんだか嫌な予感がします。
「!霊夢!その弾幕から離れて‼︎」
私は霊夢にそう伝え、自分もまた弾幕から離れました。
すると、私に当たりそうになっていた弾幕が爆発してしまいました。
「葵、ありがとう」
「お礼は良いよ。私も嫌な予感がしただけだから」
私が霊夢と少し話しただけでも、またその弾幕が襲いかかってきました。
「おや?手も足も出せないのかい?」
妹紅さんが挑発してきますが、今は無視です。
少し、隙を伺わなければならないので。
それから少しして、その弾幕の嵐が止みました。
それを気に、私は一つのスペルカードを宣言します。
「呪術『鬼呪封印』!」
このスペルを邪魔されずに宣言出来ました。
「なっ⁉︎」
今、妹紅さんは、御札に体を縛られて身動きが取れない状態です。
ですから、コレで最後です。
「霊夢!」
「神霊『夢想封印』‼︎」
「きゃぁぁぁぁあ!」
そのまま、妹紅さんは普通の夢想封印より威力が上がっている『夢想封印』に飲み込まれてしまいました。
***
「あの、大丈夫ですか?」
弾幕ごっこが終わった後、私は直ぐに妹紅さんに近付き、治療しました。
「いてて……、ああ、別に平気さ。ありがとうな」
妹紅さんはそう言いながらも、起き上がりました。服は煤汚れています。
「それにしても、あんた。あの夢想封印を受けてよく無事でいられたわね」
霊夢が此方に近付きながら妹紅さんに質問しました。
「だな!あの夢想封印の上位版を受けて、なんで無事だったんだ?」
魔理沙も頭の後ろで両手を組んだ状態で、此方に近付いて来ました。
「ん?そりゃあ、私が蓬莱人だからさ」
「蓬莱人?あの輝夜と同じ人種か」
「あいつと一緒にされるのは嫌だけど、それで合ってるよ」
ルカが納得した様にそう言うと、妹紅さんがそう言いました。
……きっと、仲が悪いのでしょう。輝夜さんと一緒と言ったら『一緒にされるのは嫌』と言いましたから。
「それで?結局は、あんた達は何の為に来たんだ?」
「実は、この竹林にある珍しいものを探しに……」
私がそう説明すると、妹紅さんは少し考えてから……
「私はこの竹林に長年住んでるけど、そんな珍しいものは無かったよ」
と言いました。
「そうか。分かった。ありがとう」
鬼灯が全員を代表してお礼を言いました。
その後は妹紅さんも回復した為、竹林の外まで案内してもらい、解散しました。
もう殆ど夜明けの状態ですが……大丈夫でしょう。多分。眠いですが、きっと……。
私は、目の前が暗くなり、倒れそうになりました。
〜想起side〜
「……想起、葵はまだ寝てるか?」
ルカさんが僕にそう聞いて来ました。
「はい。まだ気持ち良さそうに寝ていますよ。鬼灯さんの毛がとても暖かいんでしょう」
「そうか?」
鬼灯さんの毛並みはとても綺麗で、いつも手入れされているのがよく分かるほどです。
「さて、帰ったら布団を敷かないと、葵が寝れなくなってしまうね」
「ああ、そうだな。今回は私も手伝おう」
ルカさんも、布団を敷く手伝いをしてくれる様です。良かったです。
その後は、少し話しただけで、後は無言で神社へと帰ってきました。
最後の最後で眠くなったため、おかしいことになってるかもしれない……
本当にごめんなさい
それでは!さようなら〜!