東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

112 / 245
はい!ということで、今回から風神録編です!

「……」

「ルカ?」

「……なんでもない。気にするな」

それでは!どうぞ!


風神録
第百一話


〜葵side〜

 

私は今日もいつも通り、朝早くに起きました。

 

想起さんが来てからは想起さんも家事を手伝ってくれる様になり、少し楽な生活を送れています。

 

そんな日の朝ですが……

 

「はぁ……」

 

私はとても心配事があります。

 

実は、この前から妖怪の山に新しい神社がこの幻想郷に幻想入りしてきました。

 

それは別に時々あることですから問題ではありません。

 

……問題はこの後からです。

 

私は予知夢を見ましたが、その際、そこの神社の方が霊夢に喧嘩を売りに来ていたのを夢で見ました。

 

まあ、外から来たのですから、この幻想郷にとって『博麗神社』がどれだけ大切な場所か知らないのは仕方がありません。

 

ですから、説明すればいいだけなのですが、今妖怪の山に入ろうとすると、天狗達に襲われて、入ることが出来ません。

 

これでは、此処の事を説明出来ません。

 

この事は、既に霊夢にも鬼灯達にも話しています。

 

……しかし、全員の反応が……

 

『ふん、そんなの、別に問題なんてないわよ。逆にボコボコにしてやるわ!』

 

と、霊夢が。

 

『そんな事、放っておけ。何かあれば紫やレティシアが動くし、私も本気で行くさ。それ以前に、そんな相手に霊夢が負けると思えないしな』

 

と、鬼灯が。

 

『良い機会だと思うぞ?彼奴、自分の神社の神様の事も知らないんだろ?神というのがどれだけ大切なものか、学ばせる良い機会じゃないか』

 

と、ルカが。

 

『葵の役に立ってあげたいけど、あんまり荒事はしたくないんだ。……ごめんね?』

 

と、想起さんが言いました。

 

想起さんは致し方ないとして、他は理由としてどうなんでしょうか?……何も言いませんでしたけども。

 

そんな風に考えていると、いつの間にか着いていたのはルカの部屋。

 

無断で入るのはマナー違反なので、一度中に呼び掛けてから入りました。

 

そして、そのまま、まだ気持ち良さそうに……

 

「……?」

 

私はルカの寝顔を見て、少しの違和感を感じました。

 

『いつもとは何か違う』

 

そんな違和感を。

 

ですが、その違和感は結局分からず、そのまま起こすことにしました。

 

ルカの隣にいるノアは既に起こしています。というより、部屋に入った瞬間に起きました。

 

音を聞いたからなんでしょうね。

 

「ルカ〜!起きて〜!朝だよ〜!」

 

何時もの様に、朝に弱いルカをゆさゆさと揺らして起こそうとする私。

 

期待通り、それで起きてくれるルカ。

 

「……頼むから、揺らさないでくれ」

 

「朝なんだから、起きないとダメだよ。朝御飯、要らないの?」

 

私はルカが起きたのを見ると、揺らすのを辞めて、顔を洗ってから来る様に言うと、また台所へと戻りました。

 

***

 

全員が朝御飯を食べて、掃除やお昼とお夕の御飯の為の食材を裏庭にある川と畑で取った後、私達は博麗神社へと向かいました。

 

……すると、案の定、霊夢の怒りの声が聞こえてきました。

 

「……やっぱり、こうなるのですか」

 

私は少し頭を抱えてから博麗神社の境内に足を着けました。

 

「霊夢、どうしました?それから、そちらの方は妖怪の山に新しく出来た神社の方ですよね?その方が一体、何の御用でしょうか?」

 

私は知っていながらも質問しました。

 

勿論、その聞いた相手である、緑髪の長い髪にカエルと蛇の飾りを付けた女性は私も知ってる答えを言いました。

 

「私はこの神社を廃社してもらう為に、ここに来ました」

 

すると、霊夢がその言葉に噛みつきました。

 

「巫山戯んじゃないわよ⁉︎何で廃社しないといけないわけ⁉︎」

 

「この神社は信仰が少ないとお聞きしました。私達は信仰を集める為に幻想入りを果たしました。信仰の少ないこの神社が役に立つのですから別に良いですよね?」

 

「良い訳ないでしょ‼︎」

 

すると、相手は少し溜息を吐くと、言いました。

 

「また此処に来ます。その時には此処の神社と……」

 

くるりと此方に体を向けると……

 

「貴方の神社を廃社して頂きます」

 

その言葉を聞いた鬼灯はすかさず断りました。

 

「巫山戯ているのか?お前は。葵の神社は『豊穣の神』……つまりは私が祀られている。そんな神社を廃社したらどうなるか……分かるよな?」

 

鬼灯はそう言葉にして、持っている神力を緑髪の女性だけに向けて少し放出しました。

 

「ッ⁉︎で、ですが、私達の神社の為に……廃社して頂きますから‼︎」

 

神力に怯みながらもそう言葉にすると、そのまま妖怪の山へと帰っていきました。

 

「……」

 

「?霊夢?」

 

私は何故か体を震わせている霊夢に疑問を抱き、どうかしたのかと質問してみると……

 

「上等じゃない‼︎そっちから来なくても……こっちから直々に行ってあげるわよ‼︎あの緑髪をぶっ飛ばしにね‼︎」

 

「……」

 

「はぁ……」

 

「まあ、こうなるよな」

 

「……あ、あはは」

 

私達はそんな霊夢に、其々の反応を見せるしかありませんでした。




ねえねえ、皆

「?どうしました?主さん」

今思ったけどさ……オリキャラ達の中で一番人気なのって誰だろうね?

「葵だろ。主人公なんだから」

「え?いや、私は違うよ。鬼灯とかレティシアさんとかルカとか想起さんだよ、きっと」

「僕、この作品に出てまだ日が浅いし、そこまでの人気はないよ、絶対」

まあ、そんな疑問がふと浮かんだので……気が向いたら集計しよ

「しなくてもいいぞ」

……いや、気になるしやろ!

ということで!急遽、誰が一番人気なのか確かめようと思います!

私のオリキャラ一覧です!


・神無月 葵
・霜月 ルカ
・孤天 鬼灯
・幻現 想起
・幻現 砕牙
・レティシア・スカーレット
・穀月 くおん
・八神 狼
・マリア・ドロワーズ
・ペス・ランガー
・ユニ・ランガー
・枢木 朱鳥
・夢川 獏
・サリア・モルフィウム


『私達も出るのかよ⁉︎』

「クスクス、当然でしょう?貴方達だって主のオリキャラなのだから♪」

「……なんというか、可哀想に」

「頼む。同情した様な目を此方に向けるな」

まあまあ、狼さん、そんな事言わないでさ!頑張ろうよ!

「これで頑張れと言われてもな……」

それでは!さようなら〜!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。