東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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さあ、今回もやっていきますよ!

「今回は、フランさんとの約束を果たしに来た回ですね」

「ああ、そうだな」

「ルカの方も一部書いているからそのつもりで」

それでは!どうぞ!


第十六話

〜葵side〜

 

私は今、紅魔館に向かっています。理由は、本の事もありますが、フランさんとの約束を果たしに来ました。

 

フランさんとした約束は、また紅魔館に来ることですからね。その時にでも一緒に遊ぼうと考えているのですが……生憎、良い考えが浮かびません。

 

ルカの時は人形遊びをしていましたが、フランさんも楽しんでくれるのかは分かりません。……今まで、ルカ以外との子供と一緒に遊んでこなかったのが原因でしょう。

 

(……まあ、フランさんと遊んでから本を読みましょうかね)

 

一体、どんな本があるのでしょうか?小説とかですかね?それだと凄く嬉しいのですが、多分、違いますね。勘ですが。

 

(あ、見えてきましたね)

 

あの紅魔館での異変からまだそんなに経っていないのに、久し振りに来た感じがします。

 

さて、兎に角、入らせてもらいましょうか。

 

***

 

「門番さん、こんにちは」

 

「ふにゃ?……は⁉︎ね、寝ていませんよ‼︎咲夜さん‼︎これはですね……て、あれ?お客様か、驚かさないで下さいよ〜」

 

「え?す、すみません」

 

どうやら驚かせてしまった様です。今後は気を付けなければいけませんね。

 

「え?あ、いや、そういうつもりは……。あ‼︎そ、そういえば初対面でしたね。私は此処、紅魔館で門番をしている『紅 美鈴』と申します。貴女のお名前は?」

 

「あ、そうでしたね、私は神無月神社で巫女をやっております。神無月葵と申します。どうぞよろしくお願いします」

 

「分かりました。それで、何の御用で此処に来られたのでしょうか?」

 

「フランさんと遊びに来たのと、図書館の本を少し読みに来ました」

 

「そうだったのですか‼︎フランお嬢様もお喜びになります‼︎あ、それと……」

 

「?何でしょうか?」

 

「絶対に、図書館の本を盗んだりしないで下さいね!お願いしますよ!」

 

え?ぬ、盗む!?私、そんな事をするつもりないのですが、借りれたら借りるだけで、読みを終わったら返すつもりですし……。

 

……あれ?って事は、誰かが図書館の本を盗んでいることになりますよね?一体、誰でしょうか?

 

「それでは、どうぞお入り下さい!」

 

「え?あ、はい‼︎有難うございます!」

 

まあ、その泥棒さんと鉢合わせたら叱るということにしておきましょうかね。

 

***

 

「?あれ?どちら様でしょうか?」

 

「⁇」

 

館の中に入ると、異変の時には見なかったメイドさんがいました。容姿は銀髪の髪をポニーテールにして、顔はルーミアに似ている童顔で、咲夜さんと同じメイド服を着ています。

 

私はその方に、美鈴さんと同じ自己紹介をしました。

 

「あ、御丁寧にどうも。私は此処で姉と一緒にメイドをやらせてもらっている『ユニ・ランガー』と言います。どうぞよろしくお願いします」

 

ユニさんは私が挨拶をすると、挨拶をしてくれました。やっぱり、これが『普通』なのでしょうね……。

 

そういえば、ユニさんは姉がいると今言っていたような……。

 

「何をしているの?ユニ」

 

「あ、姉さん」

 

階段の方から聞こえてきたので其方に顔を向けて見ると、そこにはユニさんと同じ銀髪で、長髪にウェーブをかけていて、顔は咲夜さんに似ている、少しつり目の女性が下りて来ていました。

 

「この人はお客さんだよ。だから話していただけ」

 

「そう、ならいいのよ。初めまして、私はユニの姉であります『ペス・ランガー』と申します。どうぞよろしくお願いします」

 

「あ、はい、分かりました」

 

顔が似ているのは分かりますが、雰囲気まで咲夜さんに似ている気がするのですが……気の所為でしょうか?

 

「それで?貴方は何の御用で紅魔館に?」

 

「あ、フランさんと遊びに。それと、少し図書館の本を読みに」

 

「……そう。なら、図書館の本は必ず返して下さい。どっかのネズミみたいに盗もうなんてしないで下さい。お願いします」

 

また泥棒さんですか。本当に一体、誰なんでしょうかね?その泥棒さんは。

 

「それでは此方です。着いて来て下さい」

 

「はい、分かりました」

 

「ユニ」

 

「うん?何、姉さん」

 

「貴女は掃除の続きをしなさい。いいわね?」

 

「うん、分かってるよ。だから大丈夫」

 

「そう、それでは此方です」

 

私はペスさんに連れられて、フランさんが居るであろう場所に向かいました。

 

……そういえば、今回、ルカに霊夢の世話を頼みましたが……大丈夫でしょうか?

 

ーーーーーーーーー

 

一方、ルカ達は……。

 

「はあ⁉︎なんであんた一人なのよ‼︎葵は⁉︎」

 

「葵は紅魔館に行っている。フランとの約束があっただろう?」

 

「そんなもの、覚えてないわよ‼︎」

 

「覚えておけ、全く」

 

「はあ、じゃあ、葵がいなかったら、境内とかの掃除はあんたがやるわけね?」

 

「何を言っている?」

 

「え?」

 

「お前がやるに決まっているだろ?」

 

「嫌よ。面倒臭い」

 

「そうやって面倒臭い事から逃げる気か?言っとくが、私もやるつもりは無いからな」

 

「あんたがやらなきゃ誰がやるのよ。私も嫌」

 

「そうか、なら今後は野菜をお前に渡すことを辞めてもいいんだな?」

 

「……は?」

 

「お前も知っての通り、私は嘘が嫌いだ。だがな、私は一生、嘘を付かないつもりは無い」

 

「……ま、まさか」

 

「さて、お前も気付いたからな、もう一度聞こうか。誰が掃除・洗濯をする?」

 

「そ、そんな脅しをしたって、葵はすぐに気付くわよ?」

 

「葵には私から『このままでは霊夢は成長しない』というような説得でもすれば確実に分かってくれるので心配するな」

 

「くっ‼︎」

 

「さて、どうする?」

 

「……分かったわよ。私がやる」

 

「それでいい。洗濯は私がやってやるからお前は掃除だ」

 

「はいはい」

 

言い争っていました。

 

ーーーーーーーーー

 

「此処です」

 

「あれ?此処って」

 

ペスさんが連れて来てくれたのは、私達が食事を摂った場所です。

 

「此処に居るのですか?」

 

「はい。それでは」

 

ペスさんが扉をノックして要件を話すと、中から「入りなさい」との言葉が聞こえてきました。

 

「失礼します」

 

扉が開かれ、其処に居たのは、レミリアさんとフランさんでした。

 

「あ!葵だー!」

 

「フランさん。約束を果たしに来ましたよ」

 

「わーい!」

 

「葵、フランと遊んでくれて有難う。あら?ルカは?」

 

「ルカなら、霊夢の方の世話を任せているからいません」

 

「そう、分かったわ」

 

「ねえねえ!葵!これで遊ばない?」

 

「?これは?」

 

フランさんが持っていた物には『人生ゲーム』と書いてありました。

 

「これ、凄く面白いのよ!それか、これ!」

 

もう一つには『ドンジャラ』と書いてありました。

 

「えっと……?」

 

「これも面白いのよ!でも、両方人数が多ければ多いほど面白い物なのよ!」

 

成る程、だからレミリアさんも居たのですか、納得です。

 

「私は外の世界の事は良く知りませんから、フランさんが面白いと思った方をやりませんか?」

 

「えー?私は何方も面白いと思うけどなー?」

 

「そうですね、でしたら、此方の『ドンジャラ』をしませんか?」

 

「分かったわ!レミリアお姉様もやりましょう♪」

 

「ええ、そうね。でも、レティシアお姉様も呼びましょう?」

 

「クスクス、私なら居るわよ?」

 

「え?」

 

そこには、何時の間にいたのか、レティシアさんが立って居ました。

 

「え?何時の間に?」

 

「クスクス、人生ゲームかドンジャラかの辺りからいたわよ?」

 

「そ、そうだったんですか……」

 

紫さんの能力に慣れていなかったら、今頃、大きな叫び声がこの館中に響いてましたね、本当に良かったです。

 

「なら四人でやりましょうか。ペス」

 

「はい、お嬢様」

 

「紅茶をお願い出来るかしら?」

 

「畏まりました」

 

そう言うと、ペスさんは部屋を出て行きました。

 

「さて、やりましょうか」

 

「やったー!」

 

「クスクス」

 

「そうですね、やりましょう!」

 

私たちは『ドンジャラ』というゲームをし始めました。




今回はどうでしたか?

「なあ、美鈴やレティシアが言っていた泥棒やネズミって・・・」

「クスクス、それは次回に後回しよ」

「そうか」

「そして、私たちはドンジャラをし始めたわけなのですが・・・」

一応、言っておきますが、描写しませんよ

「やっぱりですか」

「まあ、いいだろ。仕方ないことだ」

あ、鬼灯さん、次回には貴方が少し出ますよ?

「む?そうなのか?」

まあ、多分

「えっと、多分とは?」

どうやって話の中に入れようか迷っていまして

「なるほど」

まあ、次回までには考えておきます。それでは!

「「「「「さようなら〜!」」」」」
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