東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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さあ、今回の話を始めましょう!

「おい、この前と話が違うぞ」

「ま、まあまあ、落ち着いて?ルカ」

「まあ、守られている部分もあるから私からは何も言わない」

そ、それでは!どうぞ!


第十七話

〜葵side〜

 

『ドンジャラ』で遊び終えた私は、レティシアさんと共に図書館の方へと歩いています。

 

(それにしても、またフランさんと約束しちゃったけど、今度は何時来ようかな?)

 

そう、私は『ドンジャラ』のルールを知らなかった為、ルールを理解する為に何回か教えられながの勝負をして、その後は普通に勝負をしていました。

 

それにしても、『ドンジャラ』とは面白い物ですね!本当に外の世界は凄いです!

 

あ、話が逸れましたね。

 

それで、『ドンジャラ』を終えた後の事なのですが……。

 

〜回想〜

 

「私、まだ葵と遊びたい!だから、もっと一緒に遊びましょうよ!ねえねえ!」

 

「え、えっと……」

 

「葵は私と遊びたくないの?」

 

「いえ、そういうわけでは……」

 

「だったら!もっと一緒に遊びましょうよ!」

 

「フラン!我儘を言うのはよしなさい!葵が困ってるでしょ?」

 

「だって〜!」

 

「クスクス、フラン。別に葵は二度と此処に来ない訳ではないのよ?」

 

「それは、分かっていますけど……」

 

「……フランさん」

 

「?葵?どうしたの?」

 

「いつかは分かりませんが、私はまた、此処に来ますよ。その時に、また一緒に遊びませんか?今度は、今日遊ばなかった『人生ゲーム』というので」

 

「……」

 

「その時には、またルールを教えてくれませんか?私は外の世界の遊びを知りませんので、色々、勉強になりますから」

 

「……」

 

「ね?お願い出来ますか?」

 

「……うん、分かった。じゃあ、また遊びに来てね?絶対だよ!」

 

「はい!」

 

「クスクス、フランったら、さっきまでの悲しそうな顔から一転、嬉しそうな顔になったわね♪お姉ちゃん、嬉しいわ♪貴女もそう思わない?レミィ」

 

「ええ、本当に」

 

〜回想終了〜

 

と、こんな事がありました。まあ、何時また此処に来るかは、本を貸してもらえなかったらちゃんと決めて、貸してもらえるようなら、返す日ということにしましょうかね。

 

「クスクス、着いたわよ」

 

「あ、有難うございます。レティシアさん」

 

「クスクス、別に良いのよ♪私もこの図書館に用が有った訳だしね」

 

「え?そうだったんですか?」

 

「クスクス、ええ。私はパチュリーに貸してもらっていた本を読み終わったからね。返すのが常識よ」

 

「レティシアさんも借りていたんですか……あ」

 

そういえば、確かレミリアさんが言っていましたね。レティシアさんは紅茶を飲みながら図書館で借りた本を読む、と。少し忘れていました。

 

「クスクス、どうしたの?」

 

「⁇」

 

「クスクス、入らないのかしら?」

 

「あ、いえ、入ります」

 

私は図書館に入りました。

 

***

 

「……」

 

図書館に入って周りを見渡した私は、言葉が出てきませんでした。

 

何故なら、周りは、本、本、本。つまりは本ばっかり。

 

此処、図書館というよりかは、前に大を付けて大図書館という呼び方の方が合っていますね。

 

「クスクス、小悪魔。何処にいるかしら?」

 

「はい!直ぐに行きますので少々お待ちください!」

 

レティシアさんが『小悪魔』さんという方を呼んだ後、直ぐに返事が返ってきました。

 

(ということは、恐らく直ぐ近くにいますね)

 

私達が『小悪魔』さんを待っていると……、

 

「おや?貴女は……」

 

「?どうした?くおん」

 

「え?」

 

後ろから声が聞こえてきたので振り向くと、其処には、くおんさんともう一人、知らない人が居ました。

 

その容姿は、赤からオレンジへと変わっている髪をポニーテールにしていて、顔は吊り目だけれど少し幼さを残していて、服はメイド服を着た女性がいました。背はくおんさんと変わらない様に見えます。

 

「クスクス、いらっしゃい、くおん、朱鳥。パチュリーの手伝いかしら?」

 

「はい、その通りです」

 

「まあ、これだけの数の本が有ると、小悪魔だけでは人手不足なので手伝いに」

 

「クスクス、確かにそうね」

 

「えっと……」

 

「クスクス、ごめんなさいね。貴女はくおんとは会っているけれど、朱鳥の方とはまだだったわね。朱鳥、挨拶をしなさい」

 

「はい、分かりました。私は此処、紅魔館でメイドを務めさせて頂いている『枢木 朱鳥』と言います。どうぞよろしくお願いします」

 

「あ、ご丁寧にどうも。私は、神無月神社の巫女をしています。神無月葵といいます。よろしくお願いします」

 

「そうでしたか、貴方が神無月の巫女でしたか。確かに巫女服を着ていますね」

 

「?今日は鬼灯様は一緒ではないのか?」

 

「あ、はい。一緒ではありません」

 

「鬼灯様は何処に?」

 

「クスクス、くおん。貴女、鬼灯が好きなのかしら?」

 

「それはそうですよ?私達の産みの親でもある方を嫌いになるはずありません」

 

「クスクス、それもそうね♪」

 

「それで?鬼灯様は?」

 

「鬼灯なら神社にいますよ」

 

多分、今頃は、参拝客の方々が私が居ないということで一杯来ているのでしょうね。

 

ーーーーーーーーー

一方、その頃の鬼灯は……、

 

「……」

 

(はあ、葵とルカが神社から居なくなった途端に参拝客が一杯来るとはな。……嬉しくないな、本当に)

 

「……ん?お前」

 

「わあ!狐さんだ〜!」

 

「初めて見る顔だな。お前、名前は?」

 

「僕、幸多って言うの!よろしくね!狐さん!」

 

「そうか、分かった。それで?幸多は何しに此処に来たのだ?」

 

(こいつがこの前、葵が言っていた幸多という少年なら……)

 

「あ、そうそう!この前、僕のケガを治してくれたお姉ちゃんを知らない?僕、そのお姉ちゃんに会いに来たんだ!ねえ、お姉ちゃんは何処にいるの?狐さん!」

 

「葵なら、今は別の所に行っている。今日はまだ返って来ないだろう」

 

「そうなの?……会いたかったな」

 

「……幸多」

 

「⁇」

 

「何時返って来るかは分からんが、お前が遊べる時間帯まで此処で私と待っておくか?それとも、私と遊ぶか?どうする?」

 

「‼︎僕、狐さんと一緒に遊ぶ!」

 

「そうか、なら、遊ぶか」

 

少年と遊ぼうとしていた。

 

ーーーーーーーーー

 

「お待たせして申し訳ありません!……て、あれ?くおんさんと朱鳥さん?また手伝いに来て下さったんですか?」

 

私が鬼灯の事で予想をしていると、赤色の長い髪に羽の様なものが付いており、可愛い顔をしていて、黒の上着と長いスカートを着ていて、背中には大きな羽が生えている女の子がいました。

 

「ああ、その通りだ」

 

「私もそのつもりだったが、レティシア様の事だから、此処で本を読むだろう。だから、私は紅茶を持ってくる。私がいなくても朱鳥だけでなんとかなるだろう。……多分」

 

「おい、ちょっと待て。多分ってなんだ?」

 

「そのままの意味だ。それでは」

 

「あ!ちょっと、まっ……行ってしまった」

 

「あ、あはは……」

 

「えっと……」

 

「あ、すみません。挨拶がまだでしたね。私は神無月葵です」

 

「あ、此方こそすみません。私は小悪魔と申します。どうぞ、よろしくお願いします」

 

「クスクス、冒頭が同じね♪」

 

「其処ですか?」

 

そんな風に話をしながら、私達は小悪魔さんに連れられて、この大図書館の主であるパチュリー・ノーレッジ(小悪魔さんから名前を聞きました)さんの所へと向かいました。




はい、今回は「話が違うぞ?主?」はい、すみませんでした!(DOGEZA‼︎)

「全く、今回は彼奴が出るんじゃなかったのか?」

文字数の問題で次回です

「仕方ないですね、こればっかりは」

「クスクス、そうね、でも、お仕置きぐらいはしとかないと、ね♪」

え?

「クスクス、はい、これを食べなさい♪」

ん?キノコスープですか?でしたら、頂きます!(モグモグ)・・・

「あ、主さん?」

か・・・

「「「か?」」」

辛〜い!それに苦〜い!それからまず〜い‼︎

「え?」

「は?」

「辛くて、苦くて、不味い?主、舌は大丈夫か?」

いや、これは(ゴホッ)今言った(ゲホッ)通りの(ウエッ)味なんですよ!てか、水!誰か水を!

「はい、これ♪」

あ、有難うございます!(ゴクッ)

「え?あ、あの?主さん?ちょっと待った方が・・・」

・・・

「主?どうした?」

・・・(バタッ)

「あ、主さーーーん!」

「クスクス、あらあら、倒れちゃったわね♪クスクス♪」

「主さん!しっかりして下さい!」

・・・ああ、川の向こうに綺麗な花畑が、今からそちらに・・・

「行かないで下さい!今から治しますから行くのはダメです‼︎」

「・・・レティシア、やり過ぎだ」

「これは、酷いな」

「クスクス、主がこんなだから今日はこれまでよ♪さようなら〜」



「主さん!大丈夫ですか!」

綺麗な・・・花畑・・・

「主さん!本当に、しっかりして下さい‼︎主さん!」
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