コラボをさせて頂いた皆々様!誠に遅れて申し訳ないです!
スランプで中々書けませんでした!
心より、お詫び申し上げます!
さて、双六編は全員が出たところで終えようと思います。
なので、今回のを入れるとあと二話ですね!
それでは!久々のお話、お楽しみに!
……さて、前話のあらすじ!
・ぬっこぬこまみれパート2の龍
・女装で絶望する晴夜
・蓬莱汁の初犠牲者:岩槻
それでは!どうぞ!
岩槻が蓬莱汁の脅威により気絶した後、葵とミコトが何度か介抱を望んだがそれは聞き届けられず、双六は無情にも進んでいく。
「次は誰だっけ?」
「……私ね」
火冬の問い掛けから栞が答え、スタート地点にいる者達より一歩前に出ると、サイコロを手に持つ。
「あんた、気を付けろよ?この双六の鬼畜さに……」
「分かってるわ。ありがとう。あんな蓬莱汁とかいう毒物の犠牲者にならないように、祈りながら慎重に振らないと……」
暁の応援に栞は頷き、一度息を吸い込む。
そして数秒開け、覚悟を決めると、双六を振った。
そして出た数字は……。
「……4?」
『おっと?まだ誰も出してないマスですね』
『これは可哀想な目にあうマスなんか、それとも救済の道となるマスなんか……』
『レティシアの事です。前者でしょう』
「お願い。希望ぐらいは持たせてよ……」
栞が溜息をつきながら4マス進む。そして、ピンク色のマスに止まると、文字と機械音声が聞こえてきた。
《告白チャンス!貴方が好きな人を暴露しよう!》
「え、えぇぇぇえ!?」
栞の叫びに全員が同情する。
栞はこの幻想郷とは違う世界で、その世界にいる如月と恋仲にあるのだが、その関係はその世界では周知の事実となっている。
……が、此処では限られた者しか知らず、その如月はその事実を知らない。
つまり、一から大勢いるこの場で、叫ばなければならないのである。
「せ、せめて、マイクぐらい……」
『レティシアさんが大声でしないと軽い罰ゲームをすると……』
「ならせめて本人だけとか!」
『それもそれで行動でバレるやないか』
『どちらにしろ、レティシアはそれを望んでないので、軽い罰ゲームが来るでしょう』
「というか、その『軽い』って、どの程度なんだ?」
暁の質問に実況者三人がアイコンタクトを交わすと、代表で水蓮が答える。
『そうですね……今この場にいる誰かと魂を交換したり、でしょうかね?』
「それが軽いの基準か?なら別に平気な気がするんだが……」
『それが、この場で誰よりも運が悪い人と変えたりしたとしてもですか?』
『その変えられた後、双六が何度もなんども蓬莱汁のあるところに当たっても、でしょうかね?』
「よし分かった。何も軽くないことが!」
暁のツッコミの間、栞は自分自身の精神と戦い、なんとか羞恥心に勝つと、言葉にする。
「…………よ」
『おや?聞こえませんね……もう一度!』
「だ、から!如月、君よ!」
「……え、俺!?」
栞が顔を紅くして告白した相手は如月で、如月はそれに驚愕の顔をした。
『如月さーん。誤解を今のうちに解きますが、彼女が好いてる『如月』さんは、彼女の世界にいる貴方ですから、今いる貴方ではありませんよ?』
「わ、分かった……何だろう?この虚しさ」
如月が腰痛に耐えながら何かに負けた様な顔をしている間、栞は栞で顔を手で覆い、座り込んでしまっていた。
『さてさて、次は……ミコトさん!貴方だ!』
「俺か……遂に、来てしまったのか……」
文の言葉にミコトは空を見上げ、遠くを見る様な顔をしたながら青い空を見上げる。
「……み、ミコトお兄ちゃん。酷い結果にならない事を祈っておきます」
「……ありがとう、葵。俺の運が悪くなければ、そんな悪い結果にはならないだろう……多分」
ミコトは葵に答え、サイコロを振ると、出た数字はその場の全員が望む数字、3である。
それが出た瞬間、ミコトは無意識にガッツポーズをした。
「よし!女装回避!」
『……チッ』
「文、お前今舌打ちしただろ」
『ナンノコトデスカネー?取り敢えず、ゲームが進まないので早く3マス進んでくださーい』
「一気にやる気をなくしたな……」
ミコトは文の態度に溜息を吐くと、3マス進む。
《心地良い風が吹くいて爽やかな気持ちになる。5マス進む》
その指示が出て5マス進むと緑のマスに止まり、機械の音声と文字が出てくる。
《猫が集まり動けなくなる。一回休み》
その後、武楽と龍と同じ様に猫が集まり、それは段々と数を増やし、遂には猫の大群は一斉にミコトに飛び掛かり、体全体を舐め始めた。
「こ、こら!そこはくすぐったいから舐め……!」
『さて、彼処でアニマルセラピーが起こっていますが、そんな面白さの欠片もないものは無視です!次です次!』
『文、本音を言いましたね……』
『文としてはネタが欲しいんやろなー』
『私にネタを下さい!新聞に載せさせてください!』
文のその切実な願いは、しかし誰も頷くことが出来ない。
頷けば最後、この幻想郷で自身の失態とハジがバラされることになるのだから。
「じゃあ、次は僕だね」
ミコトの次に火冬がサイコロを振ると、出たマスは2。
『おっと。またもや出てないマスですね』
『今度はいったい、どんな悲劇が……』
『悲劇じゃない可能性もありますよ、天魔様』
実況の声を無視し、2マス進むと、黄色のマスに辿り着く。
其処から文字と機械音声が聞こえてきた。
《お気に入りの茶碗が割れてしまう》
「……何これ。地味に悲しい」
火冬が何とも言えぬ顔でそう言っていた時、火冬の世界で火冬の茶碗が割れていたなど、この時の誰も知らぬことである。
火冬さんのが短い?……し、仕方ないね(視線を逸らす)
さて、取り敢えず出たマスを書きますか!
1……6マス進む
2……お気に入りの茶碗が割れる
3……5マス進む
4……告白チャレンジ!
5……腰痛め、一回休み
6……罰ゲーム(Lv.1の蓬莱汁)
7……男装女装
8……猫マス。一回休み
鬼畜ばかりのゲームではなく、ちゃんと癒しもお届けする!それがレティシアさんのやり方です!
……って、レティシアさんは吸血鬼なだけあり、鬼畜なのですが
それでは!さようなら〜!