「多分ってなんだ、多分って」
出したい話があったら出すつもりですから!まあ、今のところは無いですが
「そうなんですか」
ええ。それでは!どうぞ!
〜葵side〜
アレから時間が経ち、今では冬。雪が降り、神社にも積もってしまいました
私は、雪掻き真っ最中です・・・博麗神社の
「・・・ふぅ、コレでいいですね」
「お姉ちゃん!」
「あ、幸多君もお疲れ様。手伝ってくれて有難う!」
「ううん!平気だよ!」
幸多君が此処にいる理由は、鬼灯に乗せて連れきました。まあ、それまでの間の回想をしましょうか
〜回想〜
私は、自分の神社にも雪が積もったので、暖かそうな着て雪掻きをしています。すると
「お姉ちゃん!」
「え?あれ?幸多君?こんな寒いのに来てくれたの?風邪引かない?」
幸多君が遊びに来てくれましたが、私は幸多君が風邪を引かないか心配で仕方有りません
「ううん!大丈夫だよ!ほら?暖かそうでしょ?」
まあ、確かに、チャンチャンコを着ていますから暖かそうではありますが・・・
「本当に平気?」
「うん!ねえ、お姉ちゃん!雪だるまを一緒に作ろ!」
「え?雪だるまをですか?」
「うん!・・・ダメかな?」
雪だるまですか・・・まあ、作るのは良いのですが、何処に作りましょう?
・・・あ、良いところがありました
「幸多君、ちょっと来てくれるかな?」
「??」
私は、幸多君を裏の方まで連れて行きました
「此処なら大丈夫でしょう。さて、此処で作りますか!」
「うん!作ろう!」
そうして、少し時間が経ち、雪だるまを作り終えました!
「やったー!」
「上手に出来ましたね♪」
「うん!そうだね!」
「葵」
「うん?どうしたの?ルカ」
そこにルカが来ました。まあ、大体、要件は分かってます。私も忘れていたわけでは有りませんからね
「行くよ、大丈夫」
「そうか」
「?お姉ちゃん。何処か行くの?」
「はい、すみません。私は他にも仕事があるので・・・」
「だったら!僕もその仕事手伝う!」
〜回想終了〜
まあ、最初は私もルカも反対しましたが最終的には押し負けて、鬼灯に乗せてもらって連れて来てしまいました。まあ、博麗神社の敷地内から出なければ無害な妖怪しか来ないので大丈夫だとは思いますが、一様、博麗神社からは出ない様に言っておきましたし、大丈夫ですよね?
うん、大丈夫です。あの子は物分りの良い子なので大丈夫
「?お姉ちゃん?どうしたの?」
「え?あ、いえ、大丈夫です。さて、雪掻きも終わりましたし、家に上がらせてもらいましょうか!」
「うん!」
***
私達が雪掻きを終えて霊夢達がいる部屋へ行くと、魔理沙も炬燵に入っていました
「あれ?魔理沙。何時の間に来たんですか?」
「うん?おう!葵!何時の間にかって?ついさっきだぜ!」
と、返答しながら炬燵の上に載せてあるミカンを食べながら答えてくれました
「そうですか、幸多君。先に炬燵に入っていて下さい。私は、追加のミカンを持って来ますから」
「あら?ありがとう、葵。お願いね」
「はい」
霊夢は、炬燵に入った状態のまま寝転がっています。その状態で先程の言葉をかけてきました。何時もの通りですね
そうして、私はミカンを取りにその場を離れました
〜ルカside〜
「なあ、霊夢」
「ん?何よ」
「前々から聞きたいと思っていたんだが・・・」
私は、前々から持っていた疑問を霊夢にぶつけた
「お前、葵の事を雑用係か何かと勘違いしてないよな?」
「失礼な。してないわよ」
嘘はついていない。本当らしいが、私には、どうもそうは見えない
境内の掃除も、今回の雪掻きも、全部葵がやっている。だから、どうしてもそう見えてしまう
「じゃあ、どう思っているんだ?」
「・・・それを言わせたいの?」
「奇遇だな。私も聞きたいところだ」
「鬼灯、あんたまで」
「私も聞きたいぜ!」
「魔理沙、あんたもか・・・」
「??」
「あー、幸多だっけ?あんたはいいのよ、分からなくて」
「で?どうなんだ?」
「私はね、葵の事は大切なパートナー、相棒の一人だと思ってる」
「・・・」
「ちょっと、黙らないでよ」
「いや、ちょっとな」
あの扱いをしていてパートナーと言われても・・・と言う感じなんだが、私は
「・・・それで?」
「ああ、ハイハイ、続きね。確かに、はたから見たらあんな扱いは家政婦みたいに見えるんでしょうけどね・・・本当は結構、感謝してるのよ」
「「「・・・え?」」」
「え?い、今、霊夢の口から有り得ない文字が出てきた様な気がするんだが?」
「ああ、そうだな。あのグータラ巫女から有り得ない文字が飛び出して来た気がしたが・・・すまん、もう一回」
「あんたら!私に恥ずかしい思いをさせる気か!」
「「いや、だってな・・・」」
「いいわよ!やってやろうじゃない!戦争よ!魔理沙!鬼灯!外でなさい!相手してやるわ!」
「よっしゃ!かかって来い!」
「その前に、お前は炬燵から出ることが出来るのか?」
「そんなこと、楽勝・・・あ、無理、寒い」
「結局、ダメじゃないか」
それにしても、パートナーか。・・・まあ、そうだな。確かに、信用していない人と、アレだけの連携は出来ないよな
・・・良かった。もし、最悪な答えが出て来ていたら、私は・・・
(・・・いや、考えないようにしておこう)
私は、もう、そう簡単に『あんな事』してはいけない。特に、博麗の巫女である霊夢には
「おいおい、結局しないのか?弾幕ごっこ」
「?弾幕ごっこ?何それ?」
「ああ、そういえば、幸多は知らないんだったな」
「あら?見せたことないの?」
「ああ、ない」
「よーし!なら幸多!見とけよ!コレが弾幕ごっこだぜ!鬼灯!やるぞ!」
「はぁ、仕方ないな。・・・魔理沙、お前は神に勝てるかな?」
そうして、魔理沙と鬼灯の弾幕ごっこが始まって直ぐに葵が帰ってきた
「あれ?魔理沙と鬼灯。寒いのに弾幕ごっこをしてるの?風邪引かないよね?」
「大丈夫よ、あいつはバカだし、鬼灯は炎の膜でも体に張ってんじゃない?」
「それは、そうかもしれないけど・・・」
「とにかく、大丈夫よ。黙ってミカンでも食べてましょ」
「・・・うん、分かったよ」
「お姉ちゃん!このミカン美味しいね!」
「そう?ありがとう!」
「お姉ちゃんが作ったの?」
「正確に言うなら、私とルカと鬼灯だよ」
「すご〜い!お姉ちゃん達、すごいね!」
幸多は、目を輝かせている。まあ、確かに凄いだろうな。アレ、育てるの本当に苦労した
こうして、この日を終えた。あ、幸多は弾幕ごっこも見ていたからな?感想は綺麗とのことだったが
因みに、弾幕ごっこの勝者は鬼灯だ。まあ、雪で固められたらそりゃあ、動けなくなるわな、うん
はい!どうでしたか?今回の話は
「霊夢の心情が垣間見えたな」
「私は聞いてないんだけどね(汗)でも、霊夢はああ言う風に思ってくれてたんだ・・・」
因みに、葵さんは霊夢さんの事をどう思っているのですか?
「私ですか?」
「ああ、それは確かに聞きたいな」
「そうだな」
「クスクス、そうね。で?どう思っているのかしら?」
「私はですね、私も、霊夢の事は最高のパートナーだと思っています。確かに、よくあんな風に私に雑用を押し付けて来ますが、それでも、弾幕ごっことなると、これほど心強い相棒はいないんだなって思って、さすが霊夢だなって」
なるほど。それでは!
「「「「「さようなら〜!」」」」」