東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

27 / 245
今日は、始めに注意事項です!

「注意事項?」

一つ、ここから先、霊夢さんが(妖々夢編で)戦うことはありません

「は?」

二つ、弾幕ごっこもしない可能性があります

「え?えっと、どういうことですか?」

「・・・葵、見ていれば分かる」

「??」

三つ、妖夢さん、幽々子さんファンの方、申し訳ありません

「謝る様な事がこの先にあるのか・・・」

多分、注意事項はこれだけだと思われるので、どうぞ!


第二十五話

〜葵side〜

 

私達は、長い階段を飛んで進んでいます。アレは流石に登る事は無理ですからね(汗

 

そして、その途中

 

「〜♪〜♪」

 

「ん?何の音かしら?」

 

「演奏じゃないかな?」

 

「ちょっと、行ってみようぜ!」

 

そして、音がなっている方へ来てみると、そこには、楽しそうに音楽を奏でている三人組がいました。あの子達、どうやら姉妹の様ですね

 

「クスクス、綺麗な演奏ね」

 

「はい、そうですね、レティシア様」

 

「そうだな、聞き惚れる程綺麗だぜ」

 

「葵、あんた、あの中へ入って歌ってきなさい」

 

「嫌だよ!?宴会で歌わされるんだからそれでいいでしょ!」

 

「いや、あれだけじゃな・・・恥ずかしがって、いつも一曲しか歌わないじゃないか」

 

「うっ‼︎」

 

「はぁ〜、どうするんだ?」

 

「・・・お、お願いだから、宴会の時だけにして下さい」

 

私は、本気で頼みました。すると、その本気さが伝わったのか、しょうがないわねと言って諦めてくれました

 

そして、その後、その三姉妹が此方に気付き、演奏はどうだった?と聞いてきたので、上手だった。とてと綺麗で聞き惚れたと返したら、嬉しそうにしていたので、挨拶をして先に進みました

 

そして、ついに階段の終点が見えるところに、白髪の髪をショートにして、緑のベストにスカート、白のブラウスを着ている、人にしては白すぎる顔をした女の子がいました

 

「貴方達、冥界に何の様ですか?ここは、生きている人が来るべき場所ではありませんよ?」

 

「・・・そう言いながら、私とレティシアは時々、紫に連れてきてもらっているがな」

 

「!鬼灯様!それに、レティシア様まで!どうしてここに!」

 

「クスクス、鬼灯達の場合は長い冬のを終わらせる為よ」

 

「・・・それって、言い方変えればあんたは違う目的があるみたいな言い方だけど、あんたは何の目的で異変解決に来たわけ?」

 

霊夢がレティシアさんの発言にまた強い警戒心を持ちながら質問しました。でも、確かに、裏を返せばそうなりますね。レティシアさん達は、どの様な理由で・・・あれ?

 

「霊夢、この場合、レティシアさんだけじゃなくて咲夜さんもじゃあ・・・」

 

「そこのメイドは私達と同じ理由よ。飛んでる途中で聞いたわ」

 

ああ、道理で飛んでる途中、話しているなと思ったら、その事だったのですか

 

「で?あんたはどういう理由なわけ?」

 

「クスクス、鬼灯ならこの名前を聞けば意味が分かるでしょうね」

 

「??」

 

「・・・西行妖」

 

「な!?」

 

「「「「「??」」」」」

 

「・・・まさか、幽々子のやつ・・・あいつ!なんて馬鹿な事を‼︎」

 

「クスクス、そういうことよ。ということで、貴方には早々にそこをどいてもらいたいところなのだけれど・・・無理よね?」

 

「はい、私は幽々子様から侵入者を追い出せと命じられました。ですから、先には行かせません‼︎」

 

そう言うと、その人は刀を抜き、此方にその切っ先を向けてきました

 

「・・・全員、先に行け。こいつは私が相手をする」

 

そう言うと、鬼灯は変化をして、大人の人間(勿論、狐耳と九本の尻尾はでています)になっていた

 

「クスクス、分かったわ。任せたわよ、鬼灯」

 

「気を付けてね、鬼灯」

 

「大丈夫だ。能力しか使うつもりはない」

 

「そっか!分かったよ‼︎それじゃあ、先に行くね!」

 

私達は、あの剣士さんを鬼灯に任せて、先を急ぎました

 

〜鬼灯side〜

 

「相手は鬼灯様ですか」

 

「ああ、そうだ。そして、お前のような剣士に敬意を払わないようで申し訳ないのだが・・・」

 

「??」

 

私は、一枚のスペルカードを出し

 

「スペルカード。名刀『小狐丸』」

 

私は、自分の愛刀・小狐丸を出した。構えも一応、した

 

「妖夢、お前にハンデをつけてやる」

 

「・・・ハンデなんていりません」

 

まあ、それはそうだろうな。しかも、機嫌も悪くなっている。だがな、こうしないと、お前は私には勝てないぞ?・・・いや、今からやることの方が勝てないか

 

「私は、スペルカードも弾幕も使わない」

 

「え?」

 

「私が使うのは、この小狐丸と自身の能力だけだ。だが、お前はスペルカードも弾幕も使っていい。自分にあるだけの力を持って私にかかってこい」

 

私は、妖夢に対してそう言った

 

妖夢、分かっているよな?お前が今まで、一度たりとも刀で私に勝てたことがないことを

 

「・・・本当に、それでよろしいのですか?この勝負を、その様に手抜きの勝負にしたしまって」

 

「手抜きか・・・まあ、そう言われても仕方ないな。だが、こうしないと」

 

いや、何方の方法をとっても

 

ー妖夢、お前はズタボロに負けるぞ?ー

 

「ッ・・・分かりました。では、魂魄 妖夢。私に切れぬモノなど・・・あんまりない!」

 

「それはまだ言っているんだな・・・」

 

私が呆れながら発言するやいなや、妖夢は抜刀し、わたしに向かって振り下ろそうとした・・・が

 

「・・・え?な、なぜ?何故、動かない!?」

 

「・・・」

 

そう、妖夢はその振り下ろそうとした状態のまま止まっていた。・・・いや

 

私が、妖夢の止めた

 

「・・・妖夢、一つ、質問していいか?」

 

「くっ・・・‼︎」

 

「私は、お前に、私の能力を話したことがあったか?」

 

「な、なんで、動けない‼︎」

 

「私の記憶が正しければ、『自然を操る程度の能力』は教えたはずだな」

 

「くそっ・・・‼︎」

 

「妖夢、すまない。お前に教えていない能力があと二つある。そして、今、その能力を使っている」

 

「くっ・・・え?・・・‼︎うわぁ‼︎」

 

状況説明をすると、妖夢は何故か、灯篭の方に投げ飛ばされた・・・大丈夫だろうか?まあ、能力の応用で灯篭を(なんとか)柔らかいクッションの様にしておいたが

 

「くっ・・・ほ、鬼灯様の能力?」

 

「ああ、私の能力の一つ。・・・ところで、妖夢。お前は『超能力』とはどんなものか知っているか?」

 

「超能力、ですか?・・・いえ、知りません」

 

妖夢は少し考えていたが、知らないとの返答が返ってきた

 

「超能力というのはな、外の世界では人や物を宙に浮かせたり、動かしたり、そして、相手の動きを制限したりするような能力らしい」

 

まあ、私もそこまで知っている知識ではないんだがな

 

「え?」

 

そして、妖夢も気がついたらしいな。そう、今言った内容の中に、一つだけ自分がその目にあっていることを

 

「私の能力の一つ、『超能力を扱う程度の能力』まあ、外の世界ではパイロキネシス?だったかな。まあ、炎を自身の意思でその場に出すことも可能らしいが、生憎、私は九尾。狐火ぐらいならその場に出せる。あと、テレパシーというものもあるらしい。確か、それは、相手と頭の中で会話をするのだったかな?」

 

「・・・なるほど、私はその能力によって貴方に動きを封じられたということですか・・・でしたら!」

 

そういうや否や、妖夢は弾幕を放ってきたが・・・妖夢、言ったよな?

 

私には、もう一つ能力が有ることを

 

「なっ!?」

 

妖夢の弾幕は、私に当たる直前で消えた。まるで最初から無かった様に

 

「私の最後の能力『ありとあらゆるものを無に返す・再生させる程度の能力』」

 

「え?無に・・・返す?」

 

「そう、私の持っている能力の中で一番大っ嫌いで、そして、大好きな能力だ」

 

そう、この能力は、私の意思次第で全てを無に返し、全てを再生させる

 

だから、大っ嫌いで、そして、大好きな能力

 

「・・・さて、もう終わりにしようか」

 

結局、私は向きを変える時以外はこの場所を動いていなかったな・・・

 

そう思いながら、桜並木の桜の枝を操り、妖夢を拘束した

 

「しまった!?」

 

「さて、妖夢、答えてもらおうか。どうして、こんな事をした?西行妖を満開にさせたらどうなるか、知らないのか?」

 

「・・・」

 

あ、妖夢のやつ、どうやら知らないらしいな。幽々子の奴、妖夢にどう言って協力させたんだ、全く・・・(汗

 

「いいか?西行妖を満開にすると、西行妖は復活してしまい・・・生きとし生けるものは全て死に絶える事になるんだぞ」

 

「えっ!」

 

「お前は知らずにとはいえその協力をしていた。覚悟はしておいた方がいいかもな」

 

「・・・あの」

 

「??」

 

妖夢は私に顔を向ける。その顔は真剣な表情だった

 

「・・・」

 

「幽々子様には、罰を与えないで下さい‼︎私が、その全ての罪を請け負いますから!どうか・・・」

 

パンッ!

 

「・・・え?」

 

「・・・」

 

思わず平手打ちをしてしまった。それでも思う。馬鹿か?こいつは

 

「・・・私がお前達への罰を決める訳ではないとはいえ、その罰が酷いものだったらどうするつもりだ?お前が全ての罪を請け負う?馬鹿を言うなよ、小娘!」

 

「ひっ!」

 

この時の事を後から妖夢に聞いたら、般若の様に見えたらしい・・・

 

まあ、今の所はよくは分からないがな

 

「今の霊夢が言うことはないだろうが、それが死刑判決だったとしたらどうするつもりだった?幽々子の気持ちを考えろ。全く、幽々子の奴・・・ちゃんとしろ」

 

「・・・」

 

ドォーン‼︎

 

そんな音が遠く・・・いや、西行妖の方から聞こえた事から、多分、決着がついたのだろう

 

まあ、闘っていたのは彼奴だろうがな

 

「さて、妖夢。歩けるか?」

 

「え?」

 

「多分、彼方も決着がついている。だから、行くぞ」

 

「・・・はい。それと、一人でも歩けます」

 

「そうか、なら、行くぞ」

 

「はい」

 

私達は、決着が着いたであろう西行妖の近くまで向かった




さて、まず一言

「「「鬼灯(さん)、チート過ぎ‼︎」」」

「え?」

「いや、妖夢が苦戦もなく、しかも、攻撃を一つも当てられずに敗北って、酷過ぎるだろ」

「妖夢さん、悔しかったでしょうね、きっと・・・」

「クスクス、そうね。まあ、私は鬼灯のチートさを知っていたから大丈夫だけれどね」

「・・・(やり過ぎたな)」

まあ、多分、今日で妖々夢編を終わらせるつもりですので

「つまりは、連続投稿すると言うことか」

はい、あ、それと、鬼灯さんの人型の時の容姿は設定に書いてありますので、今回は説明を省きました。ご了承下さい。それでは!

「「「「さようなら〜!」」」」



「やっぱり、やり過ぎたか・・・」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。