「「「・・・(もう、何も言えない)」」」
それでは!どうぞ!
今から話すのは、鬼灯が妖夢と戦っている最中の葵達の様子である
〜葵side〜
私達は、西行妖の近くまで来た。そして、そこには、夢で見た同じ人が立っていた。ピンクの髪に青い着物の様な服。今、鬼灯に任せている人の様に、人にしては白すぎる肌
この人が、この異変主。男性だったら誰でも一目惚れしそうな人ですね
「ふふ、貴方達は?」
「私達は、この異変を解決しに来たのよ。さあ、さっさとこの冬を終わらせなさい!」
「そうね〜、私も早く終わらせたいところなのだけれど、この西行妖が満開になってくれないのよ・・・。だから、まだ無理ね」
「そんな!その西行妖がどれだけ危ないものか分からないんですか!?」
先ほどの時は、思い出せませんでしたが、今、ようやく思い出せました
西行妖。妖怪桜。人の精気を吸い取る妖怪とかした木。あの木はもう随分昔に封印されていると書物には書かれていた。となると、今封印を解くとどれだけの被害になるのか計り知れない!
「・・・分かっているわよ?それぐらい」
「え?」
「けれどね、私は西行妖の満開した姿を見て見たいの。だから・・・・」
幽々子さんがその先を言おうとした時、氷柱が幽々子さんに向かって投げられました、が、幽々子さんはそれをアッサリと避けました
「あらあら、酷いわね。でも、それだけの殺気をだして気付かないわけないでしょ?」
「・・・」
ルカは人の話を最後までちゃんと聞く人だ。でも、ルカがちゃんと人の話を最後まで聞かない時がある。それは・・・相手が嘘をついていた時
「・・・幽々子さん。貴方は、本当に、西行妖の満開になった姿を見たいんですか?」
「ええ、そうよ?西行妖の満開になった姿はきっと綺麗な・・・」
「嘘ですよね?」
「あら?どうしてそう言えるのかしら?」
「ルカは、つまりは、殺気を貴方に向けていた人は嘘を見破る事が可能なんです。そして、いつもは人の話を最後まで聞くのに、今回はそれを途中でやめさせる様な行動をとった。この行動をする時は、大抵、相手が嘘をついている時にする行動です。ですから、貴方は嘘をついていることになる。どうなんですか?幽々子さん」
「・・・あらあら、厄介な能力ね」
幽々子さんはそう言っているけれど、様子からはそうは見えない
「そうよ?私の本当の目的は、西行妖を満開にして、この木の下に眠っている人の姿を見る為よ」
「はあ!?そんな事の為だけに私達は今、命の危機になってるのか?ふざけるな!?」
魔理沙が怒るのも無理はありませんが、人には、他人を犠牲にしてでも会いたい人というのはいるのですよ?私は、違いますが
「クスクス、あら?それを何処で知ったのかしら?幽々子」
「あら?レティシア、いたの?」
「クスクス、居たわよ?背が小さくて見えなかったのでしょうね。で?何処でそれを知ったのかしら?」
「屋敷の中にあった書物に書いてあったのよ。この西行妖を封印した人がこの木の下で眠っているってね」
「・・・(確か、それって・・・)」
私の記憶(最近、マズイですが)が正しければ、その封印した人って、幽々子さんでは?
本人が本人を掘り出そうとしているってことになりますよね?それって
・・・もしかして、記憶喪失?
死者になってしまうと記憶も無くなってしまうのでしょうか?
・・・その辺の事情はよくは知りませんが、やることは決まっています
幽々子さんがやろうとしていることを止めるだけ!
・・・て、言っても、今回は私達、活躍しないんですけどね(汗
「・・・レティシア」
「クスクス、何かしら?霊夢」
「分かってんでしょ?私の考えてることぐらい」
「クスクス、ええ、分かってるわよ?でも、言わなきゃやらないわよ?」
「・・・レティシア、あんたがあの亡霊の相手をして」
「クスクス、いや♪」
「「「「「「・・・え?」」」」」」
「えっと?あら〜、どうしちゃったのかしら?レティシア。貴方、そんな風に断る人だったかしら?(汗」
幽々子さんも焦ってますね。実際、私も焦ってます(汗
だって、私が予知夢で見たのは「クスクス、勿論いいわよ。そもそも私がやるつもりだったしね♪」と言って幽々子さんと戦うレティシアさんで、ここで断るような展開は見ていませんので・・・(汗
「・・・なんでよ?」
「クスクス、霊夢。それが人に物事を頼むときの礼儀かしら?^ ^」
あ、これ・・・
((((((絶対に楽しんでる‼︎))))))
「(こいつ・・・ムカつく!)・・・お、お願いします。あの亡霊と、戦ってく・・・」
「(ニコニコ)」
「・・・下さい」
「クスクス、ええ、了解。任されたわ♪」
ああ、すごいホクホクとした笑顔ですね
霊夢、ドンマイです・・・(汗
〜幽々子side〜
あらま〜、あの博麗の巫女、レティシアに遊ばれてるわね、可哀想に・・・
まあ、今は関係ないわ
私は、私の目的を完遂させる。それだけよ
「さて、レティシア。久々に勝負と行きましょうか♪」
「クスクス、そうね。そうしましょう♪」
レティシアは今もクスクスと笑いながら私と向かい合っている
・・・余裕そうね
私はそう思っていたら・・・
「クスクス、何処を向いているのかしら?」
「え?」
いつの間にか私の後ろにレティシアはいた
「くっ‼︎」
私はレティシアを自分のそばから離そうと弾幕を放とうとしたけれど・・・
「え!?なんで出ないの!?」
弾幕が出てこない
「クスクス、私が貴方の攻撃方法を全て封じたからよ」
レティシアは、また、いつの間にか元の位置に戻っていたけれど、その顔は一段と余裕そうに感じれた
・・・まあ、私がそう感じているだけで、彼女が本当にあの姿での本気をだしていないのかは定かではないのだけれどね
「クスクス、因みに、能力も封じさせてもらったわ♪これで後ろの子達が死ぬ可能性も無くなったわけね♪」
「・・・レティシア、貴方、本当に用心深いわね」
このレティシアがやった事を私が整理するのは可笑しいけれど、つまりはこういうこと
私がいつの間にかしていたであろう瞬き(あるいは能力を作って消えたことを認識させない様にしたか)をした瞬間に闇に溶けて消え、そのあと、私の後ろに姿を再び表し、新たに能力を四つ作り、私の動きを封じたってことね
この時の事を後でレティシアに聞いたら、能力に名前を付けるなら『能力を渡す程度の能力』と『自身の能力を封じる程度の能力』と『弾幕が使えなくなる程度の能力』と『空を飛べなくなる程度の能力』らしい
「クスクス、まあ、そういうことよ。けど、スペルカードは使える様に設定してあげたから安心しなさい♪」
「・・・貴方、変なところで気遣いができるのね」
「クスクス、褒めてもらって光栄よ♪」
「それじゃあ、遠慮無く使わせてもらうわ!亡郷『亡我郷-さまよえる魂-』‼︎」
私が弾幕(本当に放てた)を放つ・・・が、レティシアはよけようともせずに、スペル宣言をした
「風符『風の防壁』」
すると、レティシアの前に風がその場を固まる様にして壁となっていた
「・・・貴方ねぇ(汗」
「クスクス、こんな事した自分を恨みなさい♪自然『大地の異変』」
すると、レティシアが私へと放った大量の弾幕はばら撒かれて放たれていた。しかも、結構早くて、なんというか、重そう?これだけだったら、まあ、頑張れば避けれたと思うけれど、大地まで揺れているとねぇ
まあ、レティシアがまた別の能力でも作ったのでしょうね
そのせいで、私以外の全員は空を飛んでいる。・・・レティシア、貴方、最初からこうするつもりだったでしょう
結局、私は負けてしまった。それはそうでしょう?地面を走って避けなきゃいけないのよ?私の服じゃあ走りにくいわ
そして、この異変は終わってしまったわ。残念
〜葵side〜
「「「「「・・・」」」」」
「クスクス、はい、終わり♪」
私達は、なんというか、その、不条理を見た様な気分になっていました
だって、酷いですもん。相手に同情しますよ、あれ見たら
相手は飛べなくされているのに地面を揺らされるは、それを見ていたレティシアさんの顔はすごくニコニコとして、ホクホク顏ですし・・・
幽々子さん、可哀想に。同情します
「幽々子様!今の地震は何事ですか!?・・・って、幽々子様!」
「・・・レティシア」
「クスクス、いいでしょう?終わったのだから♪」
「・・・」
鬼灯は、私達・・・いえ、私達の二人を見ていましたので私もそちらに顔を向けてみると
「な、なあ、咲夜。あ、アレがレティシアの力なのか?(ガクガク)」
「え、ええ、そ、そうよ。あ、相手の様子を楽しみながらやるのがレ、レティシア様なのよ(ガクガク)」
・・・震えていました。まあ、今でもすごく顔がニコニコとしていますからね、アレは逆に怖いです
「・・・あいつ、Sね」
「「・・・そうだね(そうだな)」」
霊夢と同意見の私とルカでした
はい!コレで妖々夢編終了!後は宴会だけです!
「私は、あの時の音が終わりだと思っていたが、違っていたか・・・」
「「・・・うん(ああ)、あの時から地獄が始まったんだ」」
あ、あはは(汗
「クスクス、そんなに地獄みたいだったかしら?」
「いや、だって・・・アレは・・・酷いですよ」
「幽々子とは、親友の仲なんだろう?飛べない親友に対してアレはな・・・」
「クスクス、異変を起こした幽々子が悪いのよ♪」
「「「・・・(幽々子(さん)、ドンマイ)」」」
そ、それでは!さようなら〜!