東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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それでは!どうぞ!


第二十九話

〜ルカside〜

 

翌日、私は、また香霖堂へと向かっていた。一人で

 

霖之助の気持ちは大体分かっているが、直接、本人から聞いたわけではない。だから、確信を持つ為に向かっている

 

(葵から告白するつもりは無いのは明白だ。だったら、霖之助からやらせればいい)

 

私は、そんなどうやって霖之助から告白させるかを考えながら向かった

 

***

 

「入るぞ?霖之助」

 

「!・・・そう、いいながらもう既に入ってるじゃないか(汗」

 

私が入ると、霖之助は少し焦っていたが、直ぐに平常運転で店主に戻った。・・・いや、何故焦った?声で分からないのか?

 

私はそんな疑問を抱えていたが、周りを見渡せば直ぐに分かった

 

霖之助が何かを作っていたからだ

 

「・・・めずらしい」

 

「え?」

 

「いや、お前が奥で作らず此処で何かを作っているなんて、めずらしいと思ってな」

 

「いや、流石に店を開いているときに、物作りで集中してしまって、お客を待たせる様なことになりたくないしね」

 

「なるほど」

 

「それで?今日は何の用かな?」

 

霖之助は店主のままで話しかけてきたが、悪いが私は今日、客として来たわけじゃないからな?

 

「霖之助」

 

「ん?なんだい?」

 

「お前と少し話がしたい。いいか?」

 

「??」

 

***

 

私は、それから店にある椅子に座ってお茶を飲んでいる。・・・こう言ってはなんだが、葵が出してくれるお茶の方が美味しい

 

「で?話ってのはなんだい?」

 

霖之助は、そう言うとお茶を飲んだ

 

「霖之助は、葵の事をどう思っているんだ?」

 

「ぶっ‼︎」

 

「うわ!汚い‼︎」

 

霖之助は、お茶を噴いた。本当に汚いな

 

「し、仕方ないだろう!?驚いたんだから‼︎」

 

「いや、だってな・・・」

 

まあ、驚いて噴くっていうのは普通か。・・・普通だよな?

 

「コホンッ!それで、なんで急にそれを?」

 

「いや、霖之助の態度は分かりやすいが、確信が欲しいんだ」

 

「確信、ね」

 

「ああ」

 

「・・・僕は「香霖!来たぜ!(バンッ)」魔理沙、また君は・・・」

 

私が、今、聞けると思った所でこの登場か・・・ゆるさん

 

「イヤー、やっぱりここの品揃えはすごい・・・って、うぉ!?危な!?何すんだ!・・・って、ルカ?なんだ、お前か・・・て、なんで怒ってるんだ?」

 

「当たり前だ。今から霖之助と大事な話があったのに、邪魔をされたからだ」

 

「大事な話?なんだ?それ!面白そうだな!私にも聞かせろ‼︎」

 

・・・まあ、魔理沙ならいいか。こいつ、確か『恋の魔法使い』だったし

 

でも、この性格で『恋の魔法使い』と言われてもな・・・

 

まあ、気にしないでおこうか

 

「実はな・・・」

 

私は、魔理沙を連れて離れて、霖之助には聞こえない様に小声で説明をすることにした

 

〜少女説明中〜

 

「よし、人里に行ってくる」

 

「ちょっと待て、何しに行くつもりだ?」

 

魔理沙が出て行こうとしたので、私は捕まえた

 

「なーに、ちょっと人里にマスタースパークを撃ってくるだけだぜ!」

 

そう言って、此方にサムズアップしてきた

 

いや、だからってダメだろ、それ。間違ったら・・・いや、間違わなくとも霊夢達と戦う事になるな。しかも、必ず紫達も出張ってくるだろう

 

「お前は、幻想郷の上位ランカーを相手にしたいのか?」

 

「・・・霊夢だけならまだしも、それは困るぜ」

 

魔法の研究や本を借りれなくなる、とか言っている

 

それで済めばいいんだがな

 

というか、今、何故か『借りる』という言葉が不穏だったんだが?あと、私の能力が反応した様な気がしたが、気のせいか?

 

「じゃあ、どうするんだぜ?」

 

「何とか霖之助の方から告白させるつもりでいるが・・・されたとしても、あいつは断るだろうな」

 

「え?本当か?それ」

 

「ああ、あいつは諦めるつもりでいるらしい」

 

まあ、その言葉は何回も聞いてきたが、ちゃんと諦めれていることなんてなかったから大丈夫だろうとは思うんだが、私の能力も反応しなかったからな。あの言葉事態にも嘘偽りは無いということになる

 

「じ、じゃあ、香霖に葵の気持ちを私達が伝えてやれば・・・」

 

「いや、それはあくまで葵や霖之助の仕事だ。私達がやるべきことじゃない」

 

「なんでだよ!!」

 

「私達は、あくまで外野。恋愛をしている本人達でも無いのに言うなんて、タブーだろ」

 

まあ、最終的にはするかもだがな

 

「そ、そうか・・・じゃあ、本当にどうするんだぜ?」

 

「・・・霖之助に気持ちを聞くしか今の所は手立てがない」

 

「おいおい・・・」

 

と魔理沙は呆れていたが、本人もそれ以上の手立てが無い様で、賛成してくれた

 

「霖之助。すまない」

 

「話は終わったかい?」

 

霖之助に話が終わった事を知らせたが、本人はまた、何かを作っていた

 

「なあ、霖之助」

 

「ん?」

 

「ここに来た時から気になってたが、何を作ってるんだ?」

 

「ああ、これかい?・・・葵には言わないでくれるかな?///」

 

つまりは、葵へのプレゼントか。しまったな、聞くんじゃなかったか

 

・・・だが、気になるからな、仕方ない

 

「ああ、言わない。魔理沙もだろ?」

 

「ああ!勿論だぜ!」

 

「そうか」

 

そう言うと、霖之助はそれを愛おしそうに見ながら説明してくれた

 

「僕は、今、万華鏡を作っているんだ」

 

「「ま、万華鏡!?」」

 

え?いや、だって、アレって難しいんじゃないか?何と無く、そう思っているだけだが

 

「・・・つ、作れるのか?」

 

「うん、今の所は何の問題もなく作れているよ」

 

・・・霖之助のハイスペックな技量に、空いた口が塞がらなかった

 

***

 

そうして数分後、私は復活して、今は気持ちを聞こうとしていた

 

「それで、僕の気持ちだったね?」

 

「ああ」

 

「・・・そ、その。僕は葵の事がだ、大好きだ」

 

・・・ダメだ。ラブコメにしか感じられない

 

「じゃあ、なんで告白しないんだぜ?」

 

「だって、断られるかもしれないじゃないか」

 

「「お前は乙女か!?」」

 

ついツッコミを入れてしまった私と魔理沙は悪くない

 

「それに・・・」

 

「??」

 

「・・・」

 

魔理沙は続きがあるとは思ってなかったらしく、なんだ?って顔をしたが、私は違った。能力が反応したからだ。そして、本音も聞こえてきた

 

「・・・まだ、このお店を畳む様な決心がついていないんだ」

 

「・・・はあ!?」

 

これがどうもよく分からない。別に畳まなくとも、葵の神社から飛んで行けば良いことじゃないか?

 

「そんなの、葵の神社から行けば良いことだろ!?」

 

と、魔理沙が私の心中を察してくれたかの様なタイミングで言ってくれた

 

魔理沙、ナイスだ

 

「でも、無理じゃないかな?」

 

「はあ!?何処がだよ!」

 

「葵と結婚したとして・・・あ、ダメだ。想像したら恥ずかしい///」

 

「「だからお前は乙女か!?」」

 

二度目の同じツッコミを入れた私と魔理沙は何も悪くない

 

「まあ、兎も角。僕は神主にならなくちゃいけないんじゃないかな?」

 

「・・・いや、それは」

 

いや、可能性はあるか

 

神無月の巫女は、博麗の巫女とは違って、才能があるものがやる訳ではなく、ずっと、あの家系でやって来ている。もし、霖之助と葵が付き合ったとしたら、霖之助はここを畳むしかない

 

「・・・だが、もう大体はついてるんだろ?」

 

「・・・どうしてそう思うんだい?」

 

「そうだぜ?」

 

霖之助は兎も角(本人だからな)、魔理沙、お前は気がつけ。話してやったろ

 

「全然ついていなかったとしたら、お前は葵にプレゼントなんてしたいだろ?」

 

「あ!そうか!」

 

「・・・まあ、その通り。大体は、着いてある。だけど、断られるのが怖いんだ」

 

「・・・」

 

「そんなもん!当たって砕けろ・・・むぐっ!」

 

私は魔理沙を黙らせることにした

 

「??」

 

「魔理沙、さっき言ったよな?あいつは今は諦めるつもりでいるって。今ここで告白させてみろ。見事に撃墜されるだけだぞ」

 

私は、魔理沙にだけ聞こえるぐらいの声でそう言ってやった

 

「・・・(コクコク)」

 

どうやら理解してくれたようで、頷いてくれた

 

「あ、えっと?」

 

「ああ、いや、気にするな」

 

「あ、ああ、そう?」

 

「ああ、これで私が聞きたいことは終わりだ。じゃあな」

 

「ああ、じゃあね」

 

そう言って、霖之助は手を振ってくれていたので、私も振りかえした

 

魔理沙はあの場に留まったようだな。余計なことを言わなければいいが・・・

 

兎も角、一番の問題は、葵と人里の奴らだろうな。コレを解決しない限りは、あの二人が結ばれる事はないな

 

「さて、どうしたものか・・・」

 

私も、人里の奴らは嫌いだ(幸多などの一部は除外されるが)。だから、私が人里に降りて、あいつらと対話ということも出来ない

 

さて、どうしたものかな?




はい!中途半端な終わり方で申し訳ないですがここまで!

後書きも私の都合でありません。申し訳ありません

それでは!さようなら〜!
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