東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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さあ!やっていきますよ!

「なのは達との話は今回が最後か」

「・・・」

「寂しいと思う気持ちは理解できるが、仕方のないことだ」

「・・・うん」

それでは!どうぞ!


第三十三話

〜ルカside〜

 

私と鬼灯は、はやてを葵の神社まで連れていき、なのは達と合流させて、博麗神社へと連れて来た

 

「ここが、博麗神社?」

 

「向こうとは全然違うね」

 

「む?そうなのか?」

 

「そうやで?向こうの博麗神社はな?もう、本当にボロボロやねん」

 

話を聞く限り、どうやら外の博麗神社は、雑草ばかりになっており、神社も屋根が壊れていたりと悲惨な現状らしい

 

まあ、ここには神様がいないも同然だから仕方は無いのだろうが・・・

 

「・・・」

 

葵は、悲しそうな顔をしている。・・・当然か

 

葵にとっては、自分の親友で相棒でもある霊夢の家がそんな状態だと聞かされれば悲しむのは当たり前だ

 

「あ、ごめんな?こんな話をしてしもうて・・・」

 

「・・・いえ、分かっていることでもありますから。外の博麗神社がボロボロなのは」

 

「え?そうなん?」

 

「はい。なのはさん達の過去を見ましたから」

 

「?過去を見た?それ、どういうことや?」

 

「教える義理はない。お前達は、もう此処に来ることもないからな」

 

「そんな・・・」

 

そう。こいつらが幻想郷に来ることなど、もう無いだろう

 

今回、幻想入りをしてしまった理由だって、多分だが、結界が不安定だったのだろう

 

そして、そんな時に来てしまったなのは達はそのまま幻想入り

 

・・・コレが理由で合っているはずだ

 

「霊夢〜!出て来て!霊夢に頼みたいことがあるんだけど!」

 

すると、少し経って霊夢がやって来た

 

「はぁ、来ることは分かっていたわ。で?そいつらは?」

 

「え?あ、あの。分かっていたって、どうやって分かったの?」

 

「勘よ」

 

「「「か、勘!?」」」

 

・・・まあ、霊夢の事を知らない奴らが勘だと言われれば、驚くよな、普通

 

「あ、あはは。その、霊夢の勘は100%当たりますから、コレが普通なんですよ」

 

「え?それ本当なん?」

 

「ええ、そうよ」

 

「なら・・・」

 

と、はやてはポケットからアメを取り出して、手に隠した後、後ろを向き、何度も入れ替えてようやく霊夢の方を向き

 

「どっちにアメが入ってるか分かるか?」

 

と、まあ、よくある『どっちにあるでしょうか?ゲーム』をしていた

 

・・・そんな事しても、霊夢の勘は外れないのにな

 

「右よ」

 

霊夢は迷い無くそう答えた

 

「なんでや?理由は?」

 

「勘よ」

 

「また、勘なんだね・・・(汗」

 

こいつら(私達とはやて以外の二人)は外れると思ってるんだろうな

 

だが、悪いが外れないぞ?

 

「あ、当たりや・・・(汗」

 

「「え!?」」

 

「ま、当然の結果ね」

 

「おーい!霊夢ー!遊びに来たぜ!・・・て?誰だ?お前ら」

 

「「「え?」」」

 

後ろの方から声が聞こえ、そちらに顔を向けると、魔理沙がいた

 

「魔理沙。その人達は、外から来ちゃった外来人だよ」

 

「お?そうなのか?なら、一応、自己紹介をしておくか!私の名前は霧雨魔理沙だ!普通の魔法使いだぜ!」

 

「「「魔法使い?」」」

 

まあ、早々は信じれな「え?本当なん?それ?」「でも、姿は魔法使いの印象その物だよ?」「つまりは、私達とは違うって事だね」・・・驚いていない?信じれなないという様な顔をしている。・・・似ているのを知っているのか?

 

「・・・葵」

 

「?どうしたの?ルカ」

 

「後であの三人がどういった人物なのか教えてくれないか?」

 

「うん。分かった」

 

「あ、私にも頼む」

 

「分かったよ、鬼灯」

 

そんな話をした後、紫を呼んで外の世界へと返す事になった

 

「そう、分かったわ。なら、貴女達の記憶から此処の事を消させてもらうわね」

 

「「「え!?」」」

 

「・・・」

 

私達は、その事を知っていた為、何も反論しない

 

・・・葵は、反論はしないが悲しそうな顔をしているが

 

「なんで消しちゃうんですか!私達は嫌です!そんなの!」

 

「それはね、此処の事がバレるのはマズイからよ」

 

「まずいって、何がですか!?」

 

「此処は幻想になった者達がが集う場所。その場所を知られるということは、その者達は居場所を失うのと同じ様な物なのよ」

 

「だから、消す言うんですか?私達は絶対に誰にも話さへん!だから!」

 

「話さなかったとしても、バレるだけでアウトなの。諦めなさい」

 

「そんな‼︎葵ちゃん達からも何とか言ってよ、ねえ!」

 

なのはは、葵にそう言った。が、葵は何も言わなかった

 

「・・・そんな」

 

「・・・ごめんなさい。でも、それが此処のルールなんです」

 

「・・・」

 

「さあ、私が向こうに送り届けるわ」

 

紫は、スキマを開き、その中になのは達も入ろうとした。が

 

「葵ちゃん‼︎」

 

「‼︎」

 

「私は、忘れちゃうかもしれないけど、葵ちゃんは忘れないでくれるかな?葵ちゃん達まで忘れちゃうと、私、寂しいから・・・」

 

「私も、寂しくなるよ」

 

「私もや。だから、忘れへんといてくれへん?」

 

葵は、その言葉を聞くと嬉しそうな顔になった

 

「勿論です!絶対に忘れません!だから、安心してください!」

 

「そっか。ありがとう!」

 

そして、なのは達はスキマに入り、外の世界へと帰って行った

 

「・・・」

 

「・・・葵」

 

「・・・大丈夫だよ」

 

「寂しいんだろ?本当は。隠さなくてもいい」

 

「・・・うん」

 

そして、そのまま神社へと帰り、葵は寂しさから泣いていた

 

・・・私は、慰めるべきじゃないと判断し、ほっとき、鬼灯と一緒に葵が戻るのを縁側で待っていた

 

〜なのはside〜

 

「・・・あれ?」

 

私達は、何故か博麗神社の階段の所に座っていた

 

確か、神社の鳥居を潜ったはずなんだけどな・・・

 

・・・それに

 

「なんでだろ?何かを忘れている様な・・・」

 

「ん・・・?なのは?あれ?なんで階段に・・・」

 

「あ、フェイトちゃん」

 

「ん?なんで私ら階段に座っとるんや?」

 

「はやてちゃん」

 

・・・やっぱり、私の勘違いじゃなくて、本当に鳥居を潜っていた

 

・・・じゃあ、なんで?

 

「「「・・・」」」

 

・・・本当に、私は何を忘れちゃったの?

 

とっても大事な事のはずだったんだけど・・・

 

「・・・あ」

 

「?どうしたんや?フェイトちゃん」

 

「・・・夕方だ」

 

「「・・・あ」」

 

まずい!早く帰らないと!

 

私達は、その場から立ち去り、なんとか電車に間に合い、家へと帰った

 

(・・・本当に、何を忘れたの?私)

 

そんな疑問を残したまま




今回はどうでしたか?

「・・・すごく、寂しいです」

「まあ、数分とはいえな 葵は仲良くなってたからな」

「だが、主。どうしてこんなルールにしたんだ?」

それはですね。この話を入れた際に、忘れてもらったほうが都合が良かったからです

「「「?都合が良い?」」」

はい

「えっと、どういうことですか?」

え?分かりやすく言ったでしょ?

「・・・つまりはフラグか」

「・・・ああ、そうだろう。何かのフラグだろう」

はい!ということで!次回からちゃんとした流かさんの日常回!

けれど、あと少ししかありませんがね

「そうか」

それでは!

「「「「さようなら〜!」」」」
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