東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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さあ!今回もやっていきましょう!

「といってもな・・・」

「最後くらいしか、重要な部分はないと思うが?」

まあ、いいじゃないですか!それでは、どうぞ!


萃夢想
第三十六話


〜葵side〜

 

あれから三日後

 

私達は、宴会会場に来ていた

 

沢山の妖怪達や少数の人間がお酒を飲み、言葉を交わしている

 

それにしても・・・

 

「珍しいよね。霊夢から宴会をやるって言うなんて」

 

私は、近くにいた霊夢に話しかけました

 

霊夢が自分から宴会をするなんて、普通は有りません

 

異変解決後なら兎も角、片付けとかがめんどくさいといつも言っているあの霊夢が

 

「仕方ないでしょ?何だか宴会をやりたくなったんだから」

 

「え?そうなの?」

 

「ええ。まあ、そんな話は終わりにしておきましょう!さあ!飲むわよ!」

 

「霊夢、飲み過ぎないでね(汗」

 

まあ、霊夢はお酒は強い方ですし、大丈夫でしょう

 

「葵〜!」

 

すると、今度は右方向から声が聞こえた為、そちらに顔を向けると、フランさんが走って来ていました。勿論、日傘も持ってます

 

「フランさん!遊びに来てくれたんですか?」

 

「うん!葵にも会いたかったから!」

 

「ふふ、フランったら、貴女にすごく懐いているわね」

 

「レミリアさん!」

 

紅魔館組が勢揃い・・・あれ?

 

「レミリアさん、フランさん。レティシアさんとパチュリーさんは?」

 

そう、その中に、レティシアさんとパチュリーさんと小悪魔さんが何故かいませんでした。どうしたのでしょう?

 

「レティシアお姉様とパチェ達なら屋敷にいるわ」

 

「え?どうしてですか?」

 

「パチェ達は図書館に引きこもっていて、レティシアお姉様なら遊ぶ約束があるから、だそうよ」

 

「だから、自分が行けない分、私達は楽しんできなさいってレティシアお姉様に言われたの!私、外に出るのは初めてなの!だから!今、すごく嬉しい!」

 

フランさんは、満面の笑みを浮かべています。狂気の笑みではなく、年相応の笑顔です

 

(良かった。フランさんがこんな綺麗な笑顔を出来るようになってくれて)

 

私は、嬉しくなりました

 

「そうですか。良かったですね、フランさん!^ ^」

 

「うん!」

 

「ふふ、あらあら、フランったら本当に葵が好きなのね。嫉妬しちゃうわ」

 

「え?嫉妬ですか?」

 

「ええ。だって、私はフランの姉なのよ?大好きな妹がコレだけ懐いてる姿を見るのはすごく嬉しいことだけれど、私にもして欲しいとも思っちゃうのよ」

 

「なら!お姉様にも!」

 

そういって、フランさんはレミリアさんに抱きつきました

 

「あ!ちょっと、フラン!確かに嬉しいとは言ったけれど、急にするのは危ないでしょう?」

 

「うう、ごめんなさい」

 

「ふふ、でも、本当に嬉しいわ。ありがとう、フラン」

 

「!お姉様!」

 

フランさんは、またおもいっきりレミリアさんを抱きしめました

 

本当に、良い姉妹ですね

 

「さて、それで葵」

 

「?なんでしょうか?レミリアさん」

 

私がそう言うと、レミリアさんは杯とお酒を出してきて・・・

 

「私と話をしながら飲まないかしら?」

 

と、言ってきました

 

「あ、その・・・」

 

「どうしたの?私とはお酒が飲めないと言うのかしら?」

 

「いえ、そういうわけではないんですが・・・」

 

「なら、どうしたのかしら?」

 

「・・・お酒があまり飲めなくて」

 

そう。私は、お酒があまり好きではありません

 

嫌い、というわけでもないのですが、苦手なのです。まあ、口に合わないだけなのでしょうがね

 

「そう。まあ、飲めるだけで良いのよ。だから、飲みましょう」

 

「分かりました。それで良いのでしたら」

 

「私もそうする!」

 

こうして、私とレミリアさん達は一緒に飲むこととなりました。・・・私は、あまり飲めませんでしたがね

 

〜ルカside〜

 

私は、一人でお酒を飲もうとしていたのだが・・・

 

「あんた!アタイと勝負しろ‼︎」

 

「ち、チルノちゃん、やめた方が良いよ・・・」

 

「・・・はぁ」

 

何故か妖精に、しかも、私に何回も負けているチルノが弾幕ごっこをしろと言ってきた

 

何でだ?私は、するつもりなんてないんだが・・・

 

「・・・理由は?」

 

「アタイがサイキョーって事を見せつける為だ!」

 

まだ、自分が最強だと思っているらしい。・・・まあ、チルノの実力を考えると、妖精の中ではそうかもな

 

だが、それはあくまで妖精の中だけだ。妖精の枠組みから外して考えると私の足元にも及ばない

 

「・・・はぁ」

 

さて、この勝負、どうやって回避しようか?

 

私がそんな風に考えようとしていたが、チルの能力で作られたであろう氷柱を能力で止めた

 

「なっ!?」

 

「・・・私が考え事をしていると時に攻撃か」

 

「あんたが考え事をしているのが悪いんだ!アタイと戦え‼︎」

 

・・・私も、さっきのは少々イラっときたしな。仕方ないか

 

「いいだろう。全力でかかってこい。お前を撃墜させてやるから」

 

「サイキョーのアタイを舐めるな!」

 

こうして、弾幕ごっこが始まった訳だが・・・結果はもう分かるだろう?私の勝ちだよ

 

勿論、容赦なくやったからな。妖精相手ならコレは当たり前の結果だ

 

「くっそー!き、今日は調子が悪かっただけなんだからな!次やったら負けないからな!」

 

そう捨て台詞を言いながら、チルノは去って行った

 

勿論、あの大妖精とか言っていた妖精も一緒にな

 

「・・・はぁ。何だったんだ?アレは」

 

さて、いつも通り、一人で飲むとするか

 

私は、近くの木にもたれながらお酒を飲んでいた

 

〜鬼灯side〜

 

私は、今は、藍とくおんと一緒に飲んでいる。最初は藍だけだったのだが、紅魔館組が来たようで、くおんも来たのだ

 

「それで、紫様は働かないのです・・・」

 

今は、愚痴を聞いている

 

「まあ、それが紫だから仕方ないと言う他ないな」

 

実際、他の手も思い付かないからな

 

「藍さんは苦労しているのですか」

 

「ん?くおんは苦労していないのか?」

 

「はい。私の主であるレティシア様は素晴らしい方ですから」

 

「ほう?紫様だって素晴らしい方だと私は思うがな」

 

「あ、いえ、そう言うわけではありませんよ」

 

「そうか。ならいいが」

 

・・・一瞬だったが、危なく一色触発状態だったな

 

「それで?レティシアがどう素晴らしいんだ?」

 

まあ、私も分からんでもないのだが、一応、聞いておこう

 

「はい。フラン様が地下に監禁されていた時だって、外に旅に出ている時以外毎日顔を出しに行っていましたし、旅から帰って来た時だって、そのお土産を紅魔館の全員に、一人も漏れずに全員に渡していましたし、何よりも、花の世話も手伝ってくれたりと・・・」

 

「ゆ、紫様とは大違いだな・・・(汗」

 

まあ、それがレティシアだからな。家族想いで、働いているメイド達だって家族と考えるような奴だからな

 

「まあ、紫は紫で良いところはあると思うが?」

 

私は、仕方なく、紫のフォローをしてやることにした

 

「と、言いますと?」

 

「確かに、いつもはグータラしている紫だが、ここ幻想郷の事は誰よりも想っていると思うぞ?」

 

私では無理だ。人里の奴らを好きになどなれない限りはな・・・

 

そして、その日は当分、来ないだろう

 

「・・・それもそうですね」

 

こうして、私達は話題が変わりながらも一緒に飲み続けた

 

ただ、最初にくおんが倒れて、藍も倒れてしまったがな

 

***

〜葵side〜

 

あの後、宴会が終わり、私達は片付けを終えて帰った。・・・のだが

 

「・・・コレは」

 

「・・・一体、どういうことなんだ?」

 

新聞には、また三日後に博麗神社で宴会が行われると書いてありました

 

「・・・・・・」

 

・・・本当に、やるんですね?萃香さん

 

私は、顔や言葉には出さずにそう考えていた

 

「「・・・」」

 

・・・二人が不審な目で私を見ていることに、私は気付いていなかった




はい!どうでしたか?

「主、最後のアレはどういうことだ?」

「私達に葵を疑えと言いたいのか?」

だって、実際、貴女達は今も不審に思っているでしょう?

「・・・否定はしないが」

「あの、レティシアさんはどうして来なかったんですか?」

理由は書いてありますでしょう?

「アレが本当だとは思えないということだ」

ああ、そういうことですか。まあ、いつかは言いますよ

「そうですか・・・」

「なあ、本当に、今後どうなるんだ?」

さあ?それは今後のお楽しみ!それでは!さようなら〜!
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