東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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さあ!今日もやっていきましょう!

「今回の話も宴会か・・・」

「そして、主の自由も終わりだな」

仕方ないじゃないですか‼︎学校始まっちゃうんですから!あー!考えただけでやだよ!

「が、我慢して下さい、主さん。学生の本分なんでしょう?」

そうですけど耐えられません!が、仕方のないことでもありますから我慢しましょう

「そうです!我慢して下さいね!」

ハイ。それでは!どうぞ!


第三十七話

〜葵side〜

 

アレからまた三日後

 

私達は、宴会会場へと足を運んでいた

 

「はあ、あの巫女、一体、どれだけ鬱憤が溜まっているんだ」

 

「いや、鬱憤のせいではない気がするんだけど・・・(汗」

 

もし霊夢に鬱憤が溜まっていたら、宴会ではなくて妖怪退治に精を出すからね(汗

 

「まあいい。着いたぞ」

 

話している間に着いていました。博麗神社の宴会会場

 

「霊夢ー!来たよー!」

 

「ようやく来たわね。葵」

 

「私達もいるがな」

 

「あー、ハイハイ。ソウデスネー」

 

「・・・凍らせてやる」

 

「ルカ!落ち着いて‼︎」

 

と、まあ、着いた早々からの騒ぎでした

 

***

 

そうして、私達が宴会を楽しんでいると・・・

 

「霊夢。食べ物がもうないぞ?」

 

「あら?分かったわ。作ってくる」

 

「あ、待って。私も手伝うよ‼︎」

 

「ありがとう。お願いするわね」

 

「もちろん!」

 

私と霊夢は、一体、家に入り料理を作ることにしました

 

「えっと、お団子と鬼灯が好きなお稲荷さんとそれから・・・」

 

そうして、団子などを沢山作り(この量、食べ切れるのかな?)持って行くことにしました。が

 

「・・・ねえ、葵」

 

「?どうしたの?霊夢」

 

霊夢が話し掛けてきました。どうしたのでしょう?

 

「あんた、私に隠してること、無いわよね?」

 

「・・・無いよ?」

 

「・・・そう」

 

・・・霊夢、ごめんなさい。まだ、言えません。言えないんです。霊夢が異変だと勘付いた時にでも事情は説明します。だから、今の段階では、まだ言えないんです。ごめんなさい、霊夢

 

私も、この異変の未来が変わる可能性にかけているから・・・

 

だから、あと少し、耐えてくれませんか?

 

〜霊夢side〜

 

葵は、嘘をつくのが下手だ。葵が嘘をつくと直ぐに分かる

 

そして、葵は、今、嘘をついた

 

(・・・何を隠してるわけ?葵)

 

葵が隠し事をする時は、状況によっては違うけど二つぐらいある

 

一つは、紫から言うなと言われたとき

 

でも、コレの可能性が大きいのは異変の時。それに、今回は紫は関与していない

 

理由?勘に決まってるでしょ

 

それで、二つ目だけれど、何かに私達を巻き込む、もしくは、巻き込ませない為。そして、自分の事で心配させないため

 

今は、この二つ目の理由のどれかで隠したのだろう

 

・・・もし、巻き込ませない為だった場合は無理矢理にでも巻き込まれてやるんだけれど、違う気がする

 

自分の事で心配させない為というのも無いだろう

 

となると・・・私達を何かに巻き込ませる為?

 

その場合は、なんで?

 

(・・・現状じゃあ、分かんないわね)

 

でも、葵が私達を何かに巻き込もうとしているのはあからさまだ

 

今までは、この理由で葵が動く事は少なかったけれど・・・まあ、進歩したと考えればいいでしょうね

 

(だけど、葵。流石に我慢の限界がきたら、動くからね?覚悟し時なさい)

 

私は、私の前を歩いて宴会会場に食事を運んでいる葵を見ながら、そう考えていた

 

〜ルカside〜

 

私と鬼灯は、葵の事で話し合っていた

 

「・・・鬼灯、どう思う?」

 

「葵がこの事に勘付ない訳がない。となると・・・」

 

「・・・だよな」

 

そう。葵は未来が視れる。なら、この異常に勘付ない訳がないのだ

 

・・・まあ、本当に霊夢が宴会をしたいだけなのかもしれないがな

 

「・・・もしかして、あいつか?(ボソッ)」

 

「?鬼灯、今、なんて・・・」

 

鬼灯は、今、小さな声だったが『あいつ』と言った。となると、鬼灯の知り合いか?

 

「クスクス、鬼灯」

 

私が、鬼灯に誰かと聞こうとした丁度その瞬間に、レティシアが来た。・・・こいつ、狙って来ただろ

 

「・・・なんだ?レティシア」

 

「クスクス、少し、話があるのだけれど、いいかしら?」

 

「・・・分かった、いいだろう。ということで、すまないが、私は離れる」

 

「ああ」

 

「クスクス、話の途中でごめんなさいね♪けれど、これは賢者クラスの者には知っておいてもらわないといけない話だからね」

 

「・・・」

 

賢者クラスの者か・・・。となると、紫や幽々子もか?・・・いや、違うな。少しだが嘘をついていた

 

・・・萃香?誰だ?そいつ。鬼灯も知り合いらしいが・・・

 

「クスクス、あらあら♪ウソがばれちゃったみたいね♪」

 

「・・・ワザとだろ」

 

「クスクス、ワザとじゃないわよ♪」

 

「ワザとじゃないなら脳を創って嘘をついたことすら見破れなくすることがお前なら可能だろう。それをしなかったお前の何処にワザとじゃないという証拠がある?」

 

「クスクス♪」

 

・・・とにかく、この萃香とかいう名前の奴が何か関わっているのだろう。だったら・・・

 

「クスクス、兎に角、行きましょうか♪」

 

「はあ、分かった」

 

そう言うと、鬼灯とレティシアは去って行った

 

私は必然的に一人に「お前!アタイと勝負しろ!」・・・なれなかった。むしろ、またかこの展開

 

少しは一人で飲ませてくれ

 

〜葵side〜

 

あの後、私達は食事を持って行き、また宴会を楽しんだ

 

一番驚いたのは、幽々子さんの食べる量だった

 

とても多く作ってしまったお団子が、みるみる内に無くなっていってしまったのだから

 

正直、幽々子さんがアレだけ食べる人だとは思っていなかったので呆然としてしまった

 

そして、今は宴会があった日の夜

 

私は寝ようと思い、自身の部屋へと向かっている。けれど

 

「葵」

 

「?ルカ?どうしたの?」

 

ルカに話し掛けられた。どうしたのでしょう?理由が分かりません

 

「葵、話がある」

 

「話・・・?」

 

・・・一体、何の話でしょうかね?

 

***

 

そして、夜が明けて今は朝です

 

「・・・はぁ、やっぱりか」

 

「・・・」

 

正直、一体何人の人が飽きたでしょうかね?宴会

 

でも、もう少しだけ付き合って下さいね、皆さん

 

この異変は、もう間も無くで終わりを迎えますから・・・

 

だから、私が祈るのは一つだけ

 

(どうか、私が視た未来通りになりませんように・・・)

 




はい!どうでしたか?

「何で今回、レティシアが出て来たんだ?あと、鬼灯はレティシアと何を話していたんだ?」

「クスクス、今は話せないわ。どうせ、いつかは分かることだもの♪」

「そして、霊夢が勘付きそうですね」

「そうだな」

それでは!さようなら〜!
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