東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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さあ!やっていきますよ!

「「もう、勘弁してくれ・・・」」

「ま、まあ、もうすぐ終わるから我慢しよう?」

そうですね。それでは!どうぞ!


第三十八話

〜葵side〜

 

アレからまたまた三日後

 

流石に皆さん、飽きてきた様で、皆さんの雰囲気が沈んでいます

 

「おい、霊夢!コレは絶対に異変だって‼︎解決するぞ!」

 

魔理沙が霊夢に異変だと叫ぶ言葉が聞こえてきました

 

私達は、その声の方向へと足を向けました

 

「そうとも限らないでしょ?私が宴会をしたいと思ってるだけなんだから・・・」

 

「確かに一回なら分かるが、もう何回だ?三回だぞ‼︎もう異変だって認めろよ!」

 

「そうね、また宴会したいと思ったら異変だって認めるわよ」

 

「・・・そうかよ!そんなに異変を解決したくないってことかよ‼︎博麗の巫女が聞いて呆れるぜ!」

 

・・・マズイですね。私の我儘のせいで二人が喧嘩してしまっています

 

でも、萃香さんの願いの事もありますし・・・

 

(萃香さん、どうすればいいんですか?)

 

私個人の願いは、二人が喧嘩するぐらいなら異変を解決したいと思っていますが、一番は未来のことです

 

・・・私が、萃香さんに協力する切っ掛けになった、私の願い

 

萃香さん、私も、貴方が言った可能性に掛けてみたいとは言いましたが、二人が喧嘩する姿を見たい訳ではないんです

 

・・・本当に、どうすればいいんですか?

 

「・・・はあ、二人とも落ち着け」

 

「そうだぞ。折角の宴会の雰囲気をこれ以上悪くして、どうするつもりだ?」

 

私がどうしようか考えていると、ルカと鬼灯が二人の喧嘩を止めて様としてくれていた

 

「お前らだって、おかしいと思ってるだろ!?なんで解決しようとしないんだぜ‼︎」

 

「だが、実際、私も宴会をやりたい気分でもあるんだ。魔理沙もそうだろう?」

 

「うっ‼︎・・・否定はしないぜ」

 

「だろ?・・・まあ、異変だと思うなら、今回は様子を見よう」

 

「・・・分かったぜ。そうするぜ」

 

鬼灯が魔理沙を説得していました

 

霊夢の様子は別に変わっていなかったので大丈夫ですね

 

・・・今晩にでも萃香さんと話してみますか

 

「クスクス、ねえ?私はまだ二回目なのだけれど?」

 

「・・・レティシア」

 

霊夢と魔理沙の騒動が治まって、すぐにレティシアさんが此方に来ました

 

「それはあんたが来なかっただけでしょ?自業自得よ」

 

「クスクス、酷いわね♪」

 

「酷いと思うならそういう反応をしろ」

 

「クスクス♪」

 

レティシアさんは相変わらずの様ですね・・・あれ?

 

「あの、レミリアさん達は?」

 

「クスクス、レミィとフランならそこで気持ち良さそうに寝ているわ♪」

 

そう言われ、その方向を見てみると、二人が日傘の下でグッスリと寝ていました。その顔はまるで天使の寝顔の様で・・・

 

「・・・可愛い寝顔ですね^ ^」

 

私は、近くで二人の顔を見ていました

 

「クスクス、そうでしょ?自慢の妹達ですもの。当たり前よ♪」

 

そこにレティシアさんが近付いて来ました

 

「そうですね・・・」

 

もしかしたら、フランさん達とも戦うことになるんですよね

 

「クスクス、だからね・・・」

 

レティシアさんはそこで言葉を切り

 

「その笑顔を浮かべる二人と戦いたくないなら、もうそろそろやめた方がいいわよ?異変関係者さん♪」

 

私の耳元で、私に聞こえるぐらいの声で、そう言ってきました

 

「・・・え?」

 

私は、すぐにレティシアさんの方へと振り向きましたが、レティシアさんはもういません

 

「・・・霊夢」

 

「ん?どうしたのよ?葵」

 

「レティシアさんは、何処にいるの?」

 

「え?レティシアなら、あんたが振り向く少し前に、何時もの方法で消えたわよ」

 

「そう。ありがとう」

 

レティシアさん、気付いてたんですね。まあ、霊夢も気付いている様ですが、今の所は知らんぷりしてくれている事に感謝しなくてはいけませんね

 

「ねえ〜、葵。一緒に食べない?続けざまの宴会で貴方とルカだけ一緒に食べてないのよ。それに、妖夢とも話が合いそうだし、どうかしら?」

 

「そうですね。それに、幽々子様がそう仰るなら私はそれで構いません」

 

「分かりました。そのお誘い、お受けいたします」

 

さて、私も楽しみますか

 

もうすぐ終わる、この異変の宴会を

 

***

 

その日の夜

 

私は、一人で人気の無い場所にいました

 

理由は、ある人物と話をする為です

 

「・・・萃香さん。話があるので出て来てくれませんか?」

 

すると、霧の様なものが集まり、形を創っていました

 

その姿は小さな女の子ですが、頭からは鬼の角が二本生えていました

 

そして、両手首には、何故か鎖がついていました

 

「やあ!葵!どうしたんだい?私に話って」

 

この人が伊吹萃香さん。種族は鬼

 

鬼という種族は、昔に地下へと去って行ってしまった種族です

 

まあ、その原因は人間にあるのですがね

 

「・・・あの、もうそろそろ宴会もやめませんか?霊夢達の様子、見ていましたよね?」

 

「ああ、やっぱりバレてたか」

 

もちろんです。萃香さんがこの異変を起こす理由を聞けば、察することぐらい出来ますよ

 

「・・・ダメですか?」

 

「やだ!まだ酔い足りないんだ!このままじゃあ・・・」

 

「・・・」

 

さて、どうしましょうか?・・・答えは、一つですね

 

「はあ、分かりました」

 

「!葵‼︎」

 

「ただし」

 

「?ただし?何かあるのか?」

 

「ええ、勿論」

 

だって、私の能力は未来も見れるのですよ?予知夢だと強制的に全部見ることになりますが、自分の意思で見るなら、どの部分とかを決めることが出来ます

 

・・・まあ、それで分かった事ですがね

 

「次の宴会を開いた時点で、霊夢は乗り出します」

 

「へぇー、あの博麗の巫女がか。・・・戦ってみたいね‼︎」

 

流石、鬼ですね。戦いが大好きな様です

 

「だから、今回がちゃんした宴会の最後だった事は理解してくれませんか?」

 

「・・・仕方ないね。分かったよ」

 

「ありがとうございます^ ^」

 

さて、どうやら次の宴会は大変な事になるのが決定されてしまいましたね

 

一体、どうなるんですかね?その部分を私は見ていませんから、どんな展開になって、どんな結果になるのか、私は知りません

 

・・・ですが、萃香さんの最後の願いは全力を出すこと

 

私は、その願いを叶えるだけです

 

・・・未来は、変わってくれてますかね?どんな結果になるのか見れば良かったかもしれませんね




さて、どうでしたか?

「いきなり、霊夢と魔理沙が口論していたが?」

まあ、全然動かない霊夢さんに腹を立ててあんな行動を取っただけですよ

「この章も早かったな」

そうですね、戦いが無かったもので・・・

それでは!さようなら〜!
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