「今回は、葵が異変を手伝った理由が明かされるな」
「分かるのはいいんだが、私の影が・・・」
鬼灯さん、その辺は我慢して下さい!それでは!どうぞ!
〜葵side〜
またまた三日後
もうお分かりの通り、皆さんの気分は底辺です
・・・まあ、今日をもってこの異変は終わるのですがね
「おい、霊夢」
「言わなくても流石に分かるわよ」
「ようやくかよ‼︎じゃあ、異変主を探し「その必要はないわ」はあ?その必要は無いって、どういうことなんだ?霊夢」
「そのままの意味よ」
そして、私達を見つけた霊夢が立ち上がり
「それじゃあ、話してもらうわよ?・・・葵」
「・・・は?何言ってんだ?霊夢。どういうことなんだぜ?」
「魔理沙、葵の能力を忘れたわけ?」
「葵の能力?・・・あ!」
「思い出した?そうよ。葵がこの異変を気付けないはずがないのよ。なのに、私達に異変の事なんて言わなかった。どういうことか、説明してもらうわよ」
・・・皆さんの目が一瞬で厳しいモノに変わりました。まあ、当然ですね
「・・・分かった。説明するよ。もともと、そのつもりだったから」
「あら?そうだったの?」
「うん。霊夢が気付いた時点で・・・私にその事を聞く時点でバラすことにしてたからね」
「ふーん、で?一体、どうして私達を異変に巻き込んだわけ?」
「それは、ある人の願いを叶える為だよ」
「ある人?誰だ?それ」
「クスクス、それは私から言うわ」
私が、魔理沙からの質問に答えようとした時に、レティシアさんが横槍を入れてきました
まあ、レティシアさんも気付いてましたし、萃香さんとも知り合いですから当たり前ですかね
「レティシア。やっぱり、あんたも知ってるのね」
「クスクス、ええ、勿論よ。私の知り合いですもの」
「て、事は、紫達もなのね・・・そこにいる幽々子もかしら?」
「クスクス、幽々子は知らないわ。知ってるのは、私や紫、それに、鬼灯にもう一人いるけれど、多分、貴方達はまだ会ってないでしょうから此処では言わないでおくわ」
「あら?私は知らなくて、貴方や紫に鬼灯は知ってる人?私だけ仲間外れね。私、悲しいわ〜。シクシク」
幽々子さんは、明らかに泣き真似をしていました。まあ、皆さんも泣き真似である事に気付いてますから、妖夢さん以外は無視してますが
・・・幽々子さん、ご愁傷様です
「そう、で?誰よ、そいつは」
「クスクス、名前は伊吹萃香。どんな姿をしているのかは、自分の目で見て頂戴♪って事で、出てきなさい、萃香」
レティシアさんが、萃香さんを呼ぶと、霧が集まり、どんどんと、小さな女の子の姿を形作っていってます。そして、完全に姿を現しました
「やあ〜、やっぱレティシアにもバレてたか〜。紫にもバレてたし、鬼灯は途中で気付いたし・・・。でも、やっぱ、レティシアが一番、侮れないね〜」
「クスクス、褒めても何も出ないわよ♪」
「・・・その角、あんた、鬼?」
「ああ、そうさ。私は鬼の萃香。伊吹萃香さ。よろしくな!」
萃香さんは、その場にいる全員に向かって挨拶をしました
「そう。で?何が目的でこんな事したわけ?」
「・・・仲間に戻って来てほしかったからさ」
「仲間?」
「・・・」
萃香さんの仲間である、鬼の皆さんは、全員、地下へと身を隠しています。昔の人達の所為で
・・・でも、その人達がやったことも理解は出来ます
嘘が嫌いな鬼の種族。だから、鬼達はいつも正々堂々と真っ向勝負をしていた
けれど、人は鬼と真っ向勝負をしても絶対に勝てないことを知っていた
だから、鬼を騙して勝負をしていた
だから、鬼達は姿を消した
・・・萃香さんを残して
だから、萃香さんの願いは・・・
「私は、宴会を開いて、飲んで騒いでる姿を皆に見せて、戻って来てもらう為に、私は、この異変を起こしたんだ」
「・・・葵を巻き込んだ理由は?」
「霊夢、それは、私が手伝いたいって自分で・・・」
「葵には今は聞いてない。私は、この鬼に聞いてんの・・・」
「いいから、聞いて!霊夢!」
「・・・分かったわよ。で?なんで?葵」
私が、異変に協力した理由。それは・・・
「未来が変わる可能性に賭けてみたかったから」
「未来が変わる、可能性?」
「そう」
私は、萃香さんが言ったことに賭けてみたかったから・・・
〜回想〜
私は、予知夢を見たけれど、その異変の全貌を見た私は、異変主の鬼の女の子を探している
「多分、この辺にいると思うんだけれど・・・」
私は、いつも宴会が開かれる会場へと足を運んでいる
そして、木の上に寝転んでいた・・・お酒を飲みながら(汗
(こ、こんな昼間から飲むの?(汗))
私は、その子を見た。そして、過去を見た
(!・・・なるほど、けど)
私は、私と似たその子を見捨てる様な行動を取るしかありません。今回の異変は、有る意味で、皆に迷惑を掛けてしまうから
「あの〜・・・」
「ん?お前は?」
「あ、すみません。私は、神無月葵といいます。神無月神社の巫女をやっています」
「へぇ〜、あんたが神無月の巫女か。・・・葵、私と戦わないか?」
「え?わ、私だけでは無理です・・・」
「ん?なんでだい?」
「・・・攻撃系の才能が無くて」
「あ〜、分かった。それは悪いことしたね」
「いえ、いいんです。それで、あの、名前は・・・」
「あ〜、私は伊吹萃香。鬼さ」
「え?鬼?」
鬼って、確か、書物に書いてある限りでは地上から去ったんじゃ・・・
「ああ、鬼さ。どうだい?怖いだろう?」
「え?なんでですか?」
「いや、私が鬼だからさ」
「・・・怖がる理由になってない様な(汗」
「ん?十分なってると思うけどね・・・」
と、そういいながら、萃香さんは、またお酒を飲みました
「んで?私に何の様だい?」
あ、そうでした
「・・・萃香さんは、近々、異変を起こす気でいますよね」
「・・・なんで、分かるんだい?」
「私の能力です。私は、未来と過去が見れますから。過去の場合は、初対面の相手だと強制的ですが・・・」
「・・・私の過去を見たって事か」
「・・・すみません。嫌ですよね」
「まあ、ワザとじゃないんだ。許すさ」
「は、はあ・・・」
「ん?なんか腑に落ちないかい?」
「あ、いえ。別に・・・」
今まで、嫌われてばかりでしたからね。どうしても、今の反応は珍しく感じてしまいます
「・・・それで、私は貴方に言うことがあります」
「私に言うことかい?」
「はい。率直に言わせて頂きます。異変を起こすのをやめて下さい」
「・・・なんでだい?」
「その、萃香さんにこの事を言うのは心苦しいのですが・・・」
「いや、言ってくれ」
「・・・分かりました」
そこで、私は深呼吸を少ししてから・・・
「私が見た未来では、この異変を起こしても、萃香さんの仲間は来ませんでした」
「・・・」
「だから・・・」
「だから、異変を起こすのをやめろってかい?」
「・・・」
私は、何も言えませんでした
「沈黙は肯定だ」
「・・・そうですね」
「・・・そうかい」
萃香さんは、そう言葉にだして、お酒を一口飲むと
「だからってやめるつもりはないよ」
「!どうしてですか!?」
「未来が変わる可能性だってあるだろう?私は、未来が変わる可能性に賭けたいのさ。いや、私が未来を変えてみせる。この手で!」
その言葉を聞いた私は、萃香さんがカッコ良く見えました
そして、未来が変わることぐらい分かっているはずの私が、変わると信じれていなかった私が、かっこ悪く思えました
「未来が、変わる可能性・・・」
「ああ、だから、私は異変を起こす!皆に会う為に‼︎」
「・・・」
・・・なら、賭けてみましょうか。未来が変わる事に対して
「萃香さん」
「ん?なんだい?葵」
「私に、その異変の手伝いをさせて下さい!」
〜回想終了〜
「ふーん、そんな事があったのね」
「ごめんね?霊夢。こんな事、相談なしに決めちゃって。でも、時間も無かったから・・・」
「・・・葵」
「な、なに?」
「一週間、ウチの夕食を用意すること。それで許すわ」
「あ、ありがとう・・・」
「ん?どうしたのよ」
「いや、あのね、霊夢。・・・まだ、萃香さんの用事は終わってないんだけど」
「・・・は?」
「いや、だからね?萃香さんの用事はまだ終わってないんだよ(汗」
「・・・はあーーーー!」
「クスクス、そういうことよ♪」
「レティシア!あんたも知ってたのね‼︎」
「クスクス、萃香が異変主と知っていた時点で疑うべきよ♪それと、葵さんの説明を聞いてね♪」
「鬼灯!てことは、あんたも・・・」
「・・・すまない」
「あんたらー!」
ああ、霊夢が何故だか暴れています。どうやら、今までの我慢がこのタイミングで限界に達したみたいですね(汗
「あー、もう!それで!私は、一体、何すればいいわけ?」
「私と戦え!」
「分かったわよ!」
「それじゃあ、私と霊夢と、ルカ」
「別にいいぞ」
「魔理沙はどうする?」
「勿論!参加するぜ!ここまで宴会続けられて、鬱憤が溜まってるんだぜ!というわけで!私も参加するぜ!」
魔理沙とルカが参加決定ですね。この人数でいいですかね
「じゃあ、この四人で萃香さん。貴方の相手をさせて頂きます。いいですか?」
「レティシアと鬼灯は参加しないのかい?」
「私はパスだ。葵達が負けるとも思えないしな」
「クスクス、私もやめておくわ♪今は、そんな気分じゃないしね♪」
「そうかい!だったら!お前達、四人で、私にかかってこい!」
こうして、私達四人と萃香さんとの戦いが開始されることとなった
はい!どうでしたか?
「まあ、最初にも言った様に、葵が参加した理由が語られて良かったとは思うが・・・」
「そうだな、そうは思うのだが・・・」
「「私達の影がな・・・」」
「ま、まあまあ、ルカは次回で一杯、活躍出来るよ!鬼灯もいつか活躍出来るよ!だから、元気だして?」
「・・・そうだな、私は、次回で戦うことになるし、活躍が出来るよな」
「まあ、出番が多くなることを期待して、今は待っておくとしよう」
そ、それでは!さようなら〜!