「なんか、レティシアの言葉で不穏なものが・・・」
後で事情を話しますから!それでは!どうぞ!
〜レティシアside〜
アレから二日経った
その間に一つ心配事が出来たけれど、まあ、信じるしか出来ないのでこの話は終わり
まあ、それ以外で二日間、何があったかと聞かれれば、この山を歩いて見て回ったり、唯の人間と思い、襲って来た妖怪を返り討ちにしたりしていた
妖怪の血を今回、初めて飲んでみたけれど、美味しくなかったわ。やっぱり、人間の血じゃないとね♪
まあ、血を飲むためとはいえ襲うことはないけどね
そして、また歩いていると・・・あの夏目と会った
まあ、その隣に太った猫、もとい、招き猫に封印されている上級の妖獣もいたけれどね
「あれ?お兄ちゃん?こんな所でどうしたの?」
「それはこっちのセリフだよ。どうして君が此処に?」
逆に心配された
それと、此処にいる理由は、自然巡りとこの辺で寝ているからよ
「あのね!自然巡りしてるんだ!」
「し、自然巡り?」
「うん!私ね、自然が大好きなんだ!」
「どうしてだい?」
「綺麗だから!」
色々ね
「そっか。そうだね」
・・・さて、もうお遊びはやめましょうか
猫が微量の妖力を感じて怪しんでるし、もう飽きたしね
私は、自分の妖力を少しずつ解放していった
夏目の方は気付いていないが、妖怪の方は違う
だって、顔を見ていると、どんどんと青褪めていってるもの
「!夏目!そいつから離れろ!」
そういうなり、妖怪は招き猫の姿から本来の姿に戻った
「!ニャンコ先生!何を言ってるんだ‼︎この子は・・・」
ニャンコ先生と呼ばれているらしい妖怪は、その前足を私に向けて振り下ろした
私は、すぐに後ろに飛び退いたけどね
夏目についても、スレスレではあるけど問題ないみたいね
「・・・レティシア?」
夏目は、驚いた顔をしている
「クスクス、面白い顔をしているわよ?夏目」
私は、話し方を戻した。小さな子供の話し方から本来の私の話し方にね
「!ほ、本当に、妖怪なのか?だったら、なんで北本達にも・・・」
「クスクス、私は吸血鬼よ♪普通の妖怪ではないわ」
「え?き、吸血鬼?」
夏目は驚きと疑問が混ざった様な顔をしていた
〜夏目side〜
吸血鬼
それぐらいなら、妖怪の知識がない人でも分かる
吸血鬼は、人の血を吸う妖怪
でも、確か弱点があって、その弱点の一つに太陽がダメだったはずなのだが・・・
「クスクス、その考えで当たってるわ」
!い、今、考えを読まれたのか?それとも、何時の間にか口から出てたのか?
「クスクス、前者で正解よ♪偉いわね〜♪」
・・・どう考えても自分より子供の子に褒められてしまったよな?
嬉しくないな
「クスクス、私は貴方より何倍も年上よ♪後、夏目。さっきから貴方の後ろで私を威嚇してるその獣を何とかしてくれないかしら?耳障りだから」
「私は獣ではない!高貴な妖怪だ!」
「クスクス、どう見ても獣にしか見えないけどね♪」
「貴様!言わせておけば‼︎」
「先生!落ち着いてくれ!」
分かりやすく一色触発状態になってしまった
まあ、冷静になってなかったのはニャンコ先生だが
「クスクス♪」
「・・・それで?君は俺に名前を返して欲しいのか?」
俺は、レティシアにそう聞いた
友人帳に自分の名前が載ってるから、俺に近づいたのだろうか?
それとも、俺を食うために?
「クスクス、残念だけど、私の名前はその友人帳というのには載ってないし、貴方を食べるつもりもないわ」
「の、載ってないのか!?」
俺は、その真実に驚いてしまった
じゃあ、どうしてなんだ?
「クスクス、勝手に思い違いをしてるみたいだから言っちゃうとね、唯の自然巡りよ。初めから言ってるでしょ?それと、私は貴方に近付いたつもりはないわ。貴方達が初めに近付いて来たんでしょう?」
「ま、まあ、そうだけど・・・」
反論の余地が無かった。だけど
「だったら、初めに自分の正体を明かしてくれれば・・・」
「クスクス、貴方の友人達の前で?貴方はそれを望んではいないでしょう?あと、私が楽しむためにね♪」
「・・・」
確かに、俺は北本達にバレたくはない。バレたら、きっと心配させてしまうから
・・・でも、最後のは理由としてどうなんだろうか?
「クスクス♪」
「・・・なら、貴様は友人帳の話を聞いて、狙う気になったか?」
ニャンコ先生が警戒しながら聞いていた。が
「クスクス、いいえ♪正直、どうでもいいわね、そんなもの」
一刀両断された
「ど、どうでもいい?」
「クスクス、ええ。貴方にとっては大切なものでしょうけど、妖怪達の名前が書いてあるそれがどれほど大切なものかも分かっているけど、別に欲しいと思わないわ」
「・・・そうか。ならいい」
ニャンコ先生は、それを聞くと元に戻った
ふう、これで一安心だな
〜レティシアside〜
そして、取り敢えず今回はその場を納めて、また明日、話すこととなった
まあ、幻想郷の事を話すつもりはないけど・・・まあ、私が住んでる家と妖怪達の事だけ話しておきましょうか。そうすれば、あっちも不自然には思はないでしょう
・・・それにしても、名前が書かれた友人帳をいらないと言ったら驚かれたはね
まあ、それさえあれば妖怪達を統べれるんだから、妖怪達が欲しがるのは仕方のないことかもね
・・・けど、私の中では、やっぱりそれより幻想郷の方がいいわね
あそこは妖怪も人間も住みやすい場所だもの
「クスクス、まあいいでしょう。今日はこれで帰りましょうか」
私は、今寝ている場所へと戻っていった
・・・結局、今日は見ることは出来なかったわね。自然
この状態だと、明日も見れないわね。残念
さて、どうでしたか?
「なんだ?あの不穏な言葉は。幻想郷で何が起こってるんだ?」
それを幻想郷にいる貴方が聞きますか・・・(汗
まあ、本来は次章は永夜抄をやろうと思ってたんですが、レティシアさんの立ち位置を決めたら、ちょっと・・・
「・・・そうか」
まあ、コレが終わって、秋祭りでの話が終われば、夏目とのクロスも、レティシアさんの日常も終わりで、レティシアさんが外の世界に行ってた時の話を次章でやろうと思いますからすぐに分かりますよ
それでは!さようなら〜!