「今日で日常は最後なのか?」
はい、時間を少し飛ばしましたから
「そうか」
それでは!どうぞ!
〜レティシアside〜
アレから五日後
私は、レミィ達を連れて秋祭りの会場となっている神社に来ている
幻想郷については、夏目と斑(説明時に聞いたわ)に話しているわ
その時の質問の中に「どうして吸血鬼なのに太陽が平気なんだ?」と聞かれたから理由は教えないけど、不老不死だからと答えてあげたわ
納得していない顔だったけれど、追求はしてこなかったわ。どうやら、何かを察してくれたみたいね
ちなみに、お祭りということで私達の服は浴衣よ♪
私が黒の浴衣でレミィが白色、フランが赤色よ。紅じゃなくてね♪
咲夜とペスは水色、マリアが薄ピンク、ユニは薄紫、朱鳥が朱色、くおんが薄黄色よ
狼もいるけれど、ラフな格好よ
美鈴とパチュリー達は来てないわ
パチュリー達は大体想像がつくでしょ?
美鈴は門番の仕事よ
私的には連れて来たかったのだけど、美鈴が咲夜に「門番の仕事をしなさい」とナイフで脅されてたから無理だったわ。残念
まあ、言っては悪いけど、常日頃から仕事をしてないとああ言われても仕方ないのよね
まあ、この話はコレでおしまい
私達は神社へと着いたけど・・・厄介になりそうね
なぜかって?そんなの決まってるでしょ?
「・・・主様、彼処に妖怪達が」
「・・・あの子達が?」
退治屋に見つかったからよ
全く、面倒ね。無視しましょうか
「君達、ちょっといいかな?」
あら、笑顔で話しかけられちゃったわ。本当に面倒だわ
「なあに?おじさん」
「お、おじ、おじさん!?」
面倒な事をしてくれているお返しよ♪有難く貰っておきなさい
あ、今頃だけれど、レミィ達には説明してるから大丈夫よ
フランは話し方はあのままで良いけれど、レミィはちょっとね
まあ、説明したお陰で了承してくれたけどね
「ぼ、僕の事を知らないのかい?」
あら?ナルシストにとって一番ダメージを与える言葉『おじさん』を言ったのに笑顔を絶やさないなんて、すごいわね
まあ、頬がヒクついてるけどね
あなた、俳優でしょう?それぐらいの演技、完璧にこなしなさいよ。俳優として失格よ?
「知らな〜い。おじさん、有名人?」
「そ、そうだよ・・・」
クスクス、楽しくなってきたわ♪もうちょっと続けましょうか♪
「そうだったんだ〜!知らなかった!おじさん、有名人さんだったんだ!へぇ〜!・・・・・・地味だね!」
私は、満面の笑みで言ってあげた
「うっ‼︎」
グサっと何かの音が聞こえたと思ったら、相手は、胸を抑えていた。なぜか知らないけれど、胸に何かが刺さってるのよね、何かしらね、アレ
「・・・」
そして、弄っていた男の後ろの方にいる妖怪から睨まれているけれど、今の私は妖怪なんて見えない子供。一体、何処から視線がきてるのかしらね〜♪
(((((((((レティシア(お姉様)(様)、楽しんでる(わね)(いますね)ね)))))))))
今、後ろにいる全員の心が一致した気がするけど気にしないわ♪
「・・・」
男は、ついに膝と手を地面につけて涙を流していた。本当に面白い男ね♪
「お兄さん、大丈夫?」
優しいフランは、その男に手を差し伸べてあげていた。本当に優しいわね、フラン
「あ、ああ、大丈夫だよ」
まだダメージが残ってるらしい男は、ヨロヨロと起き上がった。起き上がるのが遅いわよ、もっと早く立ち上がりなさいよ。私達の楽しみの時間を取らないでくれるかしらね?
まあ、私は子供の演技をしてるから、そんな事を一言も言わなかったけどね
「こ、コホンッ!それでね、君達に聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」
あら?そんなのでいいの?答えが決まってるもので
まあ、答えるけどね♪
「イヤだ!」
「え?な、なんでだい?」
「お祭りを楽しみたいもん!それに、怪しい人に着いて行っちゃ駄目だって言われたもん!話も聞いちゃ駄目って言われたもん!だから、イヤだ‼︎」
すると、男は「あ、怪しい人・・・」と言いながら、また膝を着いてシクシクと泣いていた。男なのに情けないわね
「咲夜お姉ちゃん!行こうよ!」
「分かったわ」
私達は、その場を離れた
・・・最後の最後まで面白いものを提供してくれてありがとう♪名取 周一さん♪
***
それから、屋台を見回り、花火が上がると聞き、私達は、見やすい所まで移動した
でも、そこには先客がいた
「クスクス、夏目、貴方も此処に来たのね♪」
「レティシア。・・・ん?後ろにいるのは?」
ああ、説明はしたけど会ったのは初めてね
「貴方から見て右からレミィ、咲夜、フラン、マリア、狼、ペス、ユニ、朱鳥、くおんよ」
「ああ、レティシアの二人の妹とメイドさん達か」
「夏目、その人達は?」
あら、もう一人いたのね
「クスクス、初めましてね♪私はレティシア・スカーレット。よろしくね♪住職の息子さん♪」
「え?なんで俺が住職の息子って・・・」
「クスクス、私の能力だからね♪」
「そうか、でも、俺の名前は田沼 要だ。よろしくな」
「クスクス、よろしくね♪住職の息子さん♪」
「・・・頼む、田沼と呼んでくれ」
「クスクス、分かったわ♪田沼。それで?夏目、貴方が抱えているその狐は?」
「ああ、この子は子狐だよ。今は寝てるけどね」
「クスクス、そうみたいね♪可愛い顔で寝てるわね♪」
そんな事を話していると、バーン!と鳴った
どうやら、花火が上がったみたいね
・・・私達は見れないけれど
何故かって?見ようと思っても、目の前に大きな、それこそ、萃香が大きくなった時ぐらいの大きさの妖怪がいたら、見えるわけないでしょう?
「綺麗だな」
「ああ、そうだな・・・」
夏目も見えてるわけがないから曖昧な返事になっているわね
というか、見えないところ正直に言えばいいじゃない
「・・・悪い、本当は見えないんだ」
田沼がじーっと見ているとようやく白状したわ
私達が言っても良かったんだろうけど、コレは彼の問題。私達が言うわけにはいかないわ
そして、事情を話し、場所移動をして、今度こそ見ることが出来る場所へと移動した
「ああ、此処ならちゃんと見えるよ」
そして、子狐も起きて、私達は暫く見ていた
すると、下から何か、登ってくる音が聞こえたから見てみると、豚猫が登って来ていた
面白そうだから落としてみましょうか?
・・・いえ、それは流石に駄目ね。やってはいけないことね
「な、夏目、この私の事を忘れおって・・・」
「に、ニャンコ先生!?」
「ポンタ!」
「ぷっ」
ぽ、ポンタって、それ、狸に付ける様な名前じゃ・・・ww
「お前!今笑ったな‼︎」
「だ、だって、ポンタって・・・アハハ‼︎」
だ、ダメ!お腹が痛いわ‼︎ポンタって、ポンタって・・・見たまんまじゃない!
でも、見た目は招き猫なのに、ポンタと呼ばれるなんて、太り過ぎよ‼︎
「ポンタではないわ!ニャンコ先生だ!」
だ、ダメ!今やってる行動も、狸が自分のお腹を叩いている様にしか見えないわww
私は、その後、笑い続けてしまった
勿論、所々見てたわよ?本当に綺麗な花火が上がってたわ
そして、花火が終わるまで見た私達は、夏目と別れの言葉を言って、幻想郷へと帰ったわ
本当に、今日は良い日だったわね♪
さて、今回はどうでしたか?
「レティシア、アレは弄り過ぎだ」
「クスクス、そうかしら?普通でしょ♪」
「で、でも、膝を付くまでやるのは可哀想ですよ・・・(汗」
「クスクス♪私は面白かったから良いのよ♪」
「・・・コレはダメだな。諦めた方がいいだろう」
そうですね。さて、次回からオリジナル異変です!
「ようやくか・・・」
はい!レティシアさんが居なかった幻想郷で何があったのか・・・
異変を起こしたのは誰なのか?
次回をお楽しみに!
それでは!さようなら〜!
「オリジナル異変、早すぎないか?」
いや、最初は順番は逆でしたが、こうしないと大変なことになりますので・・・(汗
「・・・そうか」