東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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さあ!やっていきましょう!

「今日で日常は最後なのか?」

はい、時間を少し飛ばしましたから

「そうか」

それでは!どうぞ!


第四十八話

〜レティシアside〜

 

アレから五日後

 

私は、レミィ達を連れて秋祭りの会場となっている神社に来ている

 

幻想郷については、夏目と斑(説明時に聞いたわ)に話しているわ

 

その時の質問の中に「どうして吸血鬼なのに太陽が平気なんだ?」と聞かれたから理由は教えないけど、不老不死だからと答えてあげたわ

 

納得していない顔だったけれど、追求はしてこなかったわ。どうやら、何かを察してくれたみたいね

 

ちなみに、お祭りということで私達の服は浴衣よ♪

 

私が黒の浴衣でレミィが白色、フランが赤色よ。紅じゃなくてね♪

 

咲夜とペスは水色、マリアが薄ピンク、ユニは薄紫、朱鳥が朱色、くおんが薄黄色よ

 

狼もいるけれど、ラフな格好よ

 

美鈴とパチュリー達は来てないわ

 

パチュリー達は大体想像がつくでしょ?

 

美鈴は門番の仕事よ

 

私的には連れて来たかったのだけど、美鈴が咲夜に「門番の仕事をしなさい」とナイフで脅されてたから無理だったわ。残念

 

まあ、言っては悪いけど、常日頃から仕事をしてないとああ言われても仕方ないのよね

 

まあ、この話はコレでおしまい

 

私達は神社へと着いたけど・・・厄介になりそうね

 

なぜかって?そんなの決まってるでしょ?

 

「・・・主様、彼処に妖怪達が」

 

「・・・あの子達が?」

 

退治屋に見つかったからよ

 

全く、面倒ね。無視しましょうか

 

「君達、ちょっといいかな?」

 

あら、笑顔で話しかけられちゃったわ。本当に面倒だわ

 

「なあに?おじさん」

 

「お、おじ、おじさん!?」

 

面倒な事をしてくれているお返しよ♪有難く貰っておきなさい

 

あ、今頃だけれど、レミィ達には説明してるから大丈夫よ

 

フランは話し方はあのままで良いけれど、レミィはちょっとね

 

まあ、説明したお陰で了承してくれたけどね

 

「ぼ、僕の事を知らないのかい?」

 

あら?ナルシストにとって一番ダメージを与える言葉『おじさん』を言ったのに笑顔を絶やさないなんて、すごいわね

 

まあ、頬がヒクついてるけどね

 

あなた、俳優でしょう?それぐらいの演技、完璧にこなしなさいよ。俳優として失格よ?

 

「知らな〜い。おじさん、有名人?」

 

「そ、そうだよ・・・」

 

クスクス、楽しくなってきたわ♪もうちょっと続けましょうか♪

 

「そうだったんだ〜!知らなかった!おじさん、有名人さんだったんだ!へぇ〜!・・・・・・地味だね!」

 

私は、満面の笑みで言ってあげた

 

「うっ‼︎」

 

グサっと何かの音が聞こえたと思ったら、相手は、胸を抑えていた。なぜか知らないけれど、胸に何かが刺さってるのよね、何かしらね、アレ

 

「・・・」

 

そして、弄っていた男の後ろの方にいる妖怪から睨まれているけれど、今の私は妖怪なんて見えない子供。一体、何処から視線がきてるのかしらね〜♪

 

(((((((((レティシア(お姉様)(様)、楽しんでる(わね)(いますね)ね)))))))))

 

今、後ろにいる全員の心が一致した気がするけど気にしないわ♪

 

「・・・」

 

男は、ついに膝と手を地面につけて涙を流していた。本当に面白い男ね♪

 

「お兄さん、大丈夫?」

 

優しいフランは、その男に手を差し伸べてあげていた。本当に優しいわね、フラン

 

「あ、ああ、大丈夫だよ」

 

まだダメージが残ってるらしい男は、ヨロヨロと起き上がった。起き上がるのが遅いわよ、もっと早く立ち上がりなさいよ。私達の楽しみの時間を取らないでくれるかしらね?

 

まあ、私は子供の演技をしてるから、そんな事を一言も言わなかったけどね

 

「こ、コホンッ!それでね、君達に聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」

 

あら?そんなのでいいの?答えが決まってるもので

 

まあ、答えるけどね♪

 

「イヤだ!」

 

「え?な、なんでだい?」

 

「お祭りを楽しみたいもん!それに、怪しい人に着いて行っちゃ駄目だって言われたもん!話も聞いちゃ駄目って言われたもん!だから、イヤだ‼︎」

 

すると、男は「あ、怪しい人・・・」と言いながら、また膝を着いてシクシクと泣いていた。男なのに情けないわね

 

「咲夜お姉ちゃん!行こうよ!」

 

「分かったわ」

 

私達は、その場を離れた

 

・・・最後の最後まで面白いものを提供してくれてありがとう♪名取 周一さん♪

 

***

 

それから、屋台を見回り、花火が上がると聞き、私達は、見やすい所まで移動した

 

でも、そこには先客がいた

 

「クスクス、夏目、貴方も此処に来たのね♪」

 

「レティシア。・・・ん?後ろにいるのは?」

 

ああ、説明はしたけど会ったのは初めてね

 

「貴方から見て右からレミィ、咲夜、フラン、マリア、狼、ペス、ユニ、朱鳥、くおんよ」

 

「ああ、レティシアの二人の妹とメイドさん達か」

 

「夏目、その人達は?」

 

あら、もう一人いたのね

 

「クスクス、初めましてね♪私はレティシア・スカーレット。よろしくね♪住職の息子さん♪」

 

「え?なんで俺が住職の息子って・・・」

 

「クスクス、私の能力だからね♪」

 

「そうか、でも、俺の名前は田沼 要だ。よろしくな」

 

「クスクス、よろしくね♪住職の息子さん♪」

 

「・・・頼む、田沼と呼んでくれ」

 

「クスクス、分かったわ♪田沼。それで?夏目、貴方が抱えているその狐は?」

 

「ああ、この子は子狐だよ。今は寝てるけどね」

 

「クスクス、そうみたいね♪可愛い顔で寝てるわね♪」

 

そんな事を話していると、バーン!と鳴った

 

どうやら、花火が上がったみたいね

 

・・・私達は見れないけれど

 

何故かって?見ようと思っても、目の前に大きな、それこそ、萃香が大きくなった時ぐらいの大きさの妖怪がいたら、見えるわけないでしょう?

 

「綺麗だな」

 

「ああ、そうだな・・・」

 

夏目も見えてるわけがないから曖昧な返事になっているわね

 

というか、見えないところ正直に言えばいいじゃない

 

「・・・悪い、本当は見えないんだ」

 

田沼がじーっと見ているとようやく白状したわ

 

私達が言っても良かったんだろうけど、コレは彼の問題。私達が言うわけにはいかないわ

 

そして、事情を話し、場所移動をして、今度こそ見ることが出来る場所へと移動した

 

「ああ、此処ならちゃんと見えるよ」

 

そして、子狐も起きて、私達は暫く見ていた

 

すると、下から何か、登ってくる音が聞こえたから見てみると、豚猫が登って来ていた

 

面白そうだから落としてみましょうか?

 

・・・いえ、それは流石に駄目ね。やってはいけないことね

 

「な、夏目、この私の事を忘れおって・・・」

 

「に、ニャンコ先生!?」

 

「ポンタ!」

 

「ぷっ」

 

ぽ、ポンタって、それ、狸に付ける様な名前じゃ・・・ww

 

「お前!今笑ったな‼︎」

 

「だ、だって、ポンタって・・・アハハ‼︎」

 

だ、ダメ!お腹が痛いわ‼︎ポンタって、ポンタって・・・見たまんまじゃない!

 

でも、見た目は招き猫なのに、ポンタと呼ばれるなんて、太り過ぎよ‼︎

 

「ポンタではないわ!ニャンコ先生だ!」

 

だ、ダメ!今やってる行動も、狸が自分のお腹を叩いている様にしか見えないわww

 

私は、その後、笑い続けてしまった

 

勿論、所々見てたわよ?本当に綺麗な花火が上がってたわ

 

そして、花火が終わるまで見た私達は、夏目と別れの言葉を言って、幻想郷へと帰ったわ

 

本当に、今日は良い日だったわね♪




さて、今回はどうでしたか?

「レティシア、アレは弄り過ぎだ」

「クスクス、そうかしら?普通でしょ♪」

「で、でも、膝を付くまでやるのは可哀想ですよ・・・(汗」

「クスクス♪私は面白かったから良いのよ♪」

「・・・コレはダメだな。諦めた方がいいだろう」

そうですね。さて、次回からオリジナル異変です!

「ようやくか・・・」

はい!レティシアさんが居なかった幻想郷で何があったのか・・・

異変を起こしたのは誰なのか?

次回をお楽しみに!

それでは!さようなら〜!


「オリジナル異変、早すぎないか?」

いや、最初は順番は逆でしたが、こうしないと大変なことになりますので・・・(汗

「・・・そうか」
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