「今回、最後が危なかった。もう一人犠牲者が出る所だったじゃないか」
まあ、結局出なかったんですからいいでしょ?
それでは!どうぞ!
霊夢達は、マリアに近付く機会を伺っているが、弾幕を撃てない状況である今、窮地に陥っていた
「どうしたの?反撃は?」
「・・・」
それを見ているマリアの顔はやはり変わらず、油断していなかった
マリアは知っているからだ。霊夢の才能に、霊夢の強さに
「・・・なら、神技『八方鬼縛陣』!」
霊夢は大蛇の近くでスペル宣言をすると、その周りに天に登るように張られた結界が表れた
『なっ!?』
「これであんたは終わりよ‼︎神技『天覇風神脚』!」
霊夢は、スペル宣言をし、大蛇の体にサマーソルトを決めた
流石に弾幕ではなく打撃の為か、素直に受けるしか出来ない大蛇
しかし、流石に反撃をしないのはとでも思ったのか、自身の尻尾を使い、霊夢に攻撃を仕掛けようとしたが、『氷』により出来なくされてしまった
「やらせるわけがないだろ」
『くっ!この!』
大蛇は口を開け、霊夢を食おうとしたが
「食われるわけにはいかないわ!神霊『夢想封印 瞬』!」
『なっ!?しまった!』
大蛇の周りにお札が投げられ、それらが全て大蛇に向かった
大蛇は、食おうとしている大勢の為に避けれず、諸にくらってしまった
『ぐおっ!』
「大蛇!」
大蛇は飛ばされ、マリアの横を通り過ぎてしまった
「これで残りはあんただけよ。諦めなさい」
「・・・ない」
「??」
「私の復讐が果たされていない今、諦めるわけにはいかない!博麗の巫女だからと使わないでいたけど、私の目的を果たす為に、犠牲になってもらうわ!邪目『ゴルゴンの目』!」
すると、マリアの髪は普通の髪に戻っていたのがまた蛇に戻り、目の色も、薄いピンクから赤色へと変わっていった
とても汚く濁った赤色に
「!全員散るわよ!」
「わ、分かったぜ!」
「ああ!」
「流石に、本気なのは伝わってくるからな。いいだろう」
そして、霊夢達は四方へと散らばった
「・・・逃がさない。絶対に全員を石像に変えてあげる。さて、まずは誰が見つかるかしらね」
マリアはそう呟くと、蛇を操り、霊夢達を探し始めた
・・・が
「!」
マリアは何かを察知し、避けた
そして、そちらを見ると
「・・・」
誰もいなかった
(・・・すぐに逃げたのでしょうね。賢明な判断ね・・・でも)
「逃がすわけ、ないでしょ?」
***
マリアは、蛇の報告を受け、ある木を目指していた
蛇の話では、その木の上に人がいるらしい
「・・・見つけた」
そして、マリアが見つけたのは
「あいつ、まだあの場に残ってるのか?」
魔理沙だった
魔理沙はあの場所を監視し続けている訳ではないが、そういうふうに考えているだけである
「まずは一人目」
そして、マリアが魔理沙を石像に変えようとした・・・が
「霊符『夢想封印』!」
「な!しまっ・・・きゃああああ!」
後ろから攻撃されてしまい、倒れてしまった
「ふぅ、ようやく終わりね」
「ん?どうしたんだぜ?霊夢」
「あんた、私が弾幕撃ってなかったら今頃石像だったわよ?」
「マジかよ!?」
こうして、マリアとの弾幕ごっこは終わった
〜マリアside〜
「・・・ん」
「マリア、起きたか」
「・・・狼?」
「ああ」
私は何故か狼に抱えられていた。お姫様抱っこに似たような抱え方で
えっと、どうして私はこうなってるんだっけ?
確か・・・あの時、私は人間に復讐しようとして、それで、弾幕ごっこをして、大蛇が倒れて、それからゴルゴンの目を使って、魔理沙を見つけて・・・
「・・・そっか、負けたのか、私」
「ああ、だからコレで異変は終わりだ」
「・・・そうね」
「あら?起きたの?マリア」
「・・・博麗の巫女」
「霊夢よ。起きたのなら、さっさと葵を石像から戻してくれないかしら?」
「・・・それは」
「何よ?戻せるでしょ?」
まあ、戻せない訳ではないけど・・・
「・・・時間がかかるかもしれないけれど、いいかしら?」
「「「「・・・はあ?」」」」
まあ、そうなるわよね
「・・・どうして、理由は?」
霊夢は明らかに不機嫌な顔をしている。嘘をついたらまた弾幕を撃たれそうね。まあ、嘘を付くつもりはないんだけど
「石像になった人を解放するには、私の涙が必要だからよ」
「?涙を?自然に出せないのか?」
「それが難しいから時間が掛かると言ってるのよ」
「・・・何時まで掛かるわけ?」
「分からないわよ、そんな事」
「・・・」
さて、どうする?博麗の巫女?
さて、今回はどうでしたか?
「おい、涙をどうやれば出させることが出来る?」
お、落ち着いて下さい!ちゃんと落ちがありますから!
「本当だな?なら、いいが」
(ホッ)それでは!さようなら〜!