東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

57 / 245
さて、今回もやって行きましょう!

「今回、最後が危なかった。もう一人犠牲者が出る所だったじゃないか」

まあ、結局出なかったんですからいいでしょ?

それでは!どうぞ!


第五十四話

霊夢達は、マリアに近付く機会を伺っているが、弾幕を撃てない状況である今、窮地に陥っていた

 

「どうしたの?反撃は?」

 

「・・・」

 

それを見ているマリアの顔はやはり変わらず、油断していなかった

 

マリアは知っているからだ。霊夢の才能に、霊夢の強さに

 

「・・・なら、神技『八方鬼縛陣』!」

 

霊夢は大蛇の近くでスペル宣言をすると、その周りに天に登るように張られた結界が表れた

 

『なっ!?』

 

「これであんたは終わりよ‼︎神技『天覇風神脚』!」

 

霊夢は、スペル宣言をし、大蛇の体にサマーソルトを決めた

 

流石に弾幕ではなく打撃の為か、素直に受けるしか出来ない大蛇

 

しかし、流石に反撃をしないのはとでも思ったのか、自身の尻尾を使い、霊夢に攻撃を仕掛けようとしたが、『氷』により出来なくされてしまった

 

「やらせるわけがないだろ」

 

『くっ!この!』

 

大蛇は口を開け、霊夢を食おうとしたが

 

「食われるわけにはいかないわ!神霊『夢想封印 瞬』!」

 

『なっ!?しまった!』

 

大蛇の周りにお札が投げられ、それらが全て大蛇に向かった

 

大蛇は、食おうとしている大勢の為に避けれず、諸にくらってしまった

 

『ぐおっ!』

 

「大蛇!」

 

大蛇は飛ばされ、マリアの横を通り過ぎてしまった

 

「これで残りはあんただけよ。諦めなさい」

 

「・・・ない」

 

「??」

 

「私の復讐が果たされていない今、諦めるわけにはいかない!博麗の巫女だからと使わないでいたけど、私の目的を果たす為に、犠牲になってもらうわ!邪目『ゴルゴンの目』!」

 

すると、マリアの髪は普通の髪に戻っていたのがまた蛇に戻り、目の色も、薄いピンクから赤色へと変わっていった

 

とても汚く濁った赤色に

 

「!全員散るわよ!」

 

「わ、分かったぜ!」

 

「ああ!」

 

「流石に、本気なのは伝わってくるからな。いいだろう」

 

そして、霊夢達は四方へと散らばった

 

「・・・逃がさない。絶対に全員を石像に変えてあげる。さて、まずは誰が見つかるかしらね」

 

マリアはそう呟くと、蛇を操り、霊夢達を探し始めた

 

・・・が

 

「!」

 

マリアは何かを察知し、避けた

 

そして、そちらを見ると

 

「・・・」

 

誰もいなかった

 

(・・・すぐに逃げたのでしょうね。賢明な判断ね・・・でも)

 

「逃がすわけ、ないでしょ?」

 

***

 

マリアは、蛇の報告を受け、ある木を目指していた

 

蛇の話では、その木の上に人がいるらしい

 

「・・・見つけた」

 

そして、マリアが見つけたのは

 

「あいつ、まだあの場に残ってるのか?」

 

魔理沙だった

 

魔理沙はあの場所を監視し続けている訳ではないが、そういうふうに考えているだけである

 

「まずは一人目」

 

そして、マリアが魔理沙を石像に変えようとした・・・が

 

「霊符『夢想封印』!」

 

「な!しまっ・・・きゃああああ!」

 

後ろから攻撃されてしまい、倒れてしまった

 

「ふぅ、ようやく終わりね」

 

「ん?どうしたんだぜ?霊夢」

 

「あんた、私が弾幕撃ってなかったら今頃石像だったわよ?」

 

「マジかよ!?」

 

こうして、マリアとの弾幕ごっこは終わった

 

〜マリアside〜

 

「・・・ん」

 

「マリア、起きたか」

 

「・・・狼?」

 

「ああ」

 

私は何故か狼に抱えられていた。お姫様抱っこに似たような抱え方で

 

えっと、どうして私はこうなってるんだっけ?

 

確か・・・あの時、私は人間に復讐しようとして、それで、弾幕ごっこをして、大蛇が倒れて、それからゴルゴンの目を使って、魔理沙を見つけて・・・

 

「・・・そっか、負けたのか、私」

 

「ああ、だからコレで異変は終わりだ」

 

「・・・そうね」

 

「あら?起きたの?マリア」

 

「・・・博麗の巫女」

 

「霊夢よ。起きたのなら、さっさと葵を石像から戻してくれないかしら?」

 

「・・・それは」

 

「何よ?戻せるでしょ?」

 

まあ、戻せない訳ではないけど・・・

 

「・・・時間がかかるかもしれないけれど、いいかしら?」

 

「「「「・・・はあ?」」」」

 

まあ、そうなるわよね

 

「・・・どうして、理由は?」

 

霊夢は明らかに不機嫌な顔をしている。嘘をついたらまた弾幕を撃たれそうね。まあ、嘘を付くつもりはないんだけど

 

「石像になった人を解放するには、私の涙が必要だからよ」

 

「?涙を?自然に出せないのか?」

 

「それが難しいから時間が掛かると言ってるのよ」

 

「・・・何時まで掛かるわけ?」

 

「分からないわよ、そんな事」

 

「・・・」

 

さて、どうする?博麗の巫女?




さて、今回はどうでしたか?

「おい、涙をどうやれば出させることが出来る?」

お、落ち着いて下さい!ちゃんと落ちがありますから!

「本当だな?なら、いいが」

(ホッ)それでは!さようなら〜!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。