「察しがいい人は・・・いや、誰でも分かるか。まあ、誰が出てくるか、分かるだろ?」
そして、今回の異変では全くといって良いほど出番が無かった葵さん復活!
「本当に、良かったよ」
それでは!どうぞ!
〜霊夢side〜
アレから約四日が経った
今だにマリアは葵達を戻せずにいた
「あんた!早く戻しなさいよ!」
私達も流石に我慢の限界がきた
だから、今マリアに催促をしているけど・・・
「だから、涙を流せないから仕方ないでしょう?」
この返答よ
「あんた、最初から戻す気あったの?」
「まあ、そう言いたくなるでしょうね。だから、私の返事は・・・NOよ」
「!お前!巫山戯るな!」
「貴方達と相対した時に言ったでしょ?私の目的は『人間への、復讐よ』と。だから、戻す気なんてさらさら無かったわよ」
「・・・つまり、今はあるんだな?」
「・・・鬼灯、どういうことよ」
「こいつは、今『無かった』と言った。つまりは今は有るということだ・・・だろ?マリア」
「ええ、私は貴方達に負けた。なら、被害を齎した私が貴方達の言うことを聞くのは当たり前でしょ?ただ、どうやって涙を流すか考えてるけど思い付かないのよ・・・」
マリアのその言葉は嘘に思えなかった
「・・・」
ルカも反応しないとなると、本当に嘘はついていない
・・・一体、どうすれば
「マリア、入るぞ。いいな?」
「ええ、いいわよ」
マリアが了承すると同時に入って来たのは、狼と・・・
「あんた、一体今まで何処に・・・」
「クスクス、外の世界よ♪」
レティシアがいた
〜レティシアside〜
「・・・そう、そんな事があったのね」
「はい。レティシア様、私の涙を『強制的』に流させる事って、出来ますよね?やって頂けますか?」
マリアは真剣な表情でそう言ってきた
「クスクス、良いわよ♪・・・それにしても、メデューサとしての貴方は初めてね」
「そうですね。初めて会った時だって、狼に封印されてましたから」
まさか、封印が解けるとこんな風な性格・口調になるとは、思わなかっわね
「クスクス、それじゃあ、流させるわよ♪」
そして、私はマリアに強制的に流させた
〜葵side〜
「・・・あれ?」
私は、その場で目を開けた
なんで目が開くの?私は、確かマリアさんの能力で石像に変えられていたような「葵〜!」
「うわっ!霊夢!どうしたの?」
霊夢が私に抱きついてきました
「葵!あんた、なんで勝手に一人で行くのよ!?少しは私達を頼りなさいよ‼︎」
「ご、ごめん・・・」
・・・罪悪感が込み上げてきますね
「はあ、全く・・・」
「葵、お前な・・・」
「おおー!葵が本当に戻ったぜ!」
「だから戻るって言ったでしょ?」
「いや、信じて無かった訳じゃないんだぜ?」
「本当かしらね?」
「マリアさん、異変は・・・」
「もう終わったわよ。私の負けでね」
「そうですか、良かったです!」
本当に良かったです。マリアさんがこれ以上、罪を犯さなくて・・・
「・・・言っとくけれど、私の憎しみは一生消えないわよ」
「・・・」
「まあ、暫くは大人しくしておくわよ。また狼に封印されるんだからね」
「そんな・・・」
「悪いけど、私の目を見るのは辞めなさい。また石像に戻っても、今度は知らないわよ」
「・・・」
「それじゃあ、狼。もう良いわ。封印して頂戴」
「分かった」
そう言うと、マリアさんが目を瞑ると、少しして崩れ落ちるようにして倒れてしまった
「!マリアさん!」
「安心しろ。一時的に眠ってるだけだ。起きればお前達が知ってるマリアに戻っている」
「・・・そうですか」
マリアさんは、また自由を失ってしまうんですね。・・・本当にコレで良かったんでしょうか?
「クスクス、これで良かったのよ♪葵」
「・・・え?レティシアさん?」
え?確か、レティシアさんは外の世界に遊びに行ってたはずじゃ・・・
「クスクス、一旦、戻ってきたのよ。もうすぐ、私が遊びに行った場所で秋祭りっていうお祭りが始まるからレミィ達を誘おうと思ってね♪」
「そ、そうだったんですか!レミリアさん達が喜びますね!・・・!霊夢!レミリアさん達は?」
「ああ、それなら今から戻しに行く所よ」
「私も行くよ!」
「・・・はあ、どうせ来るなと言っても聞かないんでしょ?良いわよ」
「ありがとう!霊夢!」
私は、久々に見た霊夢に向かって笑顔でお礼を言いました
そして、紅魔館の皆さんを戻したあと、私達は人里にも行き、石像と化した人達を戻しました
・・・霊夢が宴会の準備をするから、待って欲しいと言ってましたね。そして、私もその手伝いをします。宴会の準備を霊夢一人に任せるのは気が引けるので
宴会の日にちは、レティシアさん達が秋祭りから戻ってきて二日後ぐらいとなりました
・・・けれど、この時の私は忘れていました
宴会の一日前に、もう一つ、異変が起こることに
さて、どうでしたか?
「葵がようやく復活してくれて良かったよ」
「ご、ごめんね?心配かけて」
「そう思うなら、私達に言ってくれれば良かったんだ」
「ほ、本当にごめんね?」
「はあ、全く・・・」
あ、あはは・・・
「それにしても、本当にお前は万能だな」
「クスクス、褒めても何も出ないわよ♪」
どうやって戻したのかは皆さんの想像にお任せします!(まあ、方法は思いついていますがね)
それでは!さようなら〜!