「早いですね、主さん」
そうですか?あまり、自覚がないのですが
「まあ、この主は思い付いた話を何も考えずにそのまま小説にしてるからな。だから、駄文になるんだ」
うっ・・・そ、そんな事は気にせずに行きましょう!どうぞ!
「・・・逃げたな」
「あ、アハハ(汗」
第四話
〜葵side〜
あの日から数日経ちました。
私は博麗神社の境内の掃除をしています。
霊夢は縁側でお茶を飲んでますがね。
鬼灯は霊夢の近くでお昼寝中。ルカは洗濯物を干しています。これだけ天気がいいと、きっとすぐに乾くでしょう。
……この日でなければ。
そう、今日はあの紅い館の異変が起こる日。気を引き締めなければいけませんね。
そして、ついに異変の時間になりました。博麗神社にも紅い霧が近付いてきて、ついには覆われてしまいました。
「何よ?この霧。これじゃあ、お茶が不味くなるじゃない」
「霊夢!これは異変だよ!そんな事を言ってる場合じゃないでしょ⁉︎」
どれだけ呑気なんですか!
何ですか?異変よりもお茶が大事なんですか?
……まあ、そういう所が霊夢らしいのですが、もっと、こう、博麗の巫女としての自覚を持って欲しいといいますか。
「そんなの、異変よりもお茶の方が大事に決まってんでしょ?」
「何故、今それを言ったんですか?」
「あんたが『異変よりもお茶が大事なのか?』とか考えたからよ」
「……そう思った根拠は?」
「勘」
「……」
……もうここまでくると黙るしかありませんね。
〜霊夢side〜
(まあ、勘だけじゃないんだけどね)
私はさっきの会話の事を考えていた。そう、私がああいう風に言ったのは勘だけじゃない。
私と葵は長年一緒にいる。だから、葵がどう考えてるかなんてすぐ分かる。
葵は真面目だからね。
だけど……
(だからこそ変なのよね。どうして異変が起こることを前もって私に言わなかったのかしら?)
そう、葵の能力があればこの異変が起こることなんてすぐに分かったでしょうに、なんで私にだけその事を言わなかったのか。
一緒に住んでるルカと鬼灯は確実に知ってる。
なんでそう思うかって?勘よ。
まあ、あの二人が私には言わないとかはあるでしょうけど、真面目な葵なら確実に言うはずの事だ。とすると……
(紫ね……)
あのスキマ妖怪が確実に絡んでるわね。
どうせ『この日に異変が起こることを私に言うな』とでも言ったんでしょう。
葵は紫の言うことは絶対に逆らえないからね。
……まるで、式神にされたみたいに。
まあ、そんな事を一々考えてたって意味がない。早くこの異変を解決してお茶の続きといかなければ!
〜葵side〜
(なんだか、紫さんとの事がバレた気がする……)
ん?何故そう思うかって?勘です。
まあ、私の勘は当たってるでしょう。
私も霊夢程ではないにしろ勘は鋭い方ですから。
……それに、長い付き合いですから、霊夢ならこれぐらいのこと、すぐに気付くことは分かってます。
まあ、そんな事は今は置いておきましょう。それよりも……
「鬼灯、起きてる?」
「ああ、起きている」
どうやら起きていたようです。どの辺りから起きてたのでしょうか。
まあ、起きてくれていただけで有難いですし、考えないでおきましょう。それと……
「ルカ!」
「分かっている。今、来た」
ルカも異変が起きたことに気付いて戻って来ました。後は……
「もうすぐ魔理沙が来るでしょうから待ちましょう」
「え?あいつを連れて行くつもり?足手まといよ」
「本当はそうは思ってないでしょ?」
「……根拠は?」
「勘です♪」
「……」
……今回の勝負は私の勝ちのようですね。
やりました!今まで勝てた数が少ない分凄く嬉しいです!
と、そんな事をしていたら来たようです。
「霊夢ー!葵ー!異変だぜ!今すぐ解決しに行くぞ!」
「はい!勿論!」
「はぁ、面倒くさいわね……」
「じゃあ、行くか」
「そうだな。行こう」
こうして、私達は湖の方へと飛んで行きました。
はい!今回はクトュルフで言う所の導入編。どうでしたか?
「霊夢が凄くマイペースでした・・・。異変が起きてるっていうのに」
うわ!すごい真面目ですね。葵さん
「いや、そうしたのは主だろ。まあ、私から言うことは霊夢と葵は互いの事をよく知るぐらいに長い付き合いなんだな」
「うん。そうだよ。小さい頃からの付き合いだからね。自然と何を考えてるのか分かるようになっちゃった」
それだけの付き合いと言うことですからね。凄いです!鬼灯さんは?
「私が喋ってる数が少ない気がする」
まあ、前回いっぱい喋ったから許してください。それに、あの時は、鬼灯さんは寝てましたから仕方ありません。
「そういえば、どの変から鬼灯は起きてたの?」
異変がおきた瞬間からです
「そ、そんな前から起きてたんだ」
「ああ、そうだ」
これで疑問はありませんよね?それでは、これで!
「「「「さようなら〜!」」」」