東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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さて、今回はレミリア戦です!

「ここまでの私達の戦績は0勝2敗か」

「レミリア達、勝てよ」

それでは!どうぞ!


第六十話

〜レミリアside〜

 

メデューサと妖狼

 

初めて会った時、私はこの二人と戦う運命を見た

 

けれど、狼の方ならいざ知らず、マリアの性格じゃあ戦う事は無理だと、私は心の何処かで勝手に決めつけていた

 

けれど、それは違った

 

あの人石異変の時、私は油断していたからこそ石化されてしまった

 

・・・いつもの雰囲気を纏っていないマリアにね

 

あの時、私が油断していなかったら、私は石化されていなかったでしょう

 

だから・・・

 

「天罰『スターオブダビデ』!」

 

「・・・」

 

「!」

 

狼は普通によけたけれど、マリアはとても辛そうに避けた

 

「・・・やっぱりね」

 

「・・・」

 

「貴方に石化にされて、それから戻った後、すぐにメデューサについて調べてみたのよ。そしたら、メデューサは体が弱いらしいわね」

 

「!・・・ええ、そうよ」

 

メデューサの事はこう書かれていた

 

メデューサは、ステンノー、エウリュアレー、つまりはゴルゴン三姉妹の末っ子

 

その上の姉妹二人は不死だったが、メデューサだけは不死ではなかった

 

元はとても美しい三姉妹だったけれど、その末であるメデューサはアテナの怒りを買い、三姉妹はとても醜い姿へと変えられてしまった。それがゴルゴン

 

ゴルゴン三姉妹はひっそりと暮らしていたけれど、ある時、ペルセウスが来て、ゴルゴンとなってしまったメデューサの首を切り落としてしまった

 

残った二人の姉妹は行方知れずとなっていると書かれていた

 

そして、それを読んで私が建てた仮説が『メデューサは体が弱い』ということ

 

上の二人が不死なのに、メデューサだけが不死じゃないなら、それが一番しっくりくるでしょ?

 

「それで?答えはどうなのかしら?マリア」

 

「・・・正解よ。私は身体能力は低いわ。けれど、それだけ。別に避けれないほど体は弱くないわ」

 

「・・・そう、なら咲夜」

 

「はい」

 

〜咲夜side〜

 

私はお嬢様から命を受け、時間を止めてナイフを投げようとした

 

けれど、それは出来なかった

 

「・・・やっぱり、貴方は動けるのね、狼」

 

「当たり前だ。俺に能力は効かないからな。だから、お前が時間を止めていても動ける」

 

「・・・本当に厄介ね」

 

時間を止めれる私が優位に立てなくなる。これは結構痛いのよ?

 

「素直に時間を止めるのをやめたらどうだ?」

 

「・・・そうね」

 

私は空に飛び、手にナイフを持ちながら

 

「コレをした後にね!幻符『殺人ドール』!」

 

マリアに向かってナイフを投げつけた

 

そして、私は時間を進め出した

 

「!蛇符『蛇の脱皮』!」

 

そして、ナイフがマリアに刺さった・・・と思ったけれど違った

 

そこには、マリアの形をした皮があった

 

「・・・蛇の抜け殻ね」

 

「そういうことよ」

 

「・・・」

 

マリアはその皮の直ぐそばから出てきた

 

「さて、此方もやろうか。幻視『オオカミの集団』」

 

狼がスペル宣言をすると、数匹のオオカミの『幻』が出てきた

 

「やれ」

 

狼のその一言で、『幻』のオオカミ達は私達を襲って来た

 

「神槍『スピア・ザ・グングニル』」

 

お嬢様がグングニルを出すと、いつもなら投げる所を、今回は『幻』を消すために、横薙ぎに振り払った

 

勿論、『幻』は消えたは

 

「・・・やっぱり、ダメか」

 

「ええ、だって、私達はお互い、どんなスペルを持っているか知っているもの。そうそうに勝負が決まるとは思っていないわ」

 

お嬢様はそう言いながらも、お嬢様は自身が出せるMAXスピードでマリアに向かい、グングニルでお腹を殴打した

 

「うっ・・・」

 

マリアは目で追うことが出来ず、後ろに吹っ飛ばされたけれど、なんとか気絶しないように自分の力で立ち上がった

 

「あら、立ち上がったのね。でも、コレで終わりよ!」

 

「何をするかは知らないけど、させない!式神『大蛇』!」

 

すると、とても大きな大蛇が何処からともなく出てきた

 

『ご主人様は私がお守りします!』

 

「ええ、お願い・・・」

 

マリアはそう弱々しく言った。どうやら、やっぱりアレが効いていたみたいね。フラフラしているわ

 

「マリア、大丈夫か?俺達の負けと言ってもいいんだぞ?」

 

「いえ、やるわ」

 

・・・何かの意地なのかもしれないわね

 

「なら、コレを受けて見なさい!魔符『全世界ナイトメア』!」

 

すると、三方向にクナイ型弾幕が高速で撃たれ、波紋状にゆっくりとだけれど、中型弾幕が撃たれた

 

「くっ!」

 

『ご主人様!』

 

狼は直ぐ様回避行動をとって、大蛇は自分を盾にしてマリアを守っていた

 

・・・けれど、それでもダメだったらしく、大蛇は流石にやられ過ぎて倒れてしまい、マリアもまた、気絶してしまった

 

狼はというと・・・

 

「・・・あら?あなた、その姿は」

 

「ああ、そうか。この姿を見せたことはなかったな」

 

狼の黒い髪は白くなっていた

 

「あなた、何者?」

 

「・・・咲夜は日本人だったよな」

 

「そうだけど、それが何か?」

 

「なら、分かるかな。『八犬伝』って本を」

 

「それが何よ」

 

すると、狼は少し息をついた。どうやら、さっき避けたばっかりで少し疲れているみたいね

 

「八房(ヤツフサ)って知ってるか?」

 

「ええ、知っているけれど・・・!あなた、まさか・・・」

 

「その通り、俺は八房だ。まあ、普段はオオカミの姿でいるがな。あ、レミリア様は図書館ででも調べて下さいね。説明が面倒なんで」

 

「・・・」

 

こ、これがあの八房?全然印象が違うのだけれど・・・

 

「まあ、そういうことだ。そして、今回の勝負は俺達の負けだ。通ればいいさ」

 

「そ、そう。ありがとう」

 

こうして、私とお嬢様は先に向かった




さ、最後の最後で力尽きた・・・

と、いうことで、最後でぐだってしまって申し訳ありません

それでは!さようなら〜!
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