「主、大丈夫か?」
問題ないとは思います。疲れが多少残ってますが・・・(なんで疲れるのかは知らないけど)
それでは!レティシア戦!どうぞ!
〜葵side〜
私と霊夢は、レティシアさんと弾幕ごっこをしている・・・のですが
「なんであんたは弾幕撃ってこないのよ!」
そう、レティシアさんは私達に向かって全くと言っていいほど弾幕を撃ってきていません
「クスクス、『絶対に撃たなきゃいけない』なんてルールは何処にもないでしょ?」
「だったら、私から撃ってやる気にさせてやるわ!霊符『陰陽印』!」
すると、レティシアさんの周りに沢山の陰陽玉が浮かび、それが全てレティシアさんに向かって行きました
「クスクス、甘いわよ♪」
けれど、それら全てを後ろに後退して避けたり、右に避けたりして、その全てを避けてしまいました
「くっ!なら!葵、お願い!」
「分かったよ!呪術『鬼呪封印』!」
私はスペルでレティシアさんの動きを封じました
そして、そこに霊夢がスペルを撃ちます
「夢符『封魔陣』!」
そして、それはレティシアさんに直撃したと思いましたが、妙に手応えがありません
霊夢もどうやら同じ様で、警戒心を解いていません
「・・・きゃあ!」
「!葵!」
私は後ろから『誰か』に思いっきり蹴られてしまいました
・・・まあ、誰かは分かるのですが
そして、身近にあった竹に思いっきりぶつかってしまいました。・・・痛いです
「クスクス、あら?気絶しなかったわね♪良かったわ。打ち所が悪かったら一発で気絶だもの♪クスクス」
「うっ・・・、それでも、痛いものは痛いのですが・・・」
「クスクス、それは我慢しなさい♪葵」
「分かってますよ。レティシアさん」
まあ、当然この場で私を蹴るのはレティシアさんだけですね
「クスクス・・・あら?」
レティシアさんが話に夢中になっている間に結界が張られていました
「境界『二重弾幕結界』!」
・・・あの〜、話している途中にそれは酷い気がするのですが?
ま、まあ、私も何も言わないので同罪ですがね
「クスクス、なら、レミィと同じ方法で脱出しましょうか」
弾幕が結界内で縦横無尽に飛び交っている中、とても余裕そうにしながらそんな言葉を発したレティシアさん
レミリアさんと同じ脱出方法となると・・・
「神弓『アルテミスの弓』」
そして、真横に回避しながらも結界にむけて、矢を撃ちました
すると、結界はたった一撃で壊れてしまいました
「な!?」
「そんな!?結界が!」
「クスクス、この一撃だけで壊れるなんて、まだまだ甘いわね♪ね?霊夢?」
レティシアさんはとても分かりやすく挑発をしてきます
対して霊夢はというと・・・
「はあ!?甘い?この私が!悔しい!絶対にあんたに一撃を入れてみせるわ!」
「クスクス、頑張って頂戴♪」
レティシアさんの態度は相変わらずです
「なら!神技『八方鬼縛陣』!」
今使用したスペルで、霊夢を中心として結界が上空へと張られました
つまりは、若干、閉じ込められました
ま、まあ、私達やルカ達に被害はないので、大丈夫、ですよね?
「神霊『夢想封印・瞬』!」
霊夢がスペル宣言をすると、四方八方に扇に見える形で弾幕が置かれていました
それも、一瞬で
霊夢の得意とする『瞬間移動』を使って配置したのでしょうね、きっと
・・・けれど、レティシアさんは笑みを絶やしてはいません
いえ、寧ろ、さっきからの笑顔と比べるとより笑っている様な・・・
「クスクス、いい技ね。だけど、まだ甘いわよ。スペル」
ここでようやく初めてレティシアさんはスペル宣言をしました
「神風『嵐の神の風』!」
すると、結界内に嵐と思ってしまうほどの強い風が吹きすさびました
私も思わず目を瞑り、手で顔を守る様にしていました
パリーン!っと、そんな音も聞こえてきました
そして、風が止んだのに気付いた私は、手をどけ、目を開けてみると
「・・・え」
霊夢が弾幕として使っていたお札は全て地面に突き刺さり、結界は壊れていました
「クスクス、はい♪二枚スペルブレイクね♪次は何かしら?」
「・・・くっ!」
霊夢の顔はとても悔しそうでした
「・・・霊夢」
「・・・葵」
私と霊夢は目を合わせました
・・・たったコレだけで霊夢の考えが分かってしまうのは、おかしいんでしょうか?それとも、長年、一緒にいるから身に付いたのかな?
「・・・スペル!」
私は、霊夢の補助の為に、スペル宣言をしました
「治癒『太陽鳥』!」
私は霊夢の体力を回復させる為というわけではなく、霊夢の攻撃力を上げる為にこのスペルを使いました
「ありがとう、葵。さて、コレが私のラストスペルよ!『夢想天生』!」
霊夢が持つスペルの中でも最強のスペル
とても鬼畜なスペルのうえ、霊夢に攻撃は当たらない
だから、これはラストスペル
これ以上、スペルを使えない
「クスクス♪」
「・・・あんた、なんで笑ってられるわけ?」
そう、霊夢の言うとおり、どうして笑っていられるのでしょうか?私だったら流石に笑っていられなくなるのですが・・・
「クスクス、さあ?何でかしらね?その答えを・・・」
教えてあげるわ
その言葉を聞いた時、私は背中ぎ寒くなりました。どうして?
「!レティシア!貴方、本気を出すつもり!?」
紫さんの声は何処か焦っている様に聞こえました
鬼灯の方を見てみると
「・・・」
何も言わないけれど、何処か険しい顔をしています
「クスクス、大丈夫よ、紫。本気を出すつもりはないから♪安心して頂戴」
そして、レティシアさんが一枚のスペルカードを持ちました
「クスクス、模倣『鏡写し』」
すると、そのスペルカードが、私も、そして霊夢も、見覚えのあるものへと変わりました
「『夢想天生』」
「!くっ!」
霊夢が弾幕を撃つと同時に、レティシアさんも弾幕を撃ちました
どちらも、相手を狙う弾幕の為に中々終わらず、結局、時間が来てしまいました
「ハァ、ハァ・・・」
「霊夢!」
私は霊夢に近付き、霊夢の状態を見ました
霊夢は疲れ切っているのに対して・・・
「クスクス、どうしたの?そんなに疲れ切って♪」
レティシアさんは今だに余裕そうです
「クスクス、さて、終わらせてあげましょう」
レティシアさんがもう一枚スペルカードを持つと
「暗黒『絶望の闇』」
その瞬間、私達の周りが真っ暗闇になりました
そう、本気に真っ暗に
光が全くないのです。月明かりもありません
・・・あの竹林ですら月明かりが多少入っていたのにです
「クスクス♪」
そんな楽しそうな声が、全方位から聞こえて来て、何処にいるのかも予想がつきません
「ハァ、あいつ、何処に・・・」
「クスクス、ハイ♪終了♪」
「・・・え?」
「神槍『ゲイボルグ』」
後ろからそんな声が聞こえたと思ったら何かに殴打されてしまいました
「きゃあああ!」
そして、何かにまた思いっきり当たってしまいました
私が気絶しそうになりましたが、ギリギリ意識を留めています
けれど、余り保っていられません
なので、周りを見てみました
隣には私と同じ様に勢い良く竹に背中をうったであろう霊夢がいました
・・・ん?あれ?
なんで私はアレが竹だと分かったんでしょう?
答えは簡単です。周りの風景が見えているからです
・・・どうやら、あの暗闇からは解放されたみたいですね。良かったです
私は暗闇が怖いですからね
「・・・」
「クスクス、ちょっとやり過ぎたみたいね」
レティシアさんの声が聞こえた為にそちらを見ると、弓とは別の武器を持っていました
どうやら、槍の様です
そして、それを確認した直後、私の意識はなくなりました
はい、ちょっと長かったですがここまで!
「あいつ、全くと言っていいほど本気を出してないじゃないか」
「?本気状態だとどんな状態になるんだ?」
「・・・余り言うと、あいつとそこにいる主に怒られるが、まあ、本来の姿に戻る」
「?羽が生えた状態のことか?」
「それは・・・」
はーい!それ以上言わない!それでは!さようなら〜!