「・・・何でシリアス展開になっているんだ?」
私がシリアス得意だからです。でも、最後までってわけではないんですからまだマシでしょう?
「まあ、そうだがな・・・」
それでは!どうぞ!
〜鬼灯side〜
今、私は神社から移動している
目指す場所は太陽の花畑だ
「久々に会うな。彼奴とは・・・」
(・・・それにしても、一体、何が起ころうとしているのだろうか?)
私が悩んでいることは、今朝の葵との会話にある
〜回想〜
「・・・」
「・・・葵、どうした?」
「・・・へ?」
「何時もより元気がないが」
葵の能力なら、例え病気に掛かったとしても直ぐに治るから、病気ではないのだろうが、何故か葵は目に見えて元気がない。箸も進んでいないからな
ついでに言うなら、目の下に隈も出来ている
「・・・ごめん」
「葵、なんで謝るんだ?」
ルカが首を傾げながらそう聞いた
葵は少しの間、熟考していたが
「・・・その、今朝見た夢なんだけど」
話してくれた、が、夢?
「夢って、予知夢か?」
だが、異変らしきものは無いはずだが、あるとしても、あの周期だけだ
「・・・予知夢ってわけじゃないと思うけど」
「・・・なんだ?どうした?葵」
葵の顔は途端に暗くなってしまった
「・・・葵、話したくなければそれ以上、話さなくてもいいんだぞ?話せと催促した私が言える立場ではないがな」
「ううん、大丈夫だよ、鬼灯」
そう言うと、口を開けて話してくれた
「・・・過去の夢を見たの」
「・・・」
しまった、聞くべきではなかったか。だが、もう遅いな
「・・・それで?」
「家事をちゃんと出来なくて、殴られたり、蹴られたり・・・それの繰り返しの夢とか、お母さんから罵詈雑言を浴びせられたりとか・・・物置小屋に閉じ込められたりとか。ここ最近、そういう夢ばっかり見るの」
「蒼華の?人里の奴らの夢は見ないのか?」
「ううん、見てない。全部、お母さんの夢だった」
・・・まあ、コレは度々起こることだが、それでも、蒼華ばかりが連続でというのは珍しい
「・・・」
「・・・でも、直ぐに収まると思うよ?ほら、最近一度お母さんのお墓参りに行ったからその影響だよ、きっと」
葵は、作り笑いをしながらそう言うと、この話は終わりとばかりに食事に戻った
・・・墓参りは、確かにこと前に入れていいのだろうが、三週間前だぞ?その出来事は
なのに、今影響を受けるというのはおかしな話だ
だが、その他に続けて見る様な理由が思い当たらない
(・・・仕方ない。ここは一度、様子を見ておくか)
私はそう決めると、食事に戻った
〜回想終了〜
ああ決めたは良いものの、葵の為にも早く解決してやりたい
だが、何が原因なのかも掴めない
「・・・ダメだ。本当に思いつかないな」
兎も角、今はリフレッシュしよう。太陽の花畑で
そうして、私は友人が住んでいる花畑へと向かった
***
空を飛び続けて数分後、私は太陽の花畑に着いた
そして、そこにはやはり、幽香がいた
「幽香」
「あら?いらっしゃい鬼灯」
風見幽香。花を愛する花の妖怪で、太陽の花畑の管理者のような存在だ
まあ、単に住んでるだけなんだがな
「・・・はあ、やはり枯れていたか」
「ええ、それはそうでしょう?時期が時期だもの。貴方の所にある、一年中咲き続ける桜とは違うわよ」
「まあ、そうだがな」
コレばっかりは仕方が無いな
「それで?今日はどうしてきたのかしら?ようやく私と戦う気になったの?」
「それは違うからな。私はどっかの吸血鬼賢者とは違って、理由がなければ戦わんぞ」
「あら、残念」
幽香は本当に残念そうな顔でそう言った
「悪いが、そんな顔をしても応えんぞ」
「分かってるわよ」
幽香の言葉を聞いた私は幽香の隣に寝そべり、寝ることにした
ここに来た時は、向日葵が咲いていない限り、寝ている
ここは、私にとって、リラックス出来るもう一つの居場所だからな
そうして、私の意識は途切れた。つまりは寝たのだ
・・・ちなみに、起きた時は夕方だったがな
はい、今回はどうでしたか?
「なんだ?あのフラグ臭漂う回想は」
さあ〜?何でしょうね?
「・・・嫌な予感しかしないな」
それでは!さようなら〜!