「主、急にどうした?」
いえ!思いついた話があるのでクロスさせます!
「・・・大体、想像がつくが、何とだ?」
夏目友人帳です!
「・・・そうか」
まあ、時期的に言えば続の頃の話ですがね
それでは!どうぞ!
〜鬼灯side〜
「はあ?温泉?」
「クスクス、そう、温泉♪」
レティシアが急に神社に現れて、そんな事を言い出したが、何がどうしてそんな発想に至ったんだ・・・
「・・・ちなみに、誰が行くんだ?」
私は、自分の前足で頭を押さえながらそう聞いた
何で、妖怪賢者である紫もレティシアも、こんな感じなんだ、全く。時々、頭が痛くなるんだが
「クスクス、まず紅魔館の全員を予定しているわ。まあ、無理そうなら紫が来るけどね♪」
「・・・拒否権は無い様だな」
無理そうの中に私が入っていなかった所を見ると、私には拒否権は無い様だ
「クスクス、ええ、そうよ。出来れば葵も連れていきたかったのだけれど・・・流石にね」
「・・・なんでだ?」
私は、少しレティシアを睨みながら疑問を言った
葵を省きたいからだとかそんな理由なら・・・
「クスクス、安心しなさいな♪そんな屑な考えじゃないから。人数の問題よ」
「なんだ、そうだったのか」
そうか、確かに人数が多過ぎるな。葵は確かに誘えない訳だな・・・ん?
「だったら、私を誘わずに葵を誘えばよかったんじゃないか?」
ちょっとした疑問を言ってみたが、レティシアは首を振った
「クスクス、あの子がそれを素直に了承すると、本気で思ってるの?」
「・・・無理だな」
葵なら必ず、拒否するだろう
ある程度なら霊夢の世話とかを放り出して行動するが、今回は違う
葵は必ず拒否をする。外の世界に興味を持ってはいるが、それが仕事を放り出す理由にならないと考えているからな
「・・・はあ、分かった。なら、その提案、受けさせてもらおう」
「クスクス、ありがとう♪鬼灯」
そして、少しレティシアと将棋をしてからレティシアは帰って行った
ちなみに、何度も勝負をしたが、一度もレティシアに勝てなかった。あいつは、こういうゲームは得意中の得意だからな
***
そして、アレから数日が経ち、温泉旅行当日
私は、紅魔館に来た。レティシアのスキマで移動するからな。私が紅魔館まで来なければならない
「クスクス、鬼灯、準備は出来ているかしら?」
「ああ、出来ている」
その場には、レティシアの他に、レミリア、フラン、咲夜、美鈴、パチュリー、小悪魔がいた
レミリアとフラン、そして小悪魔の羽とかは全て無くなっている。レティシアが能力を使用して隠したのだろう
「ん?マリア達はどうしたんだ?連れて行かないのか?」
「クスクス、マリアは寝込んでいる、というより冬眠中よ。蛇は寒いの苦手だからね。狼はマリアの従者だから側にいるわ。狼がいれば敵がくればすぐに撃退出来るわ。朱鳥はパチュリー達の代わりに本の整理、くおんは美鈴の代わりに門番、ペスとユニはいつも通り館の掃除よ」
「・・・なあ?前から気になっていたんだが、狼から何か異質な力を感じたんだが、アレは?」
私は前からの疑問をレティシアに聞いてみた
「クスクス、それは、狼がヤツフサだからよ」
「ああ、なるほど」
初めて狼と会った時に感じた異質な力はそういうことか
・・・というか、ヤツフサって確か犬じゃなかったか?
「クスクス、ええ。だから、オオカミじゃなくて犬よ、狼は」
・・・
「はあ?」
「クスクス、だからね、狼はオオカミに見える犬の妖怪よ。本人も言ってたわよ?『自分が一度でもオオカミの妖怪だと言ったか?』って」
「そうか。それで?もう行くのか?」
「クスクス、ええ♪行きましょうか♪」
こうして、私は久し振りに外に出ることとなった