一応はシリアスですが、まあ、どう感じるかは皆さん次第ですね
それでは!どうぞ!
閑話〜葵の過去〜
私が幼い頃、母や人里の人との関係はとても良好でした
その頃には父もいました
とても、幸せに暮らしていました
・・・ただ、私以外の誰も、もう一つ能力があることに気付きませんでした
・・・いえ、私も気付いていませんでしたね。『何か』が見える事は普通の事だと思っていましたから
昔は、私が良い事をしたら、父も母も、私を撫でて褒めてくれました
いけないことをしたら、叱ってくれました
人里の皆さんも、優しかったです
けれど、ある時事件が起きました
その事件の頃には既に、自分が見た『夢』が実現する事に気付いていました
ですが、その事件の時、私は『夢』を見ませんでした
その次の日、母が泣いていたのを見た私は、母に「どうしたの?」と問いかけました
すると、母は涙を拭いながら「大丈夫」だと答えた後、私に
「お父さんはね、暫く家に帰れなくなっちゃったの」
と、言いました
けれど、その嘘は私に効きませんでした
その頃の私の能力はコントロール出来ておらず、初対面でなくとも勝手に過去を見てしまうような状態でした
ですから、私は父が死んでしまった事が分かりました
私は母に率直に聞きました。「お父さん、死んじゃったの?」と
母はその言葉に驚き、紫さんを直ぐ様呼びました
そして、能力を聞いてみると、私の能力が未来や他人の過去を見る能力だと分かりました
・・・全ての過去を強制的に見る能力であることも教えてもらいました
それを知った母は、驚愕の顔をしていました
そして、紫さんが帰った後
「・・・そんな能力持ってたのに、どうして」
母は私を睨みつけました
当然の結果ですが、私も父が死ぬことを予知出来ていませんでした
ですが、母にそんな事は関係ありません
私は、母に殴られてしまいました
「そんな能力持ってたのに、どうして教えてくれなかったのよ!そんな能力持ってても役に立たないなら、ただの疫病神よ!」
そこからは母の罵倒が私に浴びせられました
ですが、私は反論などしませんでした
私も実際、そうだと思っていたからです
この能力を持ってるのに、使えないなら疫病神じゃないかと
その次の日には、人里の皆さんにも伝わったようで、態度は一変して、私を遠ざけるようになりました
だから、私は何とか同年代の子を捕まえて、どうして態度が違うのか聞いてみました。すると
「だ・・・だって、君は過去を強制的に、無断で見ちゃうから・・・」
そう言われました
私は、そう言われて以来、人里には極力降りないようにしました
その頃にはもう鬼灯とは友達の様な関係でしたから寂しくは・・・無かった筈です
ですが、母からの罵倒は続きました
家事も私がやることになりました。家事全てを
初めて料理をしたとき、料理が焦げてしまって、どうしようか悩んでいたときに母が来て、それを見ると、私を殴りました
「こんな事も出来ないの!?あんたは!これぐらい出来なさい!」
食器を割ってしまった時も・・・
「なんで割ったの!?なんでそんなにグズなの、あんたは!本当に何も出来ない役立たずな奴ね!」
掃除が母が提示した時間と違ったら
「さっさと終わらせな!これぐらい簡単に終わるだろ!このノロマ!」
その全てが殴られたり、蹴られたりとされました
・・・酷い時は、光も入らない物置小屋に入れられて、危うく一晩過ごしそうになりました
あの頃の私の味方は鬼灯だけでした
鬼灯は何時も私を助けてくれました
物置小屋の件についても、私が閉じ込められていると、解放してくれました
そんな事があってから一年後、私は家事を全て出来る様になりました
料理も作れる様になりましたが、母が褒めてくれることはありませんでした
そして、また日が流れて、ある時、神社の鳥居に金髪の女性がもたれかかっているのを目撃しました
ルカとの出会いです
そして、それからはルカも一緒に過ごす様になりました
そして、母が死んでしまい、霊夢の所で一時期お世話になったりしながら、今の状態があります
人里の皆さんとの関係は今だに直っていませんが、きっと、いつかは・・・
私は、いつもそう思っています
どうでしたか?
コレを書いた時、私はお母さんはそこまで悪い人ではありませんでしたが、まあ、それでも虐待をしてしまった以上、悪い人、ですかね?
次回からがちゃんとした花映塚編です!お楽しみに!
それでは!さようなら〜!