東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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さて、今回の異変にも理不尽にやられるキャラが一人います!

「なんで理不尽にやられるキャラが絶対にいるんだ・・・」

さあ?私も分かりませんよ。思い付きで書いてますし・・・

それでは!どうぞ!


第七十二話

〜葵side〜

 

え〜、私達は今、紅魔館方面へと飛んでいますが・・・

 

「えっと、霊夢?なんでこっちに飛んでるの?」

 

絶対に無理ですよね?レティシアさんなら出来るかもしれませんが、それをしたとしても、何の得になるのかが分かりませんし・・・

 

「・・・」

 

「?霊夢?」

 

「どうしたんだぜ?霊夢」

 

何時もなら私の質問に答えてくれる霊夢ですが、今回は何故か答えてくれませんでした。どうしたのでしょう?

 

「・・・いのよ」

 

「え?」

 

「勘が働いてないのよ、今回は」

 

「・・・え」

 

え?なんで?え?え?

 

「え、じ、じゃあ、何で私達は紅魔館方面へと飛んでいるんですか?」

 

「・・・な、なんとなくよ」

 

つまりは行く当てがないから適当に飛んでるんですね。ハッキリとそう言えばいいのでは・・・

 

「・・・葵、霊夢、コレは」

 

鬼灯が私達に何かを言おうとした時・・・

 

「やい!お前ら!」

 

私達の目の前にチルノさんと大妖精さんがいました。

 

「はあ〜、またあんた達?何の用よ」

 

霊夢がとてもめんどくさそうにしながらそう言いました

 

「アタイと戦え!」

 

「あんた、アレだけ毎回負けてるのに、本当に飽きないわよね〜」

 

霊夢はそう言いながらスペルカードを構えると・・・

 

「夢符『封魔陣』!」

 

そのまま無情にも撃ってしまいました

 

勿論、構えてもいないチルノさんは・・・

 

「え?きゃぁぁぁあ!」

 

「チルノちゃーーーーん!」

 

そのまま落ちてしまいました。大妖精さんは落ちてしまったチルノさんを助けに行きました。

 

・・・本当にすみません。チルノさん。

 

「さ!次に行くわよ!」

 

霊夢はそのまま身を翻してまた別の場所に行こうとしたら・・・

 

「だったら、私も行ってもいいわよね?」

 

そんな声が後ろから聞こえ、後ろを見ると咲夜さんがいました。

 

「あれ?咲夜さん、どうして・・・」

 

「私もこの異変を解決しようと思ってね。だから、いいでしょう?」

 

「・・・勝手にすれば?」

 

霊夢はそう言いながら、前を向いて飛び始めました。

 

「おいおい、私達を置いてくなよな!」

 

魔理沙もまた、霊夢を追うようにして飛んで行きました。

 

「・・・私達も行きましょうか、ルカ、咲夜さん」

 

「ああ、そうだな」

 

「そうしましょう」

 

そして、私達も飛び始めました。

 

「・・・ハア、また言えなかった」

 

鬼灯がそんな風に呟いたのも知らずに。

 

***

 

「それで、次は何処に?」

 

「さあ?」

 

「まあ、そうだとは思ったよ・・・」

 

やっぱり、勘が働いてないとあっちこっちに行くしかないですよね。

 

「・・・てかさ、葵の能力で見なかったの?」

 

あ、そう言えば言ってませんでしたね。

 

「ごめん、霊夢。私はこの未来を見てないの」

 

「え?嘘でしょ?」

 

「いや、本当だ。私の前じゃ、嘘が意味無いこと、分かるだろ?」

 

私の言葉が信じられず、霊夢はそう言うと、ルカがそう返答しました。

 

「巫女の勘も働かない。葵の能力もダメとなると・・・」

 

「本当に適当に行くしかないな」

 

私達の後ろで、咲夜さんと魔理沙がそう言ってました

 

そして、しばらく飛んでいると・・・

 

「・・・ん?何か聞こえない?」

 

「・・・ああ、そうだな」

 

「歌かしら?」

 

「そうですね。歌が聞こえてきます。それも、とても上手な」

 

その歌は本当にとても上手くて、思わず聞き惚れそうになります。

 

「・・・彼奴か?」

 

私達がその歌が聞こえる方に飛び続けると、一人の少女がいました。

 

服装は、茶色のジャンバースカート(レティシアさんから色々な服の種類を教えてもらいました)で、帽子と靴には同じような羽が付いています。

 

一見したら人間なのでしょうが、背中から羽が生えていますので妖怪のようです

 

「あんた、妖怪ね」

 

「あら?あんた達は誰よ」

 

その妖怪は歌を中断されたからか、とても不機嫌そうな顔で私達を見てきました。

 

「普通、人に名を尋ねる時は自分からだが?」

 

ルカがそう言うと、その妖怪はますます不機嫌になりながらも、

 

「ミスティア・ローレライよ」

 

と、名乗ってくれました。

 

「そう。私は博麗霊夢よ」

 

「霧雨魔理沙だぜ!」

 

「神無月葵といいます。よろしくお願いします」

 

「霜月ルカだ」

 

「十六夜咲夜よ」

 

「孤天鬼灯だ」

 

「そう。博麗霊夢、霧雨魔理沙、神無月葵、霜月ルカ、十六夜咲夜、孤天(こてん)鬼灯ね」

 

「『こてん』じゃなくて『みてん』だ!」

 

ミスティアさんは私達の名前を復唱しますが、鬼灯の名前だけ間違えてしまいました。まあ、間違えますよね、流石に。

 

「それで?あんた、この異変の事、何か知らない?」

 

霊夢がミスティアさんに聞くと・・・

 

「知ってるっていったら?」

 

と、言ってきました

 

「なら教えてもらうだけよ!」

 

そう言うと、霊夢は一人でミスティアさんに挑んで行きました。

 

私はというと、ルカに止められてしまいました。

 

「あの、ルカ?何で止めたの?」

 

「無駄足だからだ。彼奴は何も知らない」

 

「・・・あらら」

 

霊夢、ごめんなさい。一人で頑張ってください。ルカから今だに止められている状態なので・・・。

 

そして、ミスティアさんと霊夢の弾幕ごっこが始まりました。




さて、どうでしたか?

「本当に何時になったら私は言えるんだ?」

言っちゃったら、この話が終わっちゃうのでダメです

「お前な〜」

「クスクス、まあ、頑張って頂戴♪鬼灯」

「お前はいいよな。今回は参戦しないんだからな」

それで、最後の葵さん抜きの弾幕ごっこですが・・・

「意外と初めてなんじゃないか?主の小説では。霊夢一人で弾幕ごっこっていうのは」

そうですね。意外と初めてです

それでは!さようなら〜!
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