東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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第七十八話

〜咲夜side〜

 

私はこの異変を解決するために霊夢ついて来た。

 

そして、この綺麗な鈴蘭が咲く山まで来て、目の前の少女に殺されかけた。

 

まあ、葵が能力で治してくれたからまだお嬢様のメイドをすることが出来るけれど、殺されかけて「はい、そうですか」と言って帰れるほど私は弱虫じゃない。

 

だから、私は自分から弾幕ごっこをすると言った。

 

葵も私の手伝いをしてくれることなり、今はその弾幕ごっこをしている途中だけれど・・・

 

「くっ‼︎だったら!毒符『ポイズンブレス』!」

 

少女を中心として、四色の色の弾幕がぐるぐると回って私達を襲うけれど、それはその弾幕の動きに合わせて私達が動けばいいだけだから何も問題無かった。

 

「はい、スペルブレイクよ」

 

「・・・だったら!霧符『ガシングガーデン』!」

 

彼女がまたスペル宣言をすると、米粒弾の弾幕がばら撒かれ、毒霧は私達に向かって来ようとしていた。

 

・・・けれど

 

「防結界『二重結界』!」

 

葵がそう宣言すると『相手』に結界が張られた。

 

そのお蔭で、弾幕も毒霧も此方には来なかった。

 

それに、米粒弾の弾幕は全て相手に跳ね返っていたわね。

 

「うわわ!」

 

相手は自分の弾幕に苦しめられていたけれど、私はそこで手を休めるわけにはいかない。

 

ここで決めるわ!

 

「幻葬『夜霧の幻想殺人鬼』!」

 

私の周りには沢山の・・・それこそ、私が持つスペルの一つ『幻符「殺人ドール」』よりも多くのナイフを相手に投げつけた。

 

勿論、時間も止めてね。

 

そして、それらは相手に当たり、私達の勝ちとなったわ。

 

〜葵side〜

 

メディスンさんはあの後、気絶してしまいましたので、私が少し、メディスンさんの事を話すことにしました。

 

「私がメディスンさんの過去を見てしまった時に分かったことですが?メディスンさんは元々は『人形』だったんです」

 

「は?人形?」

 

「その人形がどうしてこうなったんだぜ?」

 

魔理沙が疑問を投げかけてきたので、答えました。

 

「メディスンさんになる前の『人形』だった頃に、人によってここの山に捨てられてしまったようです。それからは捨てた人に恨みを持って・・・」

 

「・・・人間そのものに恨みを持って『妖怪化』したのですか」

 

「そう言うことです。妖夢さん」

 

・・・私は、メディスンさんにもっとこの世界を知ってもらいたいと思っています。が、メディスンさんはこの鈴蘭達がいないと生きてはいけないでしょう。

 

一体、どうすれば・・・

 

「うっ・・・」

 

「‼︎メディスンさん、気付きましたか?体は大丈夫ですか?」

 

「・・・平気よ。というか、近寄らないで」

 

メディスンさんは私にそう言ってきました。ですが、私はメディスンさんに近寄り、治しました。

 

「ちょっと!」

 

「メディスンさん。先に謝ります。ごめんなさい」

 

「・・・は?」

 

メディスンさんは私が謝った理由が分からない為に首を傾げていました。

 

「私は、私の能力で貴女の『過去』を見てしまいました」

 

「・・・」

 

私はそのまま続けます。

 

「私の親友には人形をこよなく愛する人がいます。それはもう本当に大好きで、私はその人が人形を乱雑に扱っているのを見たことがありません」

 

「・・・!」

 

「メディスンさんは確かに捨てられてしまって悲しかったですよね?ですが、全ての人が人形を簡単に捨てる訳ではありません。ですから、一度、様子を見てくれませんか?」

 

私はメディスンさんにそう言うと、メディスンさんは少し考えて・・・

 

「・・・分かったわ」

 

と言ってくれました。

 

「良かったです。でしたら、私達はこれで失礼しますね」

 

「そうね、異変を解決しないといけないからね」

 

私達が移動しようとすると・・・

 

「待って!」

 

メディスンさんが待ったを掛けました。

 

「?どうしました?」

 

私はメディスンさんの方に振り向いてからそう言いました。

 

「私も此処から移動したい!」

 

「・・・え?で、ですが」

 

「お願い!」

 

メディスンさんの必死の頼みに私は断れず、頷いてしまいました。

 

「やった!」

 

その返答にメディスンさんは喜んでくれましたが・・・

 

「・・・どうしましょう?」

 

「おい、考えてなかったのか」

 

「うっ・・・」

 

私は目を逸らしてしまいました。

 

そして、数分の沈黙の後

 

「・・・ハア、本当は嫌だが、『彼奴』に相談するか」

 

鬼灯が口を開いてそう言いました。

 

「『彼奴』?『彼奴』って誰?鬼灯」

 

私がそう聞くと、鬼灯はこう答えました。

 

「『太陽の畑』に住んでいる私の友人の一人だ。植物の事なら彼奴の方が詳しい」

 

私達はそれを聞くと、私達は少し移動することにしました。

 

メディスンさんの為に数本ではありますが、鈴蘭も持ってです。

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