東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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第八十一話

〜葵side〜

 

現在、私達は彼岸花が沢山咲いている道を通っています。

 

理由は、霊夢が・・・

 

「よくよく考えれば、もう一つ異常があったのよね。だって、花の異常もあるけど、幽霊が多すぎるっていう異常もあるもの!」

 

と言ったからです。

 

ということで、死者に関係する場所である、此処『再思の道』に来ています。

 

私は彼岸花はとても好きです。だって、彼岸花は綺麗ですからね。

 

・・・それにしても、

 

(さっきから何かの予感がするけど、全く分からない。こんなに中途半端なことは今迄無かったのに・・・)

 

私の能力の影響からか、何か起ころうとすると大抵その内容まで全て分かるのですが、今回は『予感』だけで内容が全く分かりません。こんな事、一度たりとも無かったのですが・・・。

 

私がそんな風に考えていると・・・

 

「お?誰かいるぞ!」

 

魔理沙のそんな声が聞こえてきました。

 

私達は魔理沙が指差した方を見て見ると、ピンクの髪をツインテールにした、青い服を着た女性がいました。

 

私達が少しずつその女性に近付くと、女性が此方に振り向き、私達に気付きました。

 

「おや?まだ死人でもないのにこんなとこ来ちゃダメだよ?」

 

「来たくて来たんじゃ無いわよ」

 

「私達は異変を解決しに来ました」

 

「は?異変?」

 

その人は全く分かっていないのか首を傾げています。

 

「季節外れの花が咲いている異変・・・だと思っていましたが、多分、幽霊が異常発生したのが原因ですね」

 

「は?幽霊が異常発生?それはないない!私、ちゃんと仕事してたからね!」

 

「・・・はあ、だったら周りを見てみろ」

 

鬼灯が溜息を吐きながらそう言うと、女性は言う通りに周りを見渡していました。

 

「あれ?あれあれ?なんで彼岸花が咲いてるんだ!?」

 

「それを解決しに来たんだが、それを聞かれても困る」

 

その女性の言葉に頭に手を起きながらそう答えたルカ。

 

「うわ〜、やっば。『映姫様』に怒られる・・・」

 

「?『映姫様』?」

 

「しっかり叱られろ。説教を受けておけ。私達もどうせ後で受けることになるからな・・・」

 

私が女性が言った名前を言うと、隣にいた鬼灯がそう言いました。・・・て、あれ?

 

「鬼灯、もしかして、何かこの異変の事を知ってるの?」

 

私がそう効くと、鬼灯は「やっとか・・・」といって、息を吐きました。

 

「ああ、知っている。というか、葵も一度見たことがあるだろ?私の過去を」

 

「え?ま、まあそうだけど、流石に長時間覚えていられるわけでもないから・・・」

 

あれ?てことは・・・覚えていたらすぐ此処にたどり着けていたということですか!?

 

「てか、あんた知ってたんなら最初から言いなさいよ!言ってくれたら最初から此処に来れてたじゃないの‼︎」

 

「言うタイミングを計っていたら、こうなってしまった」

 

「師匠・・・」

 

「あー、どんまいだね、あんたも」

 

何故か見知らぬ女性に同情されていた鬼灯でした。

 

「で?あんた達はその異変を解決する為にこれからどうするんだい?」

 

「勿論、この先に行くのよ」

 

「それはお勧め出来ないよ」

 

「・・・なんでよ」

 

霊夢が不機嫌そうにしながらも女性にそう聞きました。

 

「なにせこの先は『彼岸』。生きてる者が行くべき場所じゃ無いよ」

 

「・・・そうだとしても、私達は異変を解決するわ!」

 

霊夢はそう言うと、お札を構えました。

 

「お?戦うのかい?私は別に良いが・・・なんとなく、そこの二人のペアと戦ってみたいね〜」

 

そう言って、その女性がある二人を指差しました。

 

その二人と言うのが・・・

 

「「は?こいつと?」」

 

ルカと鬼灯でした。

 

「そうさ!別に良いだろう?」

 

その女性は笑顔でそう言いました。

 

ルカと鬼灯はその言葉など聞こえていないのか、お互いを睨み合っていました。

 

「・・・足を引っ張るなよ、ルカ」

 

「・・・」

 

鬼灯はそう言いい、ルカは無言で女性の前に立ちました。

 

「やったね!さて、じゃあ自己紹介しておこうか!私は一級渡し人!『小野塚 小町』!死神さ!よろしくな!」

 

こうして弾幕勝負が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・アレは・・・あの子は・・・『葵』?」

 

・・・遠くから私を見ていた人に、私は気付いていませんでした。




さて!どうでしたか!

「おい、最後は一体、誰だ?」

さあ?誰でしょうね〜

「葵の事を知っている人物だろ?そして、あの場所にいた人物・・・」

はてさて、誰なのかはまた次回に分かるでしょう!

それでは!さようなら〜!
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