〜葵side〜
現在、私達は彼岸花が沢山咲いている道を通っています。
理由は、霊夢が・・・
「よくよく考えれば、もう一つ異常があったのよね。だって、花の異常もあるけど、幽霊が多すぎるっていう異常もあるもの!」
と言ったからです。
ということで、死者に関係する場所である、此処『再思の道』に来ています。
私は彼岸花はとても好きです。だって、彼岸花は綺麗ですからね。
・・・それにしても、
(さっきから何かの予感がするけど、全く分からない。こんなに中途半端なことは今迄無かったのに・・・)
私の能力の影響からか、何か起ころうとすると大抵その内容まで全て分かるのですが、今回は『予感』だけで内容が全く分かりません。こんな事、一度たりとも無かったのですが・・・。
私がそんな風に考えていると・・・
「お?誰かいるぞ!」
魔理沙のそんな声が聞こえてきました。
私達は魔理沙が指差した方を見て見ると、ピンクの髪をツインテールにした、青い服を着た女性がいました。
私達が少しずつその女性に近付くと、女性が此方に振り向き、私達に気付きました。
「おや?まだ死人でもないのにこんなとこ来ちゃダメだよ?」
「来たくて来たんじゃ無いわよ」
「私達は異変を解決しに来ました」
「は?異変?」
その人は全く分かっていないのか首を傾げています。
「季節外れの花が咲いている異変・・・だと思っていましたが、多分、幽霊が異常発生したのが原因ですね」
「は?幽霊が異常発生?それはないない!私、ちゃんと仕事してたからね!」
「・・・はあ、だったら周りを見てみろ」
鬼灯が溜息を吐きながらそう言うと、女性は言う通りに周りを見渡していました。
「あれ?あれあれ?なんで彼岸花が咲いてるんだ!?」
「それを解決しに来たんだが、それを聞かれても困る」
その女性の言葉に頭に手を起きながらそう答えたルカ。
「うわ〜、やっば。『映姫様』に怒られる・・・」
「?『映姫様』?」
「しっかり叱られろ。説教を受けておけ。私達もどうせ後で受けることになるからな・・・」
私が女性が言った名前を言うと、隣にいた鬼灯がそう言いました。・・・て、あれ?
「鬼灯、もしかして、何かこの異変の事を知ってるの?」
私がそう効くと、鬼灯は「やっとか・・・」といって、息を吐きました。
「ああ、知っている。というか、葵も一度見たことがあるだろ?私の過去を」
「え?ま、まあそうだけど、流石に長時間覚えていられるわけでもないから・・・」
あれ?てことは・・・覚えていたらすぐ此処にたどり着けていたということですか!?
「てか、あんた知ってたんなら最初から言いなさいよ!言ってくれたら最初から此処に来れてたじゃないの‼︎」
「言うタイミングを計っていたら、こうなってしまった」
「師匠・・・」
「あー、どんまいだね、あんたも」
何故か見知らぬ女性に同情されていた鬼灯でした。
「で?あんた達はその異変を解決する為にこれからどうするんだい?」
「勿論、この先に行くのよ」
「それはお勧め出来ないよ」
「・・・なんでよ」
霊夢が不機嫌そうにしながらも女性にそう聞きました。
「なにせこの先は『彼岸』。生きてる者が行くべき場所じゃ無いよ」
「・・・そうだとしても、私達は異変を解決するわ!」
霊夢はそう言うと、お札を構えました。
「お?戦うのかい?私は別に良いが・・・なんとなく、そこの二人のペアと戦ってみたいね〜」
そう言って、その女性がある二人を指差しました。
その二人と言うのが・・・
「「は?こいつと?」」
ルカと鬼灯でした。
「そうさ!別に良いだろう?」
その女性は笑顔でそう言いました。
ルカと鬼灯はその言葉など聞こえていないのか、お互いを睨み合っていました。
「・・・足を引っ張るなよ、ルカ」
「・・・」
鬼灯はそう言いい、ルカは無言で女性の前に立ちました。
「やったね!さて、じゃあ自己紹介しておこうか!私は一級渡し人!『小野塚 小町』!死神さ!よろしくな!」
こうして弾幕勝負が始まりました。
「・・・アレは・・・あの子は・・・『葵』?」
・・・遠くから私を見ていた人に、私は気付いていませんでした。
さて!どうでしたか!
「おい、最後は一体、誰だ?」
さあ?誰でしょうね〜
「葵の事を知っている人物だろ?そして、あの場所にいた人物・・・」
はてさて、誰なのかはまた次回に分かるでしょう!
それでは!さようなら〜!