東方〜もう一人の巫女〜   作:ルミナス

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スペルカードを頑張って考えました!

「でもな」

「他アニメの技まで入れるとは・・・」

し、仕方ないじゃないですか!自分で考えるの凄い大変なんですよ!

「その割りには、葵のはスラスラと出てたみたいだがな」

・・・さあ!やっていきましょう!どうぞ!

((逃げたな))


第七話

〜葵side〜

 

私達の目の前には、白銀の髪をショートにしていて、頭には狐の耳、顔は鬼灯と似てるけど違う、服装はこの館のメイド服と思う服を着ていて、その服から九本の狐の尻尾が出ている人が立っていた。……顔と目で私達を警戒しているのが分かります。

 

「お前達は侵入者だな。その紅白の巫女と青白の巫女がいるから異変解決者御一行か」

 

「そうよ、分かってんじゃない。だったら、さっさとこの異変をやめてくれない?ハッキリ言って迷惑なのよね」

 

「そうだぜ!こんな天気じゃキノコが育たなし、私のとこの商売も上がったりだぜ!」

 

「……」

 

狐メイドさんは少し考え込んでいる。もしかして、可能性があるかも……。

 

「……それは無理だな」

 

「は?今、アンタなんて言った?」

 

「だから無理だと言ったんだ」

 

「……理由は?」

 

ああ、霊夢がまたイラついてるよ。このまま落ち着いて話し合い出来るのかな?

 

「そもそも、私はこんな異変はどうでもいいと思っている」

 

「……」

 

「だがな、私がこの異変を起こしたわけでもないから止める術もない」

 

「そんなの、あんたの主人にでも意見したらどうなのよ?」

 

「私が仕えると決めているのはただ一人。今の当主ではない。だから、あの当主が何をしようと関係ない」

 

「……そう、分かったわ。アンタをぶっ飛ばして先に進んでやるわよ!」

 

「待て、霊夢」

 

鬼灯が霊夢に待ったをかけました。この先の展開を私はよく知っています。だって、私はもう、見たから……。

 

「ここは私にやらせてくれないか?」

 

「……」

 

「彼奴は九尾。つまりは私の血縁に入る。だから、血縁の誰かが間違った事をするなら私が正す。それは随分前から決めていたルールだ」

 

「……」

 

「頼む」

 

霊夢が鬼灯の言葉を聞いて考えています。内容は絶対に鬼灯の頼みを聞き入れるかどうかでしょう。……霊夢だったら、聞き入れてますよね?

 

「……はぁ、分かったわよ。鬼灯がやっていいわよ」

 

「……ありがとう」

 

「その代わり」

 

「??」

 

「……絶対に負けないこと。いいわね」

 

「……ああ、勿論だ」

 

そう言って、鬼灯は狐メイドさんの前まで移動して行きました、が……、

 

「鬼灯!」

 

私はまだ言ってないことがあります。

 

「?どうした?葵」

 

「私も一緒に、「ダメだ」どうして!」

 

「私がやると決めたからだ」

 

「……分かった。だけど、絶対に怪我をしないこと。それと、無茶をしないこと。これだけは守って。いい?」

 

「……怪我はともかく、無茶をするつもりはない。だから、安心しろ」

 

「……分かったよ」

 

怪我の件も約束してほしかったのですが……鬼灯を信じましょう。

 

〜鬼灯side〜

 

「相手は鬼灯様ですか」

 

「なんだ、私の事を知っているのか」

 

「ええ。母に聞かされましたので、貴方のことを」

 

成る程。それならば私の事を知っているのは当然か。

 

「それに」

 

?まだ、あるのか?

 

「貴方の事を伝えない狐は動物達ぐらいですから」

 

……通りで、狐達に私を知ってるか聞いても知らないと答えるわけだ。そもそも教えてもらってすらないとはな。まあ、今はそんな事は関係ない。

 

「さて、じゃあ始めるとするか。お前の名前は?」

 

「穀月くおんと申します。どうぞよろしくお願いします」

 

「そうか、良い名だな」

 

「お褒め頂きありがとうございます。ですが、今は敵同士。それをお忘れなく」

 

そんな大事なことを忘れるわけがない。

 

「では、始めよう。お遊びを」

 

〜葵side〜

 

鬼灯とくおんさんは上空で戦っています。お互いに、弾幕で牽制しながら。

 

「こちらから行きます!式神『二尾狐』‼︎」

 

そうくおんさんが言うと、くおんさんの隣に二匹の二つの尾がある狐が現れました。

 

「ほう、式神を出せるのか。流石だな」

 

「二尾狐!行きますよ!火符『狐火』‼︎」

 

くおんさんがスペルカードを宣言すると、くおんさんと二匹の二尾の狐は自分達の周りに狐火を出しました。そして、それを鬼灯に向かって放ちました。

 

「良い腕だがまだまだだ」

 

そう言って、鬼灯は余裕淡々と避けました。でも、鬼灯。相手を舐めると終わってしまいますよ?

 

〜鬼灯side〜

 

(今、なんだか葵に舐めるなと言われた気がするな)

 

私は舐めているつもりはない。だが、どうやら親の目線で見てしまっているようで、あちらからはそれが舐めているように見えたようだな。

 

(さて、此方からも反撃しなければいけないな)

 

まずは、このスペルカードからだな。

 

「お前にお返しよう!火符『狐火』‼︎」

 

私はくおんのよりも多くの狐火を出した。これが私の『狐火』。

 

「な⁉︎……やはり、貴方は凄い方ですね、ですが」

 

私がくおんに向けて狐火を放つが、くおんとその式神はそれを軽々と避けてしまった。結構沢山あったんだがな。

 

「私だって、ここで負けるつもりはありません‼︎」

 

「それは私にも言えることだ‼︎」

 

私も、この弾幕ごっこで負けるつもりなど毛頭ない。ここで負けてしまうと、霊夢に代わってもらった意味がない。それに……、

 

(神社の神がその巫女の前で負けるなど、言語道断!)

 

「これはどうですか?花符『花弁の舞』‼︎」

 

くおんの奴がスペル宣言をすると、私の周りに花弁が舞っていた。まるで、踊っているかのように。

 

「これで私を捉えたと思うなよ‼︎火符『鳳仙火』‼︎」

 

私がスペル宣言をすると、周りに小さな炎が出てきて私を囲む。そして、炎は散り散りになって飛んでいき、花弁を跡形もなく燃やし尽くした。

 

「え⁉︎そんな、捉えたと思ったのに……」

 

「さて、お前には悪いが少し、地獄を見てもらうとするか」

 

「え」

 

「心して掛かれよ?式神『ゾンビ狐』」

 

〜葵side〜

 

「な、何なんだぜ?アレは」

 

「……」

 

私達が目にしている光景は、土から出てきた沢山の狐達。ただ、その体はボロボロでドロドロで、目が無く、今にも体が壊れてしまいそうな姿。

 

「うっ……」

 

「……」

 

ルカはもう慣れたみたいですが、私は今だに慣れません。今にも吐きそうです。皆さんは耐えれますか?そんな光景を見たら。

 

「……アレは、ゾンビね」

 

「そう。アレは鬼灯のスペルの一つ。式神『ゾンビ狐』。死んで土に還った狐達。まあ、あのゾンビ達を動かすのは鬼灯で、動かすにあたって必要な力は鬼灯の妖力だ。鬼灯の妖力は高いから、そう簡単には倒せない」

 

「……それに、ゾンビだから、たとえ体を攻撃されても体が再生する。そのループの繰り返しが待ってるだけ」

 

「葵、顔が青いぞ?大丈夫か?」

 

「大丈夫。まだ慣れてないだけ」

 

「そうか」

 

あのスペルを使うということは、決めるんですね。鬼灯。

 

〜鬼灯side〜

 

「な、何なんですか?それは」

 

「私の式神の一つだ」

 

「式神?そのゾンビ達がですか⁉︎」

 

「そうだ」

 

そう、コレが私の式神の一つだ。見るもの全てに嫌悪感を与える存在。醜悪な匂いを発する醜い存在。

 

……この技をスペルにするかどうか悩んだものだ。なにせ、この技は狐達の命を弄んでいるような技だ。本来は余り使わないが、先に進まないといけないし、何より葵との約束がある以上、使わざるおえなかった。

 

「さて、私はこの狐達にお前達を喰らえと命令することが出来るが、どうする?」

 

「……この子達を食べられたくありませんし、私も死ぬ気はありません。ですから、私の負けです」

 

「そうか。良かったよ、私もこいつらに食べろと命令せずにすんで」

 

私はこのゾンビ達への妖力の供給を辞めた。すると、ゾンビ達は形が保てなくなり、そのまま土へと還った。

 

「それでは先に進ませて貰う。いいな?」

 

「どうぞ」

 

〜葵side〜

 

「鬼灯‼︎」

 

私は鬼灯が怪我をしてないか心配になって、降りてきた鬼灯に真っ先に駆けつけました。

 

「大丈夫?怪我はしてない?」

 

「大丈夫だ。怪我は何処もしてない」

 

「そっか、良かった〜。本当に心配したんだから!」

 

「すまない。でも、無茶も怪我もしてない。約束は守ったぞ?」

 

「うん!そうだね!」

 

そう、鬼灯は私との約束を守ってくれた。私が見たものとは違った結果になったということです。本当に、良かった。

 

「それじゃあ、行くわよ」

 

「おう!遂にこの館に忍び込むのか!」

 

「本当にようやくだな」

 

「そうだね」

 

「さあ、行くわよ」

 

私達は霊夢の言葉を最後に先に進みました。

 

〜くおんside〜

 

「これでよろしかったのですか?レティシア様」

 

「クスクス、ええ、上出来よ、くおん。それにしても、あのゾンビの狐達には流石に驚いたわ♪」

 

「……本当は、鬼灯様の考えはお見通しだったのではないですか?」

 

「クスクス、どうかしらね?クスクス」

 

……この人は本当に食えない人だ。絶対に使うことを知っていた。

 

「それにしても、何故この様なことを命じたのですか?」

 

「クスクス、ただ彼女達の力を見たかっただけ。まあ、鬼灯はそれに気付いていたみたいだけど」

 

「え?でも、あの時……」

 

「アレは霊夢達や貴方を納得させるための言葉。まあ、本心でもあるけれど、ね。それにしても、葵さんは何と無く勘付いていたけれど一応納得していたみたいね。だけど、霊夢は納得すらもしてないわ」

 

「……」

 

「クスクス、まあ、この後は必ず霊夢と葵は戦う事になる。その時にでも実力を計らせてもらいましょう。クスクス」

 

……そう言って、私の主人は闇に溶けて消えた。これは館に入りましたね。

 

それにしても、流石は鬼灯様。気付いておられたとは。あの巫女達は気付いていたのでしょうかね?……いつか、聞いてみたいものですね。




な、何とか文字数ギリギリで終わらせれた(汗

「本当にギリギリだな」

「もうちょっと、考えてから書け」

「まあまあ、主さんのやりたい様にすればいいと私は思ってますよ?」

あ、葵さーーーーん!

「あ、主さん!どうしたんですか?何故、泣いているのですか?」

な、なんでもないです!それでは、今回はここまで!

「「「「さようなら〜!」」」」
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