後輩   作:kawa-syun

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このお話は全二部構成となっており、今回のは前編ですね。
それとデュエマの背景ストーリー伝は気が向き次第投稿しますのでどうか今暫くお待ち下さいm(_ _)m


こうして始まる

「好きです、先輩。付き合って下さい拒否権はないです」

「うーん?????」

 

突如後輩に告られる俺。意味不明。は?

ていうかそんな無気力な調子で告られても嬉しくないんですがそれは()

 

そもそも急展開過ぎて脳内処理が追いついていないんだが.....。

あ、一応こいつ―今俺に告ってきたのは俺の後輩である。家もそれなりに近い事から幼い頃から交流はあった。が、こいつ、何故か昔から俺に対する態度だけ酷いのだ。

 

例えば。

こいつは所謂優等生というタイプで、いつも他人と話す際は感情豊かに(当社比)話すのだが、何故か俺と話す時はいつも無気力に―力なく話すのだ。そこに表情もクソもない。申し訳程度にいつも俺と話す場合は敬語で話してくるのだがそんなことどうでも良い。兎に角俺にだけ態度がおかしいのだ。

 

まあ昔からの付き合いだからそうなるのも無理はないのかもしれないけど。

 

「で、どうなんですか先輩OKですかそうですかではこれから末永くよろしく御願いしまs」

「勝手に話を進めるな」

「え何でですかもしかして先輩は私と付き合いたくないんですかそうですかへえ他に好きな子でもいるんですかへえ」

「だ か ら 勝 手 に 話 を 進 め る な 」

 

てか早口すぎて何言ってるか全然分かんないんだよなあ......。

 

「てかなんでいきなり俺に告ってきたんだよいつも俺の事いじり倒してるお前が」

「いじり倒してる?そんなことないですよ」

「えでもお前昨日一緒にゲームしたときも結構俺の事いじってたよな―」

「何言ってるんですかそんなの先輩と沢山喋りかける為に決まってるじゃないですかそもそもゲーム如きで先輩を本気でいじる程私も幼稚ではないんですよ―」

「ん?」

 

何かがおかしい

 

「大体こんなつまらない私と昔から今に至るまで仲良くしてくれた超絶イケメン(中身)な先輩を好きにならない理由なんてありますか小学校低学年の時クラスで浮いてしまっていた私がクラスの輪に入れるようサポートしてくれて親が一日中仕事で家を留守にしていた時はわざわざ私の家まで来て一緒に居てくれて遊んでくれて私の不安や悩み事を聞いてくれて愚痴を聞いてくれて一緒に遊んでくれていつも私が毒吐いても笑って受け流してくれて何だかんだでいつも私のそばに居てくれてそんな先輩を好きにならないなんて事あります?」

 

「う、うわあ.....(ドン引き)」

 

マジでこいつ俺の事好きだったのかよ......てかそうならなんで毎日毎日俺に毒吐くんだよ俺だって傷つかない訳じゃないんだぞ(怒)

 

でもまあ.......。

 

 

「で先輩。付き合ってくれます?」

 

「勿論、喜んで」

 

即答です。はい。

という訳で実は俺も後輩の事好きだったんですよね。

え?いつから好きになったのって?いつだろう。多分後輩が中学に上がった時からかな。その時からあいつを―後輩を異性として意識し始めてきた気がする。でそれに比例するようにあいつのことを好きになっていった。多分。

 

「んじゃこれからは彼氏彼女という関係としてよろしく―」

「じゃ先輩。これから引っ越して同棲しますか」

「草」

 

俺は一応高一だがお前はまだ中二だから同棲なんて無茶な事できませーん。

 

「いや流石に同棲は色々な意味で不味いんじゃないか―」

「どうせ親は年がら年中仕事でロクに家に帰ってこないんですから平気です。先輩のご両親にも適当な理由で言いくるめて先輩の引っ越し(私との同棲)を認めさせておいたので心配は無用ですよ」

「いやーさすがこうはいさんしごとがはやいなはははー(棒)」

「そんなに褒めてもらってもも永遠の愛を誓う事ぐらいしか出来ませんよ」

「んでどこに引っ越すんだ?(諦め)」

「それはですねえー」

 

こうして高一の俺と中二の後輩の(若干強引な)同棲生活が始まるのであった―

 




後輩は完全に自分好みです。
背は小柄で優等生で主人公に対しては無気力で敬語で話しかける。それでいて主人公に対する愛は誰よりも深く、思い。最高かよ。
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