鶴賀学園麻雀部の部長である津山睦月は急ぎ足で階段を走り登った。
長い廊下を抜けてからちょっと階段を上がれば控室までにはそんなにかからないけど、睦月の手足は急ぎたがっている。
そのお陰で4人の部員が待つ、プレートには鶴賀学院と校名が飾られてる扉まですぐ着いた。
無事とは言いづらい終幕だったが、睦月の試合は次にバトンを渡す事は許されて終わった。
もう終わってしまった事を引きずるより部長としてやれる事をやって置きたい気持ちが体を急かす。
「皆んな、面目無いよ」
でも人は理性で思うままにはやれない。
最後の試合である大将戦に出る鶴賀学園のエースの為にも、元気つけられる言葉を選ぶつもりだったのに、睦月の口は真っ先に謝ってしまった。
「そんなことないです!ご苦労様でした!」
「うん、そんな顔しないで睦月」
「お疲れ様です。部長」
やっぱりならやっぱりか、部員たちは歓迎してくれた。
「皆んな、ありがとう」
ばつが悪いけど自分の荷物は心の奥に隠して、睦月は感謝の言葉と共に一応部屋を見回ってみる。
姿も声もはっきりと認識出来ているのは3人だけだが、もう一人、一見では居るのか居ないのかすら見分けられない子も居るはずだ。
先代の部長は匂いで在処を見分けたけど、そのような芸は流石に出来ない。
睦月は見えない事すら慣れっこの後輩が居ると思われる窓側の隅っこに向いて、声を掛けてみる。
「桃子も居るよね?」
「違いますよ〜!ここっす」
後輩の声はすぐ隣から飛びかかった。
手を摑まされる感覚が腕を通して登って来るのと同時に、目の前にぼやっとした黒い煙のような影が、よく知っているシルエットに変わる。
もっと離れているとかと思ったのに、まったくのハズレ。
「ステルスモモ、出撃準備完了っす!」
頼れる後輩が右手をおでこの高さまで持ち上げ敬礼をしてみせると、睦月はちょっと笑ってしまった。
このいたずらのような敬礼に笑いを堪えられる人はそうそう無いだろう。
「ごめん、部長なのにまだまだ桃子初心者で。流石に匂いで分かるのはハードル高いよ」
「ええぇー」
このステルスさんと自分を含めて5人、鶴賀学園麻雀部所属の全員が、この部屋に揃っている。
期待していた通りの風景に睦月の心は癒される。
「桃子、申し訳ないけど後は頼む」
「大丈夫っす。これこそ麻雀っすから」
・
「そろそろ華菜ちゃんも行きますか!」
元気よくソファーから立ち上がった風越女子3年の池田華菜。
彼女はぴちぴちの1年生の頃から3年連続で大将を努めてる。今日この日に至るまで戦った相手は誰も強敵揃い。今更緊張とか圧迫は感じない。むしろ少しは期待の気持ちで胸がドキドキする。
でも、仲間たちもそうとは限らない。
それは仕方のない事、長野県ではインターハイ常連の強豪校だった風越女子だけど、全国の舞台に立ってみた者は皆OBとなってる。
「大丈夫、これから逆転するから。最後にはあたしらが勝つ」
インターハイ全国大会が未経験なのは華菜自身も同じ立場だけど、キャプテンである自分に向けられる心配の視線を全て受け入れる準備はしてた。
決して大きくはない体だけど、キャプテンは器の大きさだから大丈夫。
「あたしが頼りないかもだけど、心配要らないし!」
仲間たちを残して戦場へと向かう、池田華菜曰くかっこいいポーズで振り向いてみたのだが
「キャプテン……もしかして長野は魔鏡だったって聞いた事有ります?」
どうやら無意味だったらしい。
文堂星夏の口からは全く別の話が出てきた。
「え……?」
「あぁ……華菜ちゃんは知らないと思うよ?文堂さん」
「ニャァ??」
華菜から疑問形の、猫のような鳴き声が出てしまう。
文堂と未春の中では何か知っているようだけど、華菜は久しぶりに自分だけ除け者にされた気分に溺れてしまった。
「甲信越交流戦で聞いたんです。去年の全国大会以来から他の県ではちょっと話題になってたみたいで」
「私が聞いたのは、『長野は魔物の巣』だって」
「まものの……す?」
「言葉通りだよ。長野は魔物が住む所」
相当随分と不気味な呼び方。未春の言い方もあんまり変わらない。
でもなんでこんな話を今持ち出してくるのか、全然分からなかった華菜が首を傾げてると、テレビの方を横を向いていた未春はちゃんと華菜の方へ座り直してから説明を始める。
「去年、宮永さんと宮永照が姉妹だって報道されたでしょう?」
「まぁ……あったねそんな事が。あたしらはほぼ知ってたけど」
「それからだよ。清澄の宮永さんは世界大会で活躍したし、姉の宮永さんの方は言うまでもない最強の高校生。その二人が元々は長野に住んでた訳でしょう?その姉妹以外にも福路先輩が無事プロ入りして、まだ天江衣が居る。もしかしたら」
そこまで言って急に合間をとった未春は文堂と目を合わせてから、一つの仮定を言葉にした。
「もし宮永姉妹がずっと長野に住んでたら去年の長野大会はすごい事になってたかも──って。想像出来るでしょう?」
やっと華菜も物恐ろしい仮定に辿り着いた。頭の中にあり得たかも知らないトーナメント表が頭の中で作り上がっていく。
「絶対王者だった宮永照以外にも、全国トップクラスの天江さんとか龍門渕さんに、原村さんもいたし東横さんも。勿論福路先輩も強いし。本当似合うよね?魔境って」
「確かに……」
「他所から見れば尚更ですよね。そんなの冗談にもなりませんから」
文堂もあくまで空想に過ぎないワンシーンを浮かべたのか声が少し震えていた。
平気に数々の名を並んだ未春は落ち着いるようには見えるけど、多分違う。
全国でもなく去年の県大会にインターハイチャンピオンの宮永照が加わった個人戦なんか、華菜だって想像しただけでゾッとするくらいだ。
「華菜ちゃんは他人事だと思ってるよね?でもその中に香菜ちゃんも入ってるよ」
「……?なんで!?」
「お前は腐っても県大会決勝の役満ホルダーだから」
大げさに驚く華菜の声の後急に話に挟んできた久保コーチに生徒たちの目線が集まる。
パカッとノートパソコンのモニターを閉じる音が鳴って、久保コーチはゆっくりと席から立ち上がった。
「その後に来た四暗刻単騎ツモは自ら崩した。それに全国大会では4位確定和了をしたヤツが有ってな。それに比べれば長野県予選の方がレベル高かったって色々と言われたな」
褒めているのか微妙な話。コーチの前ではやけにカタカタになる華菜は、からくり人形みたいになる。
「でも……結局去年は負けちゃったし、どうでもいい話ですよ。アハハ」
華菜の覇気の無い答えに、久保コーチは教え子を見下ろした。
16cmの身長差がやけに遠く感じる。
「それが悔しければ、今度こそ勝て。お前らもだ。話たい事が有ったら言い回すんじゃねぇ、もっとはっきり言っておけ」
久保コーチの怒鳴りの後、真っ先に文堂星夏が何かを決めた顔をして立ち上がった。
「……私たちのキャプテンは、絶対強い!化け物です!勝つって信じてます!」
顔は顰めて咆哮するようになってる。
その後に、吉留未春も続く。
「うん、華菜ちゃんなら出来る」
他にもキャプテンへの応援の声が上がる。
「頑張って下さい!信じてます!」
「キャプテンはすごいから!」
全ての部員達の声は華菜に向かっている。
キャプテンたる者、それに相応する役が有る。部の誰より前に出て部員を纏める者であり頼れる道標に成るべし。お世辞も遠慮は要らない。
福路美穂子は涙もろ過ぎな人たけど、それは他人の為の時だけで己が耐えるべき場面では絶対に涙を見せなかった。
それが先輩から受け継いだ池田華菜のポリシー。
危うく忘れちゃう所だった。
「これから見せてあげるし、私達が最強だということを!」
・
「そこの君」
「は、はいッ!」
いきなりの呼び声にびっくりした女の子は、その声が何処から聞こえたのかも分からず慌ててキョロキョロした。
もうすぐ次の試合が始まろうとしている時刻。殆どの観客は下の階で試合開始を待っている筈なのに、廊下を彷徨いているのは普通ではない。
逆に、この時間帯に観客が彷徨くのはちょくちょくある事で、この警備員は慣れていた。
出場校の制服を用意して警備の目を退け無断で選手控室に入ろうとするファンの子は毎回一人や二人有ったから。
ここで騒ぎを起こさないのがこの仕事においての練度ってものだ。
「何かお困りですか?」
「あの……ここは……何処でしょうか?」
「ああ、迷うのも仕方ない」
ここが何処かと聞くは、警備員にとっては随分とお決まりの文句である。
中学生か高校生かは分からないけど、地味な私服のままで控室の方へ潜り込もうとするなんて、随分と大胆で無計画な事をしたと思いながら近づいた。
「この先は出場校控室でね。ここからは出場選手以外立入禁止ですよ。客席ならあちらに戻って……」
「本当ですか!?良かった!」
その言葉に喜んだ女の子は、話を最後まで聞きもせず、警備員が示した立ち入り禁止と言った控室がある階層へと繋がる階段の方へと行こうとした。
勿論警備員の目の前でそんな真似は許されない。
「いやいや、だからそっちは立ち入り禁止って言ったでしょう?」
余計な騒ぎを起こされるのだけは勘弁して欲しい。分かったらこれ以上惚けるのはもう諦めてくれとの気分が声に溶け込んでいた。
なのに、この女の子はその願いには応じてくれない。
まるで自分の方が無理矢理に止められたかのような顔をしたまま、困った笑いを作る。
「あ、あの……急がないと試合に遅れるので」
「はいはい、だから客席はそっちじゃ無くて」
「……あ!そ、そうだ!」
少女は何かひらめいたのか、服あっちこっちに手を当ててポケットの中身を確認し始めた。
ちょっと時間がかかって、シャツの胸ポケットから何かを取り出したカードを警備員さんにちゃんと見えるように差し出す。
「宮永、宮永咲です!私も出場選手です!」
両手で提示したそれは、先まで存在を忘れていた出場選手名札であった。
・
「すみません、負けました」
控室に戻った南浦数絵が一番最初に言ったのはその言葉だった。
「トップなのに負けも何も無いわよ」
「そうさ、上出来じゃ」
二人の言う通り、順位と点数だけを考えたら謝る必要など何処にもない成績ではある。守り抜くと言うのは他人が感じるより遥かに難しい過程だ。少しのマイナスで食い止めたなら勝ちと同等な成績である。
それでも久とまこの対応に、数絵は乗ってくれない。
「お言葉に甘えたいんですが言い訳はしません。私の力不足です」
「負けじゃない。諦めずに粘る人間にこそ勝つ機会がくるから」
久は数絵から二つ返事を引きさそうとするように、数絵と目を合わせる。
勿論数絵のような子はどんな能弁だろうと人の言葉など心の奥底までは絶対に届かないタイプだと知ってる。久も納得させられるなどとは、これっぽっちも思ってない。
自分の判断基準に妥協などしない面倒なタイプの人間。言ってる久本人からそのタイプだから当たり前だ。
言葉で説得するより、久は素早く拍手で全員の気を散らした。
「この話はこれでおしまい。それより次の試合よ」
「はいはい、かずちゃんはこっち来な!」
黙ってソファーに座っていた優希は自分の隣をパンパンと叩いた。
余計な言葉より、にししっと笑う方が数絵には効果的である筈。
数絵もそれに応じてこれ以上何も言わず大人しく優希の隣に座る。
これで残りは大将戦のみ。
無茶振りだった竹井久の鉄壁の作戦は破れたが、だとしてもここで立ち止まるのは出来ない。
試合は最後まで続く。
「それじゃぁ……時間もギリギリだね。ごめん菜月、いきなりの初戦だけど出る準備して」
「ゴクリ!」
喉の中に唾を飲み込む音ではなく口の中から言葉を出す紫芝菜月のせいで、久からぷっと笑いが飛び出した。
「なんでそれを口から言うのよ?笑っちゃうじゃない」
「今更準備ってまでもありませんけど、心の覚悟は必要ですから!」
菜月の返事には肩にありったけの力が入ってたけど、その肩に背負った重い荷物は感じられない軽い雰囲気だった。
かくなる以上、天江衣と戦うならその方が良いと、久は考える。
「案外気軽さのビギナーズラックが天江に通用するかもね」
「その期待にお答えしたいんですけど、一応期待はしないでください」
「じゃぁ、ワシが一緒に行ったるわい」
「私一人でも大丈夫なのに」
そのセリフは遠慮する内容だが言葉とは真逆に菜月の体は素早く動いた。
先に行こうとするまこの後ろにくっ付き、手と腕に絡みつく。
大舞台に出る時の緊張が見られないのは勿論、真剣さや気に掛けてる様子など全く見られない。
「では、行ってきまーす!」
「もう、放しんさい!」
菜月に強く腕組みをされて左腕が不自由となったまこが、えへへっと笑い声をだしながら抱きつく菜月を振り離そうとしたけど思うままに行かないらしい。
このどうしようも無い友達は勝手にさせて、残った右手でドアノブを掴もうとした。
なのに突然、まこが開けるより先に控室のドアが外の方から引っ張られる音がする。
・
「遅くなってすみません!」
ガンと開かれた扉の方から吐き出すような枯れて大きい音声が控室の中に鳴り響き、みんなの目線はそこへと集まった。
荒ぶる息遣いからの音が残響の如く残り、それから相当急いで来たのが伝わる。
「随分と遅かったね。お偉いさんでもないのに」
「あはは……こめんなさい」
優しさとは程遠い言い草には笑いでごまかすしかない。
捻くれたものの言い方はいつもの事だけど、特に捻くれさんになってるネリー・ヴィルサラーゼには勝てないのだ。
するとネリーの向かい側から、長いプラチナブロンド髪の女がゆっくりと起きあがった。
リクライニングチェアのわきに丁寧に寄せ掛けてある彼女のトレードマークである傘もはっきりと見える。
「待っていましたよ、サキ」
臨海女子高校麻雀部の部長、雀明華はわざと名前にカタコトみたいなアクセントを入れて呼ぶ。
彼女は今先2回の半荘を打って来た筈なのに、全く疲れなどは感じられなかった。
「はい、遅くなりました」
「大丈夫ですよ。まだ時間内だし」
郝慧宇も笑って目を合わしてくれるけど、ネリーはまだ不満があるらしい。
「また迷子にでもなってたの?こりもしないね」
ネリーの推理は正確だった。
会場前にて送り出したとの連絡から逆算すると今の到着時刻は流石に遅すぎる上に、この子に限っては敢えて説明を聞かずとも大体想像がついているから。
「……その通りです。それに、この前で名前を宮永咲って名乗っちゃったせいでちょっと確認に時間が……」
「また天然ドジっ子ですか……」
春に智葉が卒業してからは、常識人のない部から寂しい戦いをしてる慧宇は咲にも裏切られてしまった。
そんな慧宇の悩みを知らぬのか、明華は呑気に笑っている。
「これからは名乗りにも注意は必要ですね」
「はい……」
「ミョンが時間稼ぎもしてくれたんだよ」
「いいえ、それはネリーさんの注文通りに緊張感のある試合を演出する為だったので、咲さんとは関係ありませんよ?」
「人生の物事すべてお金の為だから似たような事でしょう」
本人が否定してるのに、ネリーはむしろ自慢げにそう答える。
どうって事のない茶番を身近で観覧してる間に、真屋由暉子が咲に制服を持ってくる。
「はい、咲さん。まだ制服に着替える時間は残ってます」
「ありがとう、由暉子ちゃん」
咲に渡されたセーラー服はクリーニング屋で回収したばかりのようにハンガーに掛けられたままビニールシートで包まれていた。
臨海女子高校の制服は冬服の紺色ブレザーと夏服の赤いセーラー服。ここに在る誰も大会の時には制服を着ないので、この夏服はちゃんと見るのは今日が初めだった。
初めて着る服だけど足も腕もすんなりと入る。
短めなスカートは久々だったので膝のあたりに開放感が少し気になるけど、それはすぐ慣れる筈。
『間もなく副将戦が始まります。出場選手は対局室まで移動してください』
案内放送がなると最終チェックを終えた咲は由暉子に手鏡を返した。
「では、行ってきます」
「飛ばしたりしたらダメ。ネリーが釘付けするシーンを作る予定だから」
「うん、分かってる。心配しないでネリーちゃん」
サキ・アークタンデは、にっこりと笑いを返した。
・
「もう出るんすか?」
「おっと、京太郎」
監督を自称する不法侵入者、竹井久によって外に出された買い出し要員、須賀京太郎。
彼はまた両手重くビニール袋を持っている。
勿論お昼まで持って来た朝よりは少なめだけど。
「そうじゃった、買い物出してたの忘れとった」
「もう何も期待もしてませんから、大丈夫です」
京太郎は自分が女たちに使いやすいだけの下っ端だろうと、もう諦めている。期待しなければ報われなくとも、やっていけるものだ。
頼まれた事だけきちんとやっておくと、円満な社会人に慣れるのだ。
京太郎は任務を終える為、二人がこのまま出る前に急いで袋から頼まれた物を取り出す。
「これ、バナナと牛乳です」
「ああ、私の分だね。わざわざありがとう京太郎君」
「いいえ、先輩の為に尽くすのが私の役目ですから」
単に菜月からお礼の言葉を頂いただけなのに、すぐ何かを期待してる顔になってる京太郎のせいで、まこは一段と気が抜けた。
「緊張感ないなーまったく」
・
『さぁ、県予選決勝の終止符を打つ事になる大将戦。各校から最後の選手たちが対局室へと向かっています』
『先鋒戦から一度もトップの座を譲らなかった清澄高校からは3年紫芝菜月。大会出場記録は全無、予選トーナメントでも飛び終了で大将まで回らなかった為、今が初めての公式戦出場となる選手です。果たして県内から集まった強者たちから守り切る事だ出来るでしょうか』
『続いて風越女子3年の池田華菜選手の姿が見えます。池田選手は高校1年から3年間団体戦大将として、この県大会決勝に毎回進出した実績を持っています。前の2回ともダークホースに破れましたが、果たして今回はどうでしょう』
『現在最下位1位とは10万点以上離されている鶴賀学園からは2年の東横桃子!去年は副将、今年は大将で出場します。名実共に学校のエースとして成長したと思って間違い無いでしょう。大逆転はあり得るか!』
『そして龍門渕高校からは……はい…えっと、龍門渕高校の大将戦出場選手変更をお知らせします。大将の天江衣選手に代わって2年、杉乃歩選手が出場するとの事です。繰り返してお伝えします。龍門渕高校からは補欠の杉乃歩選手が出場します。今、杉乃選手が入場しています』