異世界の華代ちゃん   作:古代 有朱夢

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R1.異世界小説作家

 

感想(3)

 

 

匿名希望 1.15.2022

TS要素が気持ち悪いし、こんな20年も前のテンプレみたいな古臭い作品は好きになれません。 

匿名希望 1.05.2022

 主人公が気持ち悪い。簡単に男に惚れすぎ。こいつ絶対、アブノーマルな性癖の持ち主だろ!

匿名希望 1.03.2022

 家族があまりに簡単に主人公の性転換を受け入れるのは、非現実的です。ましてや、父親が息子が性転換したのを喜んで写真をパシャパシャ撮るなんて現実味がなさすぎ。

 


 

 うー、心に刺さる。胸が痛い。苦しい。感想が辛辣だぁ。

 最近は2000年代のTS萌を純粋に求めた作品は売れないのかもしれないなぁ。

 異世界俺つええもの書くかぁ。

 でも、異世界モノなんてかいたことないしなぁ。

 

「お困りですか?」

 

「だ、誰だ?」

 

「私はこういう者です。」

そう言って、少女は名刺を渡す。

 

ココロとカラダの悩み、

お受けいたします 

 

真城華代

 

「か、華代ちゃん⁉︎」

 

「あれ、私のことを知ってるんですか?」

 

「知ってるも何も、君はだって……」

 

 俺が青春時代を過ごした小説投稿サイト、その作品のうちのひとつ。華代ちゃんシリーズ、その主人公華代ちゃんが俺の目の前にいる。

 

「とりあえず、悩み事を聞いても良いですか?」

 

 華代ちゃんはセールスレディだ。人の悩みを性転換を使って解決する。つまり、俺がこの場で悩みを打ち上げればTSさせられる。

 どうする? 打ち明けるか? 

 打ち明けるのかそうしないのか、それが問題だ。

 もし、打ち明けるとしよう。そうなれば、俺はTSさせられ、肉体は女性のものとなり、新たな人生をスタートすることになる。新たな人生は今までとは違ったものだ。今までの経験はおそらく役に立たない。

 そう、そこで、躊躇してしまう。

 今までの経験が役に立たない。未知という名の恐怖が俺に襲いかかる。

 そうでもなければ、すぐに打ち明けている。こんな辛い生活をこれから何年も続けるなんてせずに、すむのだから。

 だが、待て。

 華代ちゃんの被害にあっても、未知の所に行くとは限らない。俺は何十何百とTSモノを読み漁ってきたじゃないか!

 その知識を生かせば良い。

 俺はTSを愛していた。それ以上に今、この上なくTSを愛している!

 

「今、異世界モノを書こうと思っているんだ。」

 

「異世界モノ?」

 

「簡単に言うと、此処とは別の世界に行く話だ。」

 

「それで、どうして悩んでるんですか?」

 

「異世界モノのネタが思いつかないんだよ。実際に、経験したことがあるわけじゃないからさ。」

 

「そうですか。その悩み解決して見せましょう!」

 

 華代ちゃんがそう言うと、視界に変化が訪れた。

 

 何年も住み続けたら一人暮らし用のアパートから、何処の城のような場所にやってきた。

 

 そして、肉体にも変化が訪れる。

 長い間、一人暮らしをしてインスタント食品やジャンクフードを食べ続けた結果、丸々と大きくなった腹は凹み、逆に、ヒップと胸がどんどん大きくなる。

 腹にコルセットがまかれる感覚がする。さらに、TSとジーンズはひとつになり、ジーンズは穴が二つからひとつに変化する。

 最終的には、ドレス姿で立っていた。

 

 周りを確認しなくては、俺はそう思い歩こうとするとバランスをくずしてしまった。

 どうやら、ハイヒールをはかされているらしい。

 

「大丈夫ですか? 姫?」

 

 芯のあるダンディな声がした。体を持ち上げそちらを向くと、声によくあった筋肉質の男がいた。

 

「姫が御転びになられるなんて珍しい。何処か体調が悪いのですか?」

 

「大丈夫です。」

 

「本当ですか? 何かあってからでは大変ですし、念の為に医師の検査させましょう!」

 

「そんな、心配しなくても良いよ。ただ、転んだだけだから。」

 

「ほう。そんなに休むのを嫌がられるなんて、よっぽど姫は勇者殿にあわれたいのですな。」

 

「えっ、いや、その……」

 

「姫様、チョリース!」

 

「おぉ、まさか勇者殿の方から姫に会いに来て頂けるとは……。」

 

「なかなか、来ないから何かあったかと思って……。

 杞憂だったみたいっスね。」

 

「えっと、勇者様初めまして。」

 

「お、姫様、初めましてっス。異世界から、やってきたチート勇者っスよ! 姫様の為に魔王を討伐してくるっス!」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

「その、ひとつ姫様に頼みがあるんです。」

 

「なんですか?」

 

「その、もし、俺が魔王を倒したら、結婚してください!」

 

 えっいや、勇者まてや。初対面だぞ。いきなり求婚って、平安時代の貴族かぁ! ちょっとチャラいなぁとは思ってたけどチャラすぎ!

 まぁ、でも、顔は悪くないし、性格もひんまがっては無さそうだし、第一印象は悪くないよ。でも……。

 

「もし、貴方が魔王を倒せたら、そのとき考えてます。」

 

「よっしゃー! 絶対、魔王倒しますから、待っててくださいね!」

 


 

 今回の依頼も簡単でした。

 異世界から来た勇者のことを書くなら、その近くで見守るのが1番ですよね!

 それではまた!




あとがき
 私の所にも華代ちゃん来ないかなぁ。
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