異世界の華代ちゃん   作:古代 有朱夢

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※「華代ちゃん」シリーズの詳細については、以下の公式ページを参照して下さい。
http://www7.plala.or.jp/mashiroyou/kayo_chan00.html



K1.異世界転生

 こんにちは。私は真城華代と申します。

 

 最近は本当に心の寂しい人ばかり。そんな皆さんの為に私は活動しています。まだまだ未熟ですけれども、異世界にて、お悩みなどございましたら是非ともお申し付け下さい。私に出来る範囲で依頼人の方のお悩みを露散させてご覧に入れましょう。どうぞお気軽にお申し付け下さいませ。

 

 報酬ですか?いえ。お金は頂いておりません。お客様が満足頂ければ、それが何よりの報酬でございます。

 

 さて、今回のお客様は…。

 


 

 真っ白い空間でおっさんが俺に話かけてきた。

 

「異世界に転移してくれ!」

 

「へっ?」

 

「わしはお主達が言う異世界の神をしておる。メルヘンな世界で偶に魔王が現れるくらいの平和な世界なのじゃが、マシロカヨが現れてからは……」

 

「マシロカヨ?」

 

「元々はお主達の世界の超常的な存在のひとりじゃった。お主達の世界の神は既にカヨの被害にあっている。つまりはカヨは実質的にはお主達の宇宙の支配者じゃ。」

 

「そのカヨが何か問題なのか?」

 

「問題も、問題じゃ。此処はわしの世界じゃ。そんな所にカヨがやってきては、わしの世界を支配されるかもしれん。異世界に行って、カヨを討伐してくれ!」

 

「そうなのか、それじゃあ引き受けよう。」

 

「ありがとう。」

 

「お願いなんだけど、討伐のためにチートをくれないか?」

 

「当たり前じゃ。好きなだけ、チートを言ってみろ。全部叶えてやる。」

 

「敵の攻撃の無効と天才的な魔法の才能と技術、顔面偏差値80、自動言語翻訳、防御貫通をつけてくれ!」

 

「うむ、構わない。もっと、チートをつけてくれて構わないぞ!」

 

「それじゃ、残機無限も追加で!」

 

「了解した。それではカヨちゃん討伐の朗報を待っているぞ!」

 

 


 

 

 俺は気付くと草原に立っていた。

 せっかくチート貰ったことだし、試し打ちでもしてみるか。

 ここは安全性を考慮して水魔法かなぁ。

 

【μπάλα νερό 】

 

 すると頭上に大きな水の玉ができる。って、なんか落ちてきそうなんだけど、どうしよう。

 考えている間に空から水が落ちてきた。

 体が水に飲まれる。

 くそ、上手く動けない。水の中じゃ詠唱もできないし……。

 くるしい、溺れ死にそう。

 だれか、だれか助けてくれ!

 

 あれ、体が上手く動く! というか息苦しくない。

 うん? 何か紙があるな?

 

 ココロとカラダの悩み、お受けいたします 

 真城華代

 

 名刺かな? 異世界にも名刺文化ってあるんだ〜。

 

 多分、このシンジョウハナヨさんが魔法で助けてくれたんだろうし、お礼を言わなきゃ!

 

 俺は水の上へ顔を出す。

 

 大きな池のような状態になっていた。

 当たり一面水で埋め尽くされている。

 

 水の上に顔を出してるのが苦しい、体が勝手に動き、水の中に沈む。

 

 水の中を進んで、いくと美しい人魚がいた。

 流石は異世界。人魚もいるんだな。

 

「に、人魚?」

 

 人魚が驚いたような顔をして言う。

 人魚は自分なのにどうしたんだろうか? もしかして、人魚は人魚と鳴くのだろうか?

 

 気にはなるけど、先にハナヨちゃんがいるかもしれないので前へ進む。

 

「女みっけー。」

 

 後ろから突然に抱きつかれた。

 どういうことだ?

 後ろから抱きついてきたそれは俺の胸を揉む。

 胸?

 俺は下を向く。すると、たわわに実った胸がある。

 なっ?

 さらに下を見ると、足が魚のようになっている。

 上半身が女で、下半身が魚!

 俺は人魚になっている⁉︎

 俺は抱きつかれた腕を解き、後ろを見る。

 そこには、金色の髪で、たわわに実った胸をぶら下げる人魚がいた。

 

「急に空から水の玉が降ってきて、こんな女に出会えるとは俺もついてるぜ。」

 

 山賊のようなセリフを言う人魚。否、山賊だった人魚なのだろう。

 それにしても可愛いなぁ。

 向こうから、触ってきたんだし、いいよね?

 カヨの討伐とかどうでも良いや。

 

 俺は元山賊の人魚の胸を揉む。

 

「な?」

 

 初めて感じた胸を触られる感じに困惑しているのだろう。

 

「俺に胸?」

 

「ふふ、人魚なんだから胸があって当然でしょ?」

 

 そう言って、人魚の胸をさらに触る。

 

「あぁ。」

 

 


 

 ふぅ。異世界での初めての沢山の人からの依頼でしたので、大変でした。

 あんなに強い魔法を放ったのは誰なんですかね。私がいなかったら皆さん死んじゃう所でしたよ。

 まあ、みなさんを救えてよかったです。

 

 それでは、また。

 




 華代ちゃんシリーズを書くのは初めてなので、下手くそかもしれませんがこれから頑張ります。
 感想や批評、評価あったら嬉しいです。
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