ありふれてない研究者(車椅子)が異世界に来ちゃった話《凍結》   作:排他的

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プロローグ

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はじめまして。私の名前は、佐野。佐野咲人。

日本とアメリカの合同金属研究所『アーク』で学生でありながら、

研究者をしている。

 

なんの研究かって?従来の金属を凌駕する、新しい金属、

『コアメタル』を開発して、そのコアメタルの産業への利用が可能か

研究している。

 

そんな人生を楽しんでいるかと聞かれると、

楽しんでいると答えると思うよ。

 

ある欠点さえなければね。

 

私の足は動かない。常時車椅子さ。

 

私の作り出したコアメタルでもこの足の問題は解決出来なくてね。

 

また、私は世界的に有名……らしい。そのことを私は知らない。

研究所に住んでいるし、

出かけるといえば学校にしか行ってないからね。

 

誘拐される可能性がある。ということで、私の周りはボディガード

ばっかなんだ。

 

親にも会えない。まああちらさんは私のことを金稼ぎの道具としか

思ってないだろうけどね。

 

そんな私にも友達はいる。南雲ハジメというオタク……といえば

いいのかな?そんな子だ。

 

いつも学校でひとりぼっちの私に構ってくる。

 

 

最初は鬱陶しいと思っていたが、

車椅子を押してくれたり、一緒に遊んでくれたりしてくれて、

私は次第に心を許していた。

 

高校に入っても友達だ。

 

そんな私が『トータス』と呼ばれる異世界に飛ばされる

物語が始まろうとしていることを、異世界に転移させられる3時間前の

私は気づかない。

 

 

 

 

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異世界転移3時間前……

 

私はボディーガードの1人に付き添われ学校に来ていた。

登校していたと言った方が正しいか。

 

いつも遅刻ギリギリに登校している。

 

またハジメは檜山達小悪党組にバカにされていた。

 

「もう少し早くくるべきだと思うよ?佐野くん。」

 

そう言ってきたのは天之河光輝。

スポーツ勉強万能、イケメン?で才色兼備なクラスのリーダー的存在だ。

 

「研究が忙しいからね。君が気になるならば謝罪しよう。」

 

「光輝もそう言うことを言っている訳では無いわよ。

佐野くん。まあ研究所から、ここは車でも3時間かかるそうだし

仕方ないだろうけどね。」

 

天ノ河の言ったことの補足?を入れたのは、八重樫雫。

クールビューティーな剣道少女であり、学校内での2大女神と

呼ばれる存在だ。

 

「もう少しで授業が始まる。失礼するよ。」

 

そう言って2人は立ち去って行った。

 

実際、天之河のことは苦手だ。

自分の価値観を人に押し付け、それを絶対正義と思い込む。

 

たまにたちの悪い政治家が私を訪ねてくる時がある。

 

そんな政治家達はみな、「君の才能は日本の利益のために役立て

なければならない。アメリカとの外交に。」

といつも言ってくる。

 

そんな政治家と天之河は同じ人間性をしている。

 

そんな話はさておき、

 

畑山教諭が入ってきた。

 

「はい!皆さん!おはようございます!今日の授業は…………」

 

畑山教諭。身長が低い。子供たいけゲフンゲフン

 

スレンダーな体型をしている。

 

威厳のある教師を目指しているようだが…………多分無理だろう。

 

怒ってもあまり怖くない。だが、他の教師とは違い、

みんなと変わらず接してくれる。

 

そこは評価すべき点であろう。

 

そんなことを考えていたら、とっくに3時間の授業は終わり、

昼ごはんの時間になっていた。

 

「また咲人は10秒チャージなの?」

 

そう言って来たのは私の親友、南雲ハジメだ。少々いじめられては

いるが、順風満帆に学校生活を楽しんでいるようだ。

 

「そういうハジメもカロリーメイトじゃないか。

私の場合研究が忙しくてそこまで昼ごはんに時間をかけてられないのだ。というより、そろそろ白崎が来るぞ。」

 

「南雲くん!お昼ご飯それだけ?一緒に食べようよ!

私!南雲くんのためにお昼ごはんを作ってきたの!」

 

このテンション高いやつこそトラブルメーカー(咲人的には)

白崎香織だ。

 

「いやごめん。もう昼飯食べちゃったんだ。」

 

「そんなんじゃ足りないよ!男の子なんだからもっと食べないと!

栄養が足りないよ!」

 

あれ。私の事は?厚かましいようだが私も居るのに…………(╥﹏╥)

 

ちなみに、白崎のことを紹介しておこう。

まあ2大女神であり、またも才色兼備な美少女である。

 

だが、私は知っている。ボディーガードと共に車で帰っていたら、

ハジメのことを(*´д`*)ハァハァとしながら陰ながら見つめていたことを。

 

ハジメにそのことは喋っていない。あまりにクラスのマドンナが

怖すぎて、喋れない。

 

「寝坊助な南雲にはもったいないよ。香織の美味しい美味しい

お弁当を寝ながら食べるなんて僕は許せないな?」

 

天之河のもうひとつの欠点。

それは思い込み。詳しくはめんどくさいから言わないが、

白崎は自分のもの、八重樫は自分のものと考えている……らしい。

 

「?なんで光輝くんの許しがいるのかな?かな?」

 

水を差された白崎は若干天然の入ったツッコミを入れる。

 

ハジメから借りたポケ○ンとかいうゲームの言葉を借りると

天之河光輝に白崎の天然ツッコミは効果が抜群だ!

といえばいいのかな?

 

そんなことをしていると、

 

突如天之河の足元から魔法陣らしきものが映し出され、クラス全体に

行き渡る。

 

畑山教諭が教室から出るよう言ったが、時すでに遅し。

 

私とハジメ含むクラスのみんなは異世界トータスに飛ばされていた。

 

《続く》




はじめまして!排他的と申します!
学生で、テストが終わったので、
ハーメルンに投稿してみたいなぁーと思って、
ありふれた職業で世界最強の二次創作を投稿させていただきます。

次回は咲人のステータスとトータスでの役割について書いていこうと
思います。

これからも読んでくれる方はよろしくお願いします!

文字数少ないですけどね。
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