ありふれてない研究者(車椅子)が異世界に来ちゃった話《凍結》 作:排他的
朝。仕事だ!仕事!ハジメ達は畑山教諭とともにウィルって子を
探しに行ったけど、そんなの関係ねぇ!
こちとらまた剣と鎧300個作んなきゃいけないんだよ!
「大分病んでますね…………」
「飯食わないと、意気消沈する人に言われたくありません…………」
「なんで私仕事してるんでしょう…………私護衛ですよね。
ねぇ、そうですよね?」
「…………正直に言っていいですか?」
「はい。」
かしこまるキリアさん。
「バースあるし、魔法チートだから別に護衛いいんじゃないかって
思い始めてきました。」
「そんなこと言わないでくださいよ!」
「まぁ手伝ってくれてるからありがたいですが。
下手に工房来て、俺にも特注の武器を……って縋ってくる、
同学よりマシです。」
「マシですか………それよりは上なんですね。
良かったです。」
足音がする。
「…………誰か来てますね。」
「申し訳ありません。開けて貰えませんか?」
「キリアさん開けてきてください。」
「了解です!」
キリアさんが開けたドアの前には、銀髪美人メイドさんが立っていた。
「あの。どなたでしょうか。今日は300組の剣と鎧以外
作らなくていいはずなんですが。」
「私の名前はノイントと申します。
我が主が呼んでおられます。至急来ていただけませんか?」
「はぁ。申し訳ありませんが仕事が立て込んでおりまして。
また後日にお願い出来ませんか?それか……」
私はキリアさんの方を見る。
「私が代わりに行きますので……。それでいかがですか?」
「どうしても駄目でしょうか?」
…………一瞬技能が発動された兆候があったような……
「失礼ですが、貴方今技能を使いませんでした?」
「?!どういうことですか!」
「…………バレてしまいますか。さすがは我が主が求める方です。
"魅了”が効かないなんて。」
「キリアさん構えて!」
「わかりました!」
キリアさんが前に出て剣を構えると、
チャリン!
「変身!」
カポーン!
バースを装着する。
チャリン!
カポーン!
『DRILL ARM!』
「合わせてください!キリアさ…………」
キリアさんが既に気を失っていた。
「少々腕づくで神域まで回収させて頂きます。」
チャリン!
カポーン!
『CUTTER WING!』
チャリン!
カポーン!
『BREST CANON!』
チャリン!
カポーン!
『CATERPILLAR LEG!』
チャリン!
カポーン!
『CRANE ARM!』
チャリン!
カポーン!
『SHOVEL ARM!』
「意外に攻撃しないんですね。換装のために距離を取ったのに。」
「私がそのアーティファクトに負けることはありません!」
直後に双大剣が取り出され、私にぶつかる!
「は、速い。バースでも認知出来ないとは!ならば」
チャリン!チャリン!チャリン!チャリン!チャリン!
カポーン!
「セルバースト!」
高出力のブレストキャノンから放たれるビームにより、
ノイントは焼き払われるはずだった。
「ガバッ!」
バースが10メートル後方に弾き飛ばされ、変身解除させられる。
「下半身不随でしたよね。車椅子も一応回収しましょうか。」
「なんで……ブレストキャノンの直撃を受け流せる……」
「…………何か撃ちましたか?貴方……」
全く気にしてないのかよ。この銀髪……
「あぁ。そこの騎士も回収するんでしたね。」
そのまま意識を手放してしまった…………
そのままキリアさんと一緒に神域と呼ばれる場所に
誘拐されるとは知らずに………………。
《次回に続く。》
ノイントにバースで勝てるわけないよな。
次回もよろしくお願いします!