オーバーロード ナザリックのキセキなペット枠   作:キーボス

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第1話     最終回全てを置き去りにして僕は

 

 

『魔神並みの、魔神よりも強い悪魔が王都に現れました!先生!』

 

繋がれ!っとイビルアイは必死に祈って、とにかく大量の精神力(MP)を使って助けを呼んだ。

どうか、モモンさまを救って!と。

 

その願いは、

 

「まったく、今日はイベントてんこ盛りだ!ヒャッホー!!」

 

呼んだ瞬間には、すでに目の前の円卓で雄叫びの様な声を上げて鼻息荒くフンス、とキメ顔の四足動物。

額の宝石がキラリと光彩を放ち、どんな色にも輝く。

 

「やぁやぁ!久しぶりだね!退屈していたんだよ!」

 

その四足歩行の生物を会議室の全員が凝視する。

ハッキリ言ってこいつはナマモノだ、雰囲気をぶち壊してからの入りが肝心だ。

 

「十三英雄の師にして、聖獣とは僕の事さ!よろしく!当代の英雄よ!」

 

すんごい芝居がかった仕草とどや顔で、かつての友に語りかける!彼が立てた計画だろう。

だってプレアデスにデミウルゴス、はたまたマーレまで。

これで気づかない筈がない。

男役なのにモモンとか名付けてるし、こりゃ間違いないでしょ。

このネーミングセンス、切れ味抜群だせ!

親指を立ててグっ!とモモンガさんに向ける。

 

「あ、え、あ?え、ーーーーーっっっ!?!?」

 

あ、混乱してる。

うわ、あれナーベラル?動いてるし喋ってる!すごいね!すごいよ!超美人さんだ!

って、ナーベラル!!涙ぐみながら膝をつきかけてる!?

 

『落ち着いて!これってバレたらヤバい計画だろう?』

 

メッセージを飛ばして、ナーベラルとモモンガさんを押し止める。

ふふふ、こりゃたまらん催し物だせ!!

ツアーの苦言など知ったことか!!僕は絶対にこの祭りに参加だぜ!ヒャッフー!!!

え?自重?なにそれ、食えんの?いや、違うな!くっちまえ!

おい!そんなもん(自重)振りかざしてどうしたよ!

そんなもん(自重)かなぐり捨てて掛かってこいよ!!

これから始まるのはお祭りだ!お祭りなんだ!200年振りのお祭りなんじゃぁぁぁぁーーーー!!!

僕が自重などさせない!派手に楽しく!面白おかしくしてやるぜ!!

ツアー?ほっとけ!あんな世界を守ってる気になってる木偶の坊のかわいこちゃんなど!!

全てはどうなろうとこの世界に生きるもの達の勝手なのだぁぁぁぁぁーーーーーー!!!

ヒャッホーーーー!!!

 

 

 

これは、200年の歳月で、あまりに暇すぎた原作キャラの仲間のオリ主が性格変質し、人間性を失った結果、自分に被害が無ければ全て楽しいの精神となった、素晴らしくご都合主義の物語が、今始まったのである!!!

 

 

~完~

 

 

 

 




お疲れさまでした。
ふふ、置き去りでしたねぇ。
アインズ・ウール・ゴウンの仲間に久々に会い、テンション爆上がりなうえ、その場の全てを置き去りにする所業。
彼は、彼に会うのは早すぎたのだ。
モモンガさんは二百年で感性が完全な異業種となった友にあって四苦八苦。
ナザリックの面々はすぐ馴染めちゃったのに、アインズ様だけたじたじ。
そんな未来が待ってると思うと、オラワクワクが止まらねぇぞ!!


とりあえず、お疲れさまでした。
続くとしたら、そのままラナー姫に紹介されて、異形な心が通じ合いそのまま意気投合。
ラナー姫全力協力の元、全てを巻き込んでデミウルゴス劇場を手伝い、聖王国の根底を破壊した上で献上の流れ待った無し。
そのあと暇潰しにネイアを弟子にしつつ、余ってた課金アイテムで目を少しだけ(勝手に)改善してみたり。
そうして、楽しそうなら全てを置き去りにしてしまうのだった。

みたいな続きの予定(未定)を考えるがこれ以上長く書くと、質も悪く、そして俺が疲れるんやで?

チャンチャン♪

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